2017-04-17

仙台で博物館、美術館に関わる様々な人の優しさに触れた。





一時帰国の際、仙台に親子三世代で行きました。
そこで数多くの博物館、寺院に行ったのですが
驚かされたのはボランティアガイドの皆様の優しさ。


親子三世代、しかも孫は半分英語脳的な感じなので
基本が挙動不審。なのに皆さん
どんどん声をかけてくださる。


そして


本当に色々説明して下さる。
はっきり言って、感激しました。




そして皆さんが
この場所を盛り上げよう、きてくれた人に楽しんでもらおうと
創意工夫をしている姿に
感涙状態でした。


この環境作りは
ボランティアさんと学芸員さん。
そして様々なスタッフさんの
協力のもとに出来ているんだろうなあと
自分もシンガポールでガイドをやってるので
改めて思いました。



これって
みんなで協力し合わないと
出来ない。
お互いがお互いの立場に
尊敬を持たないと出来ないですよ。


どっかの大臣が
観光マインドのない学芸員はガン、一掃せよとか
言ってたそうですが
今回の仙台ではそのままの素晴らしい環境を
皆さんがとてもわかりやすく親しみやすく
伝えてくれましたよ。


イベントだなんだ!ってしなくたって
十分楽しめますよ。
英語表記が表示されてなかったとしても
ボランティアガイドさんが
ファイルで説明してくれる人もいましたよ。



学芸員さん、ガイドさんを間違える人って多いんですよね。
私もボランティアガイドしてると
学芸員さんですか?と言われることもあります。
その前に「日本語上手ですね」も多いです。


展示におけるお客様との関係性と言えば
ガイドさんは実際にお客様に触れる役。
学芸員さんはガイドさんがやりやすいように
環境を整える役ですね。


両者は観客からは見えづらいけど
動員数などの数値からは見えづらいけど
密接に協力してそこで
私たち鑑賞者は展示を楽しめるんですよね。


どっかの大臣さんが
学芸員さんだけをターゲットに揶揄するのは
実際にこのような場に行ってないからなんでしょうね。
本当に、こんなに楽しいのに、もったいない。


なので


私が伝えることにします。
私は「今、こんなに楽しく文化芸術を体感できるんだよ」
をわかりやすく伝えることが
役割だと思うからです。



どんどん出かけていくもんね♬

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-04-15

一時帰国していました。そして原点に帰る。




私(たち)がギャラリーや美術館を巡るようになってから
あっという間に10年が経過しました。
何度も書いていますが
私が子連れで美術館、ギャラリーを巡るようになったのは
子供の教育とかなんでもありません。


私は日本的なママ友付き合いをこなせる自信が
全くなかったからです。
当然ママ友は出来ませんでした。
日本的なママ友付き合いを否定するわけではないです。
私には、どうしてもできなかっただけです。



しかし、いつまでも家に引きこもっているわけにもいきません。
だったら
子供 のころから好きだったけどぼんやりとして好きなだけだった
美術鑑賞を「真剣にやってみよう」と思ったのです。
出かける口実として。











ギャラリーMOMOは毎回一時帰国の際に伺います。
冷静を保っていますが行くたびに
実は正直泣きそうになります。なぜなら
ここは私を救ってくれたギャラリーの1つだからです。
もし、ここで「赤ん坊連れはちょっと。。」といわれたら
私はきっとここまでアートを見続けていなかったと思います。
いや、もしかしたら
息子と親子関係を構築できていなかったかもしれません。



ここをはじまりとして
私たちは数多くの数多くのギャラリーを訪れ
沢山のアートに関わることで
私は人生を救っていただきました。
そして私たちには沢山の「帰る場所」が出来ました。






当時は「子供連れで美術鑑賞なんて!」と匿名でお叱りをうけることもありました。
私たちの様子をネット上で観て
「大人の都合で(子供らしい遊びもさせないで)美術鑑賞に連れ回している」と
批判しているつぶやきをみて凹んだりもしました。
子供らしい遊びをもっとさせてあげてください!運動させてあげてください!
と匿名でコメントを下さる方もいました。



1日は24時間あって私たちは別に美術館に住んでるわけじゃないのにね。



私は実は言葉の応酬がとても苦手です。
特に激しい言葉(それを本音という言葉に置き換える人がいますが)を
直接ではなく オープンな場所でいきなりぶつけてくる人が
とても苦手です。


正義の定義というのは
人それぞれ、状況によってかわるのに勇気があるなあと思います。
私はその定義を否定するつもりもないです。
定義についての話し合いをいきなり
公共でされるとびっくりしてしてしまう。


私は本当にダメ人間です。
だから間違いも沢山犯します。
注意されたりお叱りをうけることも沢山ありました。


私は美術に救いを求めました。
その救いの求め方は相当真剣にだったと思います。
だから好きなことだけを書き記してきました。
ここまで長く続けてきたので
最初は「素人」という言葉に逃げていましたが
最近はもう逃げることは止めました。
でも無理をすることも止めようと思います。
自分ができるフィールドでは
じぶんという立ち場に責任を持って
自分のペースで自分の好きなことを書き記していく所存です。


もしこれを読んで下さる方で
今、どうしようもなく辛い気持ちだったら
ぜひ美術館に足を運んでほしいと思います。
赤ちゃん連れで辛いという方でだったら
公共のアートスペースでもいいし
サイゼリアに飾られている絵でもいいです。
別に美術じゃなくてもいいんです。
映画館でも図書館でもいい。
何かが表現されてる場所にいってほしい。
そこで表現に身を委ねると
「自分が絶望している世界とは違う「別の世界がある」を
感じ取れるとおもうんです。
その絶望との分断の第一歩を踏み出すことができたら
きっと世界はかわります。


受け入れる努力なんてしなくていい。
許さなくていい。
別の世界があることを素直に感じればいいんです。



全ての表現者に深い感謝と敬意を。
私を救ってくれて本当にありがとうございます。

2017-04-04

ArtScience Museum 「The Universe and Art」が始まりました!


ArtScience Museumにて

The Universe and Art」が始まりました!

こちらの展覧会、以前森美術館で行われていた
宇宙と芸術展」の巡回展なのです。

そしてね、私ね、知ってるんですよ。
巡回展ってただの「巡回じゃない」んですよ。
そこで確変が起こるんですよ。
ものすごい楽しみにして出かけました。


プレス内覧会、パーティーで話題に上がったのが
医学と芸術展を通じての比較でもある

「内なる宇宙」と「外なる宇宙」。

そうなんですよね。
胃カメラ飲むたびになんかブラックホールってこんな感じかなって
思うんんですが、それって間違ってないことを
確信しましたね。


曼荼羅1つとっても京都から来た曼荼羅と
インドから来た曼荼羅の違いにまた
違う宇宙を感じたり。





そして個人的にすごく面白かったのは
貴重な記録であるホロスコープの向かいに
「竹取物語」絵巻があったこと!


私、調べ物とかしてる際に根詰めちゃうと
妄想が止まらなくなってしまうんですね。
あ、私だけじゃないんだ!って
なんだか嬉しくなりました。



そして3月で見たバーゼルで拝見した作品の
仲間たちも再開。

息子さんのモノマネの完成度、どんどん上がっています。



個人的にとても感銘をうけたのは
天文書をまとめたコーナー。
宗教裁判との関係性や科学者同士の関係性など
面白いサイドストーリーだらけなのですが


「ここ、初版本祭やん」


と気づいてしまってからは
このコーナーだけでプリウス何台買える?とか
現金な妄想が止まらなくなりました。


そういう時はイスラムの天文書で心を清めましょう。



ああ!これ見た!という作品も
もちろんあったのですが
新しい展覧会においての新しい発見も多々あり
ああ芸術をいろんな場所で見てみるって素敵!って
改めて思いました。


いつの日か息子がおじいさんになる頃には
宇宙での展覧会が一般化してるかもしれませんね!

ちなみにこの展覧会では宇宙での作品展示についての
展示もあります。
何が書いてあるかは、、シンガポールだから、言えません。



今回はパーティーでは息子も参加させて頂き
とてもたのしい時間を過ごすことができました。
ArtScience MuseumではNASA 展も開催されていたのですが
ドキュメンタリー的要素とはまた別な芸術による宇宙絵巻の世界。
ぜひたくさんの人に観て頂きたいと思います。


ちなみに「FUTURE WORLD」とのコンボチケットも発売されています。
森美術館の展示であった
「Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well, Transcending Space」
を同時に楽しむことができます。
ぜひ、足をお運びください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-04-03

National Museum of Singaporeで「Story of the Forest」を100%楽しむ方法



春休みですねー。
シンガポールでも日本からの観光客の皆様を
お見掛けする機会が増えました。


ミュージアム愛に溢れる私としては
ぜひ心底楽しんで頂いたい!と言うことで

National Museum of Singapore「Story of the Forest」
を100%楽しむ方法

をご紹介したいと思います。



1:はやる気持ちを抑えてまずはGoh Seng Choo ギャラリーへ

さあ綺麗な展示を見るぞ!と思う気持ちをまずはぐっと抑えて、
National Museum Singapore2階にあります
Goh Seng Choo ギャラリーへ向かいましょう。

こちらにはファーカーコレクションという
貴重な資料が展示されています。
このウィリアム・ファーカーさん。
シンガポール建国の父と言われている
スタンフォード・ラッフルズの部下でした。
彼は実質的な統治(まあいわゆる現場担当)で
そこで生物学的な記録を残すために
中国系の画家を雇ってシンガポールの動植物を記録させたのです。



ここには477の記録が残っています。
近くで見るととても美しい線が今でもきちんと残っていることに
驚かされると思います。



そして中心部には剥製も。簡易剥製(仮剥製)といって保存を最優先にした
剥製の姿は心が痛みます。

この展示のテーマは「Desire and Danger」です。
Desireは欲望、つまりお金になるような動植物、
Dangerは危険を伴う動植物の紹介になっています。


ここでいくつもの動植物を覚えておくべきなのですが
当然ですが覚えきれるわけがありません。


そこで子供用のガイドを持っていきましょう。
(ちなみにPDFのリンクがあるのでここでみるのもオススメです)



では大体の登場人物(動植物)がわかったら
いざ、Story of the Forestの場所へ参りましょう!



では出陣なのですが
そこで今回は100%楽しむ方法なので
アプリを確実に設定したいと思います。



2:アプリを正しい環境で設定しよう



「Story of the Forest」のアプリは
iOS、Android両方あります。入り口にQRコードがあるので
そこからリンクに飛ぶのが一番簡単でしょう。

DLが終わったらアプリ設定の
「位置情報」「写真アクセス」を有効にすることを
忘れないでください。



そしてここ大事。NMSの無料Wi-Fiに繋ぎます。
こちらのアクセス画面を確実に出してください。
そしてそこでチェックを入れて任意のアドレスを入力。
場合によってはリトライが必要な場合もありますが
焦らずゆっくりと。


このアクセス完了の画面が出たことを必ず確認してください。



そして環境が整ったことを確認して
先ほどDLしたアプリを起動しましょう。
そしてスタート画面までスワイプ。


そこでストップ!そして中に入りましょう。



ドーム、綺麗ですね。。。


3:さあゲームの始まりです。
展示の始まりであるこの最初の入り口の場所で
先ほどのスタート画面のボタンをプッシュ。


少し待ちます。
ここはそれぞれのスマートフォンによって
起動のスポードは異なるようです。


焦らない焦らない。




出てきました!
下部が自分の近くにいる動植物。
その動植物を探して写真を撮りますと。。




マイコレクションに追加されます!
わーい。




あとはこれを繰り返すのですが
時々さきほどギャラリーで見た動植物を思い出してください。
ねえねえすごくないですか???
1世紀以上も前の記録画が、動いてるんですよ!!



ファーカーさんに雇われた絵師は
こんな気持ちで当時の動植物を見ていたのかな?とか
想像が膨らみますね。
画家さんがこの状態を見てたら
「ああこれが俺たちの時代にあったらもっと楽だったのに!」とか
絶叫してるかもしれませんね。


ただ綺麗なだけじゃない。
ただ歴史的だけじゃない。
新しい博物館の形がここにあります。


そしてこのシステム。
とてもスムーズに動くということは
多大な情報をやり取りしているということでもあります。

あっという間に電池がなくなるので
注意してくださいね。




それぞれの頃合いのタイミングを見計らって
ドームの下で休憩しながら
シンガポールの動植物に想いを馳せてみてください。
時空を超える旅に出れるはずです。


そして。


この動植物たちは現在も普通に生息している動植物も
いっぱいいます!
鳥など、見たことがある!というモノを発見したら
マイコレクションを確認してみてください。


もう学ぶ場所は一箇所ではないのです。
同時に楽しむ場所も1箇所ではない。
学びと楽しみは常に共存するのです。



これで私たちも
「新しい驚きと学びの機会と共存している世界」
に属しています。
そう、ファーカーさんと同じように。


この展示は常設展示です。
シンガポールに来たらいつでも体験可能です。
ぜひ、足をお運びください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-04-01

The Japan Creative Centre「Playful times, playful computing A lecture on interactive media by Dr Yuichiro Katsumoto」を拝聴しました


The Japan Creative Centreにて

「Playful times, playful computing A lecture on interactive media by Dr Yuichiro Katsumoto」

を拝聴しました。



デジタルカメラやスマートフォン、iPadが、わたし好きです。
本当に、本当に、好きです。
そしてガジェットカテゴリーだけど
もうどうしようもないことに
とてもこだわり楽しんでいるような
デジタルガジェット(玩具)はもっと好きです。

今回講演はそのデジタルガジェットについて。
正直それだけできっと好き!と
何も下調べもしないで行ってしまいました。



今回の登壇者である勝本 雄一朗さん
1981年岐阜で産まれ、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスにて
映像制作を学びながら、次第に時間に対して有効なメディア表現に
挑戦するようになりました。
いい時間を過ごせるガジェットをつくりたいという
想いに溢れて活動しておられます。


まあね難しいことは抜きで
もうね、楽しくなっちゃうんですよ!
例えば。雨刀(AMAGATANA)。



私は息子を育ててきて、息子が幼稚園に入って
思い知らされたことがあります。それは

「傘ってなんでそんなに曲がるの折れるの」

私は男子という生命体は
「傘をそのまま持つということは苦行」
であることを学ぶことになります。
正直なんで傘振り回すのさ。。と思っていました。
しかしこの雨刀のコンセプトを拝見して



あああこれがしたかったんだ
と心の奥底から納得することができました。
ガジェットによって
思い通りにならない状況に対する
対処法を教えてもらい、
結果としてこのガジェットに関らなくても
「楽しい時間」を頂くことができました。

その他にも新しい視点がいっぱい!
ロボット1つとってもとってもユニーク。


Mojigen & Sujigen from yuichirock on Vimeo.




「もじげん」と「すうじげん」。
私たちの日常に数多く存在する「文字」と「数字」を
自分たちの代わりに動いて表現してくれるロボットです。
ここから産み出される文字や数字を表すための動きは
本当に、本当に美しいです。



私と息子は
講演会中、ずっと笑顔。
ワクワクが止まりませんでした。
プレゼンテーションもとてもわかりやすく
息子はとても面白かった!と話していました。



勝山さんはガジェットが産み出される過程、
そして関わる結果において
「より幸せになりたい、幸せにしたい」と
何回もお話しておられました。




産み出す際に
より深くユーモアをもって関わること。
笑顔になること。
これって実は本当に大事ですよね。

ご挨拶をさせて頂き、
記念撮影にも入れて頂きました!
ありがとうございます😊。
次回、ラボにも伺わせて頂くことになったので
更に楽しみです!

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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