2017-06-02

Japan Creative Center「 Future Bodies of Asia An exhibition by Atsuhiro Ito, off-Nibroll and Fuyuki Yamakawa」を観てきました。


Japan Creative Centerにて

「 Future Bodies of Asia An exhibition by Atsuhiro Ito, off-Nibroll and Fuyuki Yamakawa」

を観てきました。


Snow Contemporaryは東京に住んでいた時から
ずっと注目していたギャラリーです。

世田谷の時からずっと注目していました。
そしてこんな変わった親子を受け入れてくださった
とても素敵なギャラリーです。

そんなSnow Contemporaryがシンガポールで展示をする!と言うことで
もう展示前から私はワクワクですよ。
そし細々したことをお手伝いさせて頂きながら
展示を楽しみにしていました。


オフニブロールの展示、実は世田谷で私、拝見していました。


2012-09-16
SNOW Contemporary (XYZ collective)「明日は、はじめて見る今日」を観てきました。


確か梯みたいな階段を登ってみた記憶が。。
スタッフさん、作家さんに
「随分古いこと覚えているんだね!」と驚かれました。


さて、今回は3人の作家さん(1つはユニット)のグループ展。


そしてオープニングの日には
お芝居がありました。
佐々木あや子さんって言う女優さんの一人芝居だったんですが。



これがすごかったんですよ。


私、アートだ芸術だって日々言ってますが
「現代劇」は正直わからんって思ってたんです。
自分から見に行くこともまずありませんでした。


しかし。


今回のお芝居はすごかった。
演者さんの「入る瞬間」を間近で見るって
なかなかできない体験。


お芝居は日本語なので
英訳が出ました。
これがまた現代芸術そのもので
本当にゾクゾクしました。


この体験をした後に
展示空間に何度か通わせて頂きましたが
なんだかもうお芝居の声が聞こえてきそうで。。。


ああ最大限の衝撃はこうやって反芻されていくのだと
改めて感じました。

改めて思いますが
先入観は邪魔以外の何物でもありません。
邪魔です。
とにかく邪魔。
まず行動してみなきゃです。



伊東さんの作品は一度世田谷で体験しました。
こちらもなんか根本に突き刺さるものでした。


2012-12-04
SNOW Contemporary (XYZ collective)「伊東篤宏「V.R. Specter 視る音、聴く光」」を観てきました。



山川さん映像や作品しかまだ拝見したことがありません。
ちなみにこの山川さんの映像のお部屋。
男性がそれぞれ物想いにふける姿を数回拝見しました。
癒しの部屋でした。


それにしても
本当に、本当にかっこいい。
表現のハードルを巧みにくぐり抜けて進む様は
巧みなドリブルで相手を翻弄するストライカーのようです。



こう言う展示ってもっと存在を伝えたいんだけど
シンガポールの日本語メディアには
どうも好かれないので個人で頑張っていきたいです。



こちらの展覧会、これからタイ、ベトナムを巡回するとのこと。
アジアの皆様がどのような反応をするのか楽しみです。


6月3日まで。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-03-14

Japan Creative Center「 Jorel Chan “Vestiges of their Hearts” 」を観てきました。



Japan Creative Centerにて

Jorel Chan “Vestiges of their Hearts”

を観てきました。


今年も3月11日がやってきました。
地震から6年の日々が経とうとしています。


当時。


川崎のヨドバシカメラの屋上の
フットサルコートで行われていた
サッカーの幼児クラスに参加している息子を
私はベンチでぼっと眺めていました。

睡眠不足で頭がクラクラしていたので
最初の揺れは目眩だとおもいました。
しかし揺れはどんどん激しくなります。
これはやばいと思った私は
ベンチから立ち上がって
コーチに「地震です!」と叫びました。

動いていた子供達とコーチは最初気がついていなかったけど
私の声で止まると地震に気がつき思わずしゃがみこみました。
子供、コーチ、保護者がコートの真ん中に集まり
揺れが収まるのを待ちました。
時間としては長くはなかったけど
でも随分長かった気がします。

なんとか揺れは収まり、屋上から
歩いて地上に戻ることにしました。
向かいにあったさいか屋という古い百貨店の窓ガラスが
パラパラと落下していくのを子供に見せないように
私たちは地上に降りました。

コーチの一人が実家が仙台ということで
真っ青な顔をしてるのでみんなで励まし
その日は解散。
他の人は交通の回復を待つと話したが
私たちは歩いて大田区の家へ帰ることにしました。

その距離、16キロ。
「長友が1試合で走る距離だ。長友になれる?」
「なれる。僕にもトーキョー魂がある」

おかげさまで広い道の途中、
トイレを解放してくれる店や
お茶を配って下さる店もあり
2時間半ほどで帰宅することができました。

親切な人たち感謝。
長友にも感謝。



余震はずっと続いていたので
どうしても風呂に入りたいという息子に
今日は勘弁してくれとシャワーにしてもらい
いつもなら閉める寝室のドアを全開にして
寝巻きではなくスポーツウエアを着て寝かました。
食欲はあまり湧かなかった気がします。

子供は疲れてすぐ寝てしまいました。
私はしばらく眠れなくて
ラジオとネットをチェックしながら
美術館の休館情報をまとめたりしていました。
旦那は帰宅難民になりその日は会社に泊まりました。
連絡はずっとネット経由でした。
そして、まだ父は元気でした。



6年前のこと。
遠い昔のような、昨日のことのような。




作品を見ながら色々なことを思い出しました。
そして祖母の実家を連想させるような引き出しを見たとき
父の声が聞きたいと思いました。


この展覧会をシンガポールの人がどうみるのか
正直私にはよくわかりません。
FUKUSHIMAという単語は今でもとても強くて
色々な印象が勝手に流れて行くからです。


展覧会のパーティーにて写真を見ている人たちを
私は何度も見つめました。
彼らに何か言いたくなるけど、でも結果的には黙っていました。


作品で印象深かったのは空。
東北特有の色合いは
猛烈に父を思い出させます。


うう、伝わってる?
と何度も言いたくなりましたが
結局何も言いませんでした。


たくさんの希望も感じました。

Exhibition showcases Fukushima recovery

地元紙の取材を振り返ると
「過去の事実と向き合うこと」
「現在の希望を表現すること」
両方の記載があり、ああ伝えたかったことはこれかもと思いました。



そしてこの展覧会の設備内に東北の名産のパンフレットなどが
配置してあることがとても嬉しくなりました。


何かできることを、伝えられる形で。
やれることは色々あるはずって思いました。


3月18日まで。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-02-23

iPRECIATION「Afterimage… – A group exhibition by Hilmi Johandi, Jon Chan, Khairulddin Wahab, Kenichiro Fukumoto & Allan Balisi」を観てきました。



iPRECIATIONにて

「Afterimage… – A group exhibition by Hilmi Johandi, Jon Chan, Khairulddin Wahab, Kenichiro Fukumoto & Allan Balisi」

を観てきました。


インターネットって本当に便利ですよね。
その場に行かなくても
まるで行ったような気持ちになれる。
もしかしたら実際に見るより
もっともっと詳しく観れたりする。


でも。
でも。

だからこそ。


そこに行ったから書けることを書きたい。
最近特にそう思います。
大規模展覧会ももちろん好きなのですし
大迫力の巨大展示にも毎回ワクワクします。


でも。
でも。

だからこそ。

その場で感じられることを記していきたいんです。
今回のこちらのグループ展。
唯一の日本人作家である福本さんからお誘いを受けて
伺うことができました。


美術大学の繋がりからのグループ展。
会場は本当に平和な空気に満ち溢れていました。
最近グループ展っていうとなんか異種格闘技戦的な
雰囲気が多くていつもおりゃーって感じだったのですが
この雰囲気は、和む。とても和みました。


オープニングパーティー、そしてアーティストトークに
最後の方だけ参加させて頂き、そのあとお話を伺ったのですが
話を聞いてわかることって本当にたくさんありますね。



ああやっぱ実際行かなきゃなと
心から思わせてくれたのは
特に今回のキュレーションを行なった
Hilmi Johandiさんの作品を拝見した時。

絵の前で絵の前から音楽が聞こえてくるような感覚。
本当に実際に見てほしい。
とても引き込まれました。


こういう若手でキラッとしてるアーティストさんを
日本語で紹介したいなあと
そのためにはもっと英語頑張らなきゃなあと
改めて思います。



3月4日まで。
会場の様子が動画になっています。
少しでもこの和やかな感じが伝わりますように。



theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-02-18

IKKAN ART GALLERY「Naoko Tosa / Genesis」を観てきました。



IKKAN ART GALLERY

「Naoko Tosa / Genesis」

を観てきました。



微力ですがお手伝いをさせて頂いた関係で
何回も、何回も通わせて頂いたのに
結局ブログで紹介が随分遅くなってしまった。
会期が終わってしまう!と思い息子と二人で改めて
「Naoko Tosa / Genesis」を観てきました。



土佐尚子さんの作品に出会ったのは
シンガポールに来てから。
最初、拝見したとき正直、とても不思議な感覚が訪れましら。
デジタルっぽいのに「生き物感」がすごく感じられたからです。


実際にお話を伺うと
「実際に行われている現象を最新技術を活用して撮影した作品」
と聞いて納得。



そしてその私の感じた「生き物感」について
もっともっと深い視点にこの最新作で気づかされます。



自分では見えない内なる世界。
血管の中身とか胃の中とか。
例えば健康診断で胃カメラとか観たとき
これが実際に存在するのか!と
驚かされることも多いと思うんです。
そしてその映像がとても宇宙的に感じると同時に
この内なる宇宙によって自分が形成されてるんだ!
と再認識させられます。
身体的、心理的、外的、色々な側面が形成されていきます。
「私」というアイデンティティは見えないけど
確かに存在している。その見えないものが見えたような。


私は今家族とともにシンガポールで生活しているわけですが
私は日本で産まれ、日本で育ちました。
でも典型的な日本的感覚とは少しずれていたようで
色々思考的に苦労しましたが
でもその体験が私の中に私独自の宇宙を形成しました。



そして今。私は東南アジアで内なる宇宙を形成を継続しています。
私のアイデンティティを見える技術で撮影したら
どんな風になるのかな?と思いながら作品世界に浸りました。


今回土佐尚子さんは「文化交流使」という大役の一環として
この展示を行われました。
講演会なども会ったのですが
そこでお話しされていた「私の中の日本」という「私の中」の部分が
作品を何度も拝見させて頂くことで
なんだか自分の中にうまく取り入れることが
できたような気がします。


文化交流使のお仕事は
まだまだ続くそうです。
世界中のたくさんの人の内なる宇宙に
新たな体験を刻んでいくのだなあ
楽しみだなあと
今、改めてワクワクしています。


シンガポールにお住まいの方は
ジャパン・クリエイティブ・センターのライブラリーで
作品を拝見することができます。
ぜひ足をお運びください。


本展示は2月18日で終了です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-02-04

Japan Creative Centre「The Japan Media Arts Festival Special Exhibition in Singapore「Landscapes: New vision through multiple windows」」オープニングパーティーに行ってきました。



Japan Creative Centreにて

「The Japan Media Arts Festival Special Exhibition in Singapore
 「Landscapes: New vision through multiple windows」」


オープニングパーティーに行ってきました。


The Japan Media Arts Festival → 文化庁メディア芸術祭です!!!


ああ懐かしのメディア芸術祭。
子供が幼稚園から小学校の時に本当に毎年楽しみにしていました。

2013-02-14
国立新美術館「第16回文化庁メディア芸術祭アート部門大賞『Pendulum Choir』パフォーマンス公演」「 受賞作品展」を観てきました。

2012-02-29
国立新美術館「第15回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」を観てきました。

2011-02-07
国立新美術館「文化庁メディア芸術祭」を観てきました。

2010-02-07
国立新美術館「文化庁メディア芸術祭」を再訪してきました。

2009-02-06
国立新美術館「第12回文化庁メディア芸術祭」に行ってきました。


私にとっても最初のメ芸は2009年。
当時はなんだか明るいエンターテイメント的なイベントという
印象を持っていました。

そして2012年。

2011年の東日本大震災を経て、方向が変わったかなという印象が。

インタラクティブなアートに対する反応が
未来への希望を映す鏡から
起こるかもしれない災難に対する不安を映し出す水晶に変わってしまったような

そんな方向転換。
(楽しい作品も沢山あるんですが)


メディアアートというものが
楽観的のみなものから
とても多面的なもの変化していくことを
目の当たりにできたような気がします。


シンガポールに転居してからは
このメディア芸術祭の開催時期に
帰国することが出来なくなってしまったので
すっかりご無沙汰でした。



そのメ芸をシンガポールで観れるとは!


とても、とても嬉しいです。







今回のこの展示、いわゆるインタラクティブメディアアート
がメイン展示ではありません。
なので親子づれで行ってめっちゃ楽しい!という
直接的な体験とは少し違う展示です。


そして私はこの「メ芸」は
シンガポールにいる「日本人」にこそ観てほしい!


と感じました。
その理由は「間接的インタラクティブアート」を体験して
内なる感覚が奮い立つ体験をしてほしいから。


「間接的インタラクティブアート」?


すみません、今自分で作りました。
関節的インタラクティブというのは


そのものは直接的に
インタラクティブに働きかけてこないけど
鑑賞者にビンビンに話しかけてくる


って感じです。
例えば今回の出展作品である
EBIHARA Shokoさんの「The Souvenir photograph」。




こちら、各観光地にサッカのEBIHARAさんが出向き
記念写真撮影コーナーで
撮影をした作品。
記念写真の「集合」も立派なアートですが
例えば


・記念写真の撮影場所を探し掘り下げる
→両親や家族の「ふるさと」を探そう


・集合している集合写真の存在を掘り下げる
→いくらかかったのかななど料金を想像してみよう


・行ったことがある場所を探す
→その場について作家がどのような経緯で撮影場所まで行き着いたか想像してみよう
→自分はどうだったかを更に思い出し、写真の裏の歴史を引き出そう



などなど。
沢山の思いを引き出すことが出来ます。

触ったら反応するとか
そういうアートとは
趣が違うアートです。



このような
間接的インタラクティブアートの体験は
鑑賞者の感性を自律的に豊かにさせ
にしてくれると思います。


そして「明日、怖いことが起きたらどうしよう」
という未来への不安に対して
より客観的な心構えが持てるウォーニングアップに
なるような気がしてなりません。


つまり


メディアアートは世界を救う!
(と思うのです)



詳しい会場説明などは
別ブログに寄稿予定です。


今回は


1:メディア、インタラクティブアートとは色々なスタイルがある
2:直接的なインタラクティブアートでなくてもインタラクティブ感を味わえるチャンスがある


つまり


「数年後「あの展覧会観ておいてよかったね(しみじみ)」


と言われる展覧会になるだろうなと。



おすすめです。ぜひ足をお運びください。


2月18日まで。
日曜日、月曜日休館です。


theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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