2018-04-27

君はThe National Art Galleryで開催していたのKL biennaleを知っているか!?! 



Kuala LumpurのThe National Art Galleryで開催していた

KLビエンナーレをご存知でしょうか。

かつて、東南アジアではアートの祭典といえば
Singapore Biennaleでしたが
現在はバンコク、ジャカルタなどでもビエンナーレが開催され
東南アジアもそれぞれの活動を見せています。


去年、シンガポールからマレーシアのクアラルンプールに引っ越す際に
色々調べていたらなんと

KL biennale 2017

というものが開催されると発見!!!!
なにそれ!!!知らなかった!!!


しかも、会期は2017年11月から2018年3月まで!!!長い!!!!


というわけで実は11月から現在の1月まで、毎月KL biennaleに足を運んでいます。
入場料は無料。
展示の様子と会期中の自由すぎる展開を記録に残したいと思います。




最初に行ったのは11月。
まだアナウンスも少なく、訪れたことそのものに驚かれてしまいました😅
展示はまだ完成されていないものも多く(でも閲覧は可能だった)
入れないブースもありました。
正直、誰もいないので「あれ、私会期前を無理やり入ってる?」と焦りました。
マレーシアの103人のアーティストと11人の国際アーティストからなる
大規模なビエンナーレとのことですが
見れる場所とそうでない場所があって
結局全容を確認できませんでした。









そして12月。少しだけ雰囲気が変化。
まずグッズのショップが出来てました。
そしてほぼ全部観れるようになってました。
(日本から誰が参加してるのか!?と思ったらランドセルプロジェクトでした!)
大きな荷物は預けてくださいなど
ロッカーなどの施設も出来てました。










そして1月。
入館料は無料ですが、入場手続きをしたらシールがもらえました!
息子の学校の関係で土曜日に行ったからでしょうか。
そして結構人がいました。




1月にはFacebookページやInstagramもフル稼働。
いい感じのポストも増えてきました。
(なので今回はインスタグラム引用でやってみてます)
10RMの薄いカタログもあって
これはこれで良かったです。


2月には遠足プロジェクトのシンポジウムなども行われたそうです。
私は息子の試合で行けないので超残念でした。
でもシンポジウム以外の日に再訪してみると
別のイベントが行われていましたが。


全部マレー語だったんでわかりませんでした。


ただ、日本語で行われてるイベントを
日本語がわからない人が聞いてる気持ちを
疑似体験できたので良かったです。


そして3月。立派なカタログが出来てました。
そして閉会直前、日本への一時帰国の前に行ってみると。。。


なんと一部分が先に終了して
別の展覧会が始まっていました。



なんて自由!!!!!





このビエンナーレ。
最初はおい大丈夫なのか的な危うさを感じましたが
1つの場所で少しずつ体制を整えていきながら
現場の皆さんはとても優しくて笑顔が素敵で
雰囲気はとても素敵なビエンナーレでした。




「数ヶ月間で体制を作っていく」スタイルというのも
実はありなのかしらと思ったりするくらい
本当にいい雰囲気。
参加するアーティストさんは
振り回されて大変だと思いますが鑑賞者としては
とても楽しかったです。

次回はどうなってるのか、そもそも開催できるのか
全く予想ができないくらい
自由すぎるビエンナーレでした。
おそらく2年後はまだKLにいる「はず」なので
楽しみにしたいと思います。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-04-26

STPI (Singapore) 「Dinh Q. Lê: Monuments and Memorials」を観てきました。



STPI (Singapore) にて

「Dinh Q. Lê: Monuments and Memorials」

を観てきました。


Dinh Q. Lêさんの作品は実は随分前から拝見していました。
それは森美術館での個展があったから。


2015-09-26
森美術館「ディン・Q・レ展:明日への記憶」を観てきました。


あのあと私は実際にホーチミンに足を運ぶことができました。

2017-06-27
ホーチミンで統一会堂に行ってきました&ホイヤンに行ってきました。

その後で見たサンシャワー展に出向いた時。
ああ実際に足を運んで本当に良かったと実感しました。


2017-07-08
森美術館&国立新美術館「サンシャワー 東南アジアの現代美術展」を観てきました。


そしてその数ヶ月後、お手伝いしていた展覧会の
オープニングパーティーで私はDinh Q. Lêさんに実際にお会いすることが出来ました!
しかも展覧会をお手伝いしていた関係でなんとスタジオ見学もさせて頂きました。


その時、作成されていた作品が今回の展覧会
「Monuments and Memorials」になります。
こちらはシンガポールでの最初のソロの展覧会だそうです。
(同時に香港でもやってたんですよね。すごいなあ)

Dinh Q. Lêさんの作品の特徴に

メッセージ性とかっこよさと適度なユーモアのバランス

があげられると思います。10歳のときにポルポト派の侵攻、
及びベトナム共産党政権の圧政下から家族で脱出。
家族で難民船でタイへ渡り、1年間の難民キャンプ生活を経て
アメリカのカルフォルニアに移住したそうです。

そしてカルフォルニア大学サンタバーバラ校に就学したDinh Q. Lêさんは
大学の授業でベトナム戦争がアメリカの側からしか語られない事実に
愕然とし、憤りを感じますが
そこをストレートに反撃するのではなく
写真を使ったアートで表現しようと思いついたそうです。



彼の作品の特徴である写真を細かく切って織物のように仕上げる
「フォト・ウィービング」は彼の
「写真を撮るのではなく、写真を使って世界を表現したい」
という想いから産まれたものだそうです。


実際にホーチミンの街を歩いてみると
とても可愛らしいカフェや先進的な建物と同時に
かごや帽子、ゴザなどが日常で使われているのがわかります。
このゴザを編むテクニックをDinh Q. Lêさんは
子供の頃、おばさんから習ったそうです。


1つの写真が編まれていくことによって
2つのイメージではなく様々なイメージが
ミックスされていきます。
それはまさに現代のベトナムをベースに
世界を飛び回るDinh Q. Lêさんそのものでもあります。


以前森美術館の作品では
ハリウッドの写真とベトナム戦争が組み合わされていましたが
今回はクメール・ルージュ(ポルポト派)犠牲者と寺院という組み合わせ。
信じることが重要なこの2つが組み合わさることで
ベトナムの歴史が立体的に浮かび上がってきます。



様々な社会的抗議の中で数千種類の顔をインターネットより抽出して
3次元に編み上げた作品はとても印象的。
編むという行為が宙に浮かぶことにより
想いの国際化は浮遊し、安定感を失います。
それはまさにちょっとしたことで
大きく動揺してしまう世界情勢のようです。


STPIはとても有能なプリントスタジオを備えています。
今回の巨大な作品群は素晴らしいスタジオと有能なスタッフが
素晴らしいサポートをしたからだと改めて感じました。



このような素晴らしいスタジオが
日本でもいくつも登場したらいいのに。
そして作家にもアートラバーにも
もっと身近になればいいのに。
(STPIは無料で楽しむことが出来ます。
しかも子供のワークショップなども頻繁に行われています)
そう願ってやみません。


5月12日まで。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-04-13

再更新開始

ああああ全然更新してませんね。
やっと落ち着いてきたので更新再開します!

3月、東京、シンガポールと巡ってきました。
その記録も追って書きたいと思います。

theme : ひとりごと
genre : 学問・文化・芸術

2018-03-12

ADM Gallery 1(Nanyang Technological University School of Art, Design and Media )「What is Essential is Invisible to the Eye: Works of Lyota Yagi」を観てきました。



ADM Gallery 1
(Nanyang Technological University School of Art, Design and Media )にて

「What is Essential is Invisible to the Eye: Works of Lyota Yagi」

を観てきました。


現在、クアラルンプール在住ですがシンガポールには月1回行ってます。
それは息子のトライアスロンの試合参加がメイン目的ですが
沢山訪問させて頂いたギャラリーに足を運び続けたいという
私の強い願いも加わっています。

さて。今回は
東京在住時代から本当にお世話になっている
無人島プロダクションの八木良太さんの展示が
ナンヤン工科大学ので行われてるとのことで
ワクワクしながら行きました。


このような大学のアート部門のギャラリーは
本当に素晴らしい環境なのですが


遠い。


慣れてないとあまりの遠さに倒れそうになります。
素直にUberかGrab使いましょう。


八木良太さんの展示は
無人島プロダクションで何回も拝見していて
そしてブログ書けなくて残念無念だったんですが
神奈川県民ホールギャラリー 開館40周年記念展
八木良太展「サイエンス / フィクション」 
Lyota Yagi Solo Exhibition"Science / Fiction"
も拝見してるんですね。
息子にとっては「たこ焼のアーティストさん」だそうです。




さて、展示を楽しみながら私はあることに気がつきました。
どうも息子も同じようなことを気がついたようです。
二人で思わず息子と思わず顔を見合わせて



「ねえ、八木さんって勝本さんと似てるよね」



勝本 雄一朗さん。
シンガポール国立大学にて研究職をされてるJapanese gadget creator。
最近では六本木の東京シティビューでのMedia Ambition Tokyo 2018
素晴らしかったそうです。
(行けなかった!行きたかった!)
めっちゃクールだけどユーモア溢れる作品を
発表してる方。
実は今回のこの展示も「すごくオススメですよ」って
教えてくださったんです。
(もちろんチェックしてます!)って返信して
👍が返ってきて私満足☺️





そう。八木さんと勝本さんは似ている。
クールでちょっと笑えるガジェットアートを作る人は似ている。
きっと彼らは日常、無意識に使われてる様々なツールの



レコードプレイヤーの叫び:
「本当は、俺、別のことしたいんだよね」


砂時計の叫び:
「本当はね、俺、砂見るだけじゃなくて聞いてほしいんだよね」


って呟いてる声をちゃんと聞けるのだと思います。
熱い情熱とは違った別の種類の情熱とユーモア。
クスッと思わず笑ってしまうような笑い。
これをとてもクールなアートにする八木良太さんの世界は
熱い情熱と共に競争意識を前面に出して
競争社会で常に戦ってるシンガポールの学生さんたちに
どんな印象を与えたのでしょう?


きっとこっそり家の砂時計に声をかけたりとかして
日常の中にまた違った世界があることを認識して
少しだけ自分の中に余裕が出来て
嬉しくなっちゃった人とかいただろうなー。



と色々妄想してしまいました。
今回は写真は不可だったのでWEBのリンクを見てほしいのですが

What is Essential is Invisible to the Eye: Works of Lyota Yagi

一見洗練されたデザインルームのような空間に
近づいて作品を見ると思わずニヤッとしてしまうような
ユーモアが溢れていました。
他の鑑賞者さんたちも近づいて行く途中は
不思議そうに眺めてるのですが
キャプションと作品を見て
思わずニヤッ。


思わず私たちもニヤッ。




八木さんと勝本さんが食事したら
外から見てたら超盛り下がってるように見えるけど
でも二人の中では超盛り上がってる!またご飯食べよう!



とかになるねきっと。
あの人たちは世の中のツールの声が聞けるんだよ。
だからレコードやシャワーヘッドや砂時計が
「こんなこと本当はしたいんだけど」
っていう声が聞けるから
こういう面白い作品を作るんだねー。


息子とこんな話をしながら空間を楽しませて頂きました。
ありがとうございました。




4月18日まで。
土曜日は午後開館、日曜は休館です。
詳細は大学のサイトをご確認ください。
シンガポールの大学は郊外にある場合が多く、
公共交通機関を使うとびっくりするほどに
移動に時間がかかります。
ぜひタクシー、Uber、Grabをご使用ください。
その際は住所の他にギャラリーがある建物名
(今回だとSchool of Art, design and Media)を
ドライバーに伝えると
看板を見ながら探してくれるので確実にたどり着けます!

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-03-11

あの日。

その時。



川崎のヨドバシカメラの屋上の
フットサルコートで行われていた
サッカーの幼児クラスに参加している息子を
見ながら私はベンチでぼっとしていた。
睡眠不足で頭がクラクラしていたので
最初の揺れは目眩だとおもった。
しかし揺れはどんどん激しくなり
私はベンチから立ち上がって
コーチに「地震です!」と叫んだ。
動いていた子供達とコーチは最初気がついていなかったけど
私の声で止まると地震に気がつき思わずしゃがみこんだ。
子供、コーチ、保護者がコートの真ん中に集まり
揺れが収まるのを待った。

これやばいかもな

と思ったがなんとか揺れは収まり、屋上から
歩いて地上に戻ることに。
向かいにあったさいか屋という古い百貨店の窓ガラスが
パラパラと落下していくのを子供に見せないように
私たちは地上に降りた。

コーチの一人が実家が仙台ということで
真っ青な顔をしてるのでみんなで励まし
その日は解散。他の人は交通の回復を待つと話したが
私たちは歩いて大田区の家へ帰ることにした。

16キロ。
「長友が1試合で走る距離だ。長友になれる?」
「なれる。僕にもトーキョー魂がある」

おかげさまで広い道の途中、
トイレを解放してくれる店や
お茶を配って下さる店もあり
2時間半ほどで帰宅。

ありがとう長友。

思ったほど大変ではなかった。
余震はずっと続いていたので
どうしても風呂に入りたいという息子に
今日は勘弁してくれとシャワーにしてもらい
いつもなら閉める寝室のドアを全開にして
寝巻きではなくスポーツウエアを着て寝かせた。

私はしばらく眠れなくて
ラジオとネットをチェックしながら
美術館の休館情報をまとめていた。

旦那は帰宅難民になりその日は会社に泊まった。
そして、まだ父は元気だった。




7年前のこと。
遠い昔のような、昨日のことのような。


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