2017-01-06

Art Gallery of New South Wales「Time, light, Japan Japanese art 1990s to now」を観てきました。



Art Gallery of New South Wales
「Time, light, Japan Japanese art 1990s to now」
に行ってきました。
ここでは偶然の再会がありました!

THE JAPAN LIGHTS という日本の作家を中心とした展覧会が行われていたのです。
しかも最初の作品がTeamLabの「Dark wave」。
先日のシンガポールの展覧会でじっくり拝見させて頂いた作品!!


息子も「ここで会えるなんて!!」と大興奮。


私は遠い昔、ボストン美術館で偶然「スーパーフラット展」を観た時の驚きを思い出しました。
異国の地で突然出会う「知っている同じ国の人が生み出した作品との再会」
はアイデンティティを猛烈に揺さぶります。

日本人とは、日本文化とは、日本語とは。
これは世界に出ていく上で足枷だと言う人もいます。
確かに、純日本人らしさというのはとても足枷かもしれません。
私もそれに苦しんでいます。

でも。

私は日本人なら
日本人が作り出したものに対する興奮は
絶対に得ておくべきものだと思うのです。

その興奮は日本人すげえとかではなく
自分の内に感じる根本的な感動とても言いましょうか。
僭越ですが「かあちゃんのおにぎりうまい」的な感じ。

これも捨ててしまうのは
私はとても惜しいと思うのです。
もったいないです。

世界で渡り合う全ての人も
こういうルーツに関する内なる感動を
楽しそうに話してくれます。
私も息子がそう言う話ができる人になってほしい。






TheamLabと宮島達男先生
そして杉本博司さん、須田悦弘さんの
作品との再会は
猛烈に心を揺さぶったようです。


Linghtというキーワードが結びつけるように
この展覧会は「光」がテーマ。
日本で感じるあのほのかな灯りを思い出し
私も胸が熱くなりました。


おかしいですね。
チームラボにはシンガポールで出会ってるのにね。
これがアイデンティティなのかなと思います。
こういうアイデンティティの再確認は大歓迎です。
沢山の作品に出会い、そして沢山の場所に行って
沢山再会したいものです。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2016-12-28

2016年印象に残った展覧会

IMG_2497_20161228222515483.jpg


気がつけば年末です。
今年も印象に残った展覧会を整理しましょう。
順不同、国もバラバラ。来年もフットワーク軽くいきたいです。

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2016-01-30
森美術館「村上隆の五百羅漢図」を再訪しました。そして「芸術に救われるということ」について。


2016-01-30
横浜美術館「村上隆のスーパーフラット・コレクション」内覧会に行ってきました。


1月に父が亡くなった関係で急遽行かせて頂いた展覧会。
芸術に救われる、導かれるっていうのはこういうことなんだと思いました。



2016-02-25
Japan Creative Centre「OYAKO: PRESENT TO THE FUTURE ~A Parent-and-Child Photography Exhibition by Bruce Osborn~」を観てきました。

寄稿の機会を頂くようになり、写真について真剣に向き合い始めた1年でもありました。
この写真展は感じることが多かったです。


2016-07-16
瀬戸内国際芸術祭、夏会期が7月18日より始まります。

瀬戸芸の再訪は兼ねてからの願いでありました。
とても嬉しかったですね。今、家がないので「ただいま」と言えるばがとても嬉しかったです。


2016-08-03
Chan Hampe Galleries「MONKEY BUSINESS by Chen Wen Hsi’s」を観てきました。

やっと地元のギャラリーにも気軽に足を運べるようになった気がします。


2016-09-03
Art:1 New Museumを訪問しました。

ジャカルタのアート!初めての体験でした。


2016-09-25
駒込倉庫 キュンチョメ「暗闇でこんにちは」&毒山凡太朗「戦慄とオーガズム」を観てきました。

見たい展示は見にいくべきなので行った展覧会。
本当に行ってよかったです。


2016-09-29
東京都庭園美術館「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち」を観てきました。

お父さんもいたよね的な感覚をリアルに感じられた展覧会でした。


2016-10-01
佐久島に行ってきました。「ざっと紹介編」

やっと行きたかった佐久島へ。
ああ行ってよかった!!!!


2016-12-11
シンガポール国立博物館でチームラボが「Story of the Forest」をオープンしたのでコレクションコンプリートしてわかったこと

今年はチームラボさんの展示もたくさん行かせて頂きました。
寄稿の機会もたくさん頂き本当にありがたかったです。






こうやって振り返ると
今年は明らかに「死」を意識して芸術に触れていたんだと
改めて感じます。
「死」を意識することによって今感じるアンテナの感度は
明らかに上がっています。

あと今年は筆が明らかに遅かった。
アートフェアには結構足を運んでるんですけどね。
半分くらいしか記録してない。
でもそのぶんコラム的なものが増えました。
足を運ぶ回数を増やし、記録する回数をもっと増やしたいです。


自分しか書けないものを自分の目で見て発信するをモットーに
自分発としてこれからも色々な発信ができたらいいなと思っています。


今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

2016-12-11

シンガポール国立博物館でチームラボが「Story of the Forest」をオープンしたのでコレクションコンプリートしてわかったこと


シンガポール国立博物館にて

チームラボが「Story of the Forest」という常設展示をオープンしました。

こちら、約170Mの距離、シンガポールの歴史と自然を
教育的観点から体感することができる

という展示。
今回ニュース記事も書かせて頂きました。


チームラボ「Story of the Forest」シンガポール国立博物館常設展示。 新しい芸術体験を最高のテクノロジーと共に。


展示の美しさは本当に息をするのを忘れます。
ぜひこちらの記事も読んで頂けるととても嬉しいです。


この取材が終わり
ああじゃあじっくり楽しむかということで
密かにチャレンジをしにきました。それは


「マイコレクション コンプリート!!!!!」


140Mに及ぶ回廊があるのですが
そこにはさまざななシンガポールの動植物が
ファーカーコレクションのからインスパイアされたデザインで
表現されています。
これは専用アプリをDLするとそこに貯めることができて
マイコレクションとして保存することができるのです。


取材中、チームラボの方にも
「全部集めるのは大変ですよ。。」と言われたので


私たちがやらずして誰がやる



ということでチャレンジしました。
息子さんは私のiPhone、私はiPad Pro(ノーマルサイズ)で
チャレンジです。



まずは橋を堪能。
息子さんはのんびり楽しんでいますが
私はもうすっかり戦闘モードです。


ドームを堪能したら
さあ戦いが始まる!!!!!


で、早速トラブル。アプリを起動したのですがぜんぜん出てこない。
息子も「お母さんサーチしてるばっかりで全然出てこない」
ここで慌ててはいけません。
まずここで無料wi-fiに繋がないといけません。


無料wi-fiにつなぐには「メールアドレスを入力する画面でアドレスを入力する」
この作業を行わないとダメです!

この画面がスムーズに出ない場合は
まずブラウザで
「NMS wi-fi 」で検索するといいと思います。


そしてアドレスを入力して送信したら
繋がりましたの画面がでます。
これでスマートフォンをかざしてみると。。。



めっちゃおる!!!!!



コレクションにするには

1:近くにいますよの動物をタップ
2;カメラに切り替わるのでその動物を撮影
3;OKを押して認識してもらえたらコレクション追加


というながれのようです。



最初は結構調子よく行くのですが
ここでなかなか見つからない動物に出会います。
そうするとコレクションをタップすると
「ここら辺にいますよ」とヒントをくれます。



集まってくるとこんな感じ。
光ってるのはその時見つけた生き物。



動物たちもまさに生きてるように出てくるので
こっちが待ってても思い通りに出てきてくれません。
結構行ったり来たりが必要です。


そして熱くなってきてふと我に返ります。


「お母さんもう電池ないよ!」


そうなんです、これだけの多くの情報が行き来してるからでしょう。
スマートフォンの電池がびっくりするくらい早く無くなります。
私はギーグママなので基本充電池を持っているので
それを交代でつなぎながら一生懸命探します。



そして途中でびっくりしたことは
下に出てくる「近くにいますよ」は1画面ではない場合があります!
もっといるときはもっといます。
画面下を動かしてどんな動物がいるか全部確認してください。


そして行ったり来たりして
やっと69匹、全部集めました!
(植物などは撮影で自動的に取り込まれるようです)
大体1時間くらい、5往復はしたと思います。。
疲れた。。。。





終わったあとは植樹のドームエリアで
思わず寝っ転がります。


ちなみに
取材時にはなかったチームラボ作品に必須アイテム
「ビーズソファ(人をダメにするソファ)」
セットされていて息子さんは大満足していました。
「アートバーゼル香港とかで作品を売る際はこのソファもつけたほうがいいと思う」
と言ってました。お前、いくつじゃ。




コレクションコンプリートしてわかったことはこんな感じです。

1;案外大変。ゲームに慣れてる人でも1時間以上はかかる
2:画像操作を丁寧に行うとより簡単に集められる(暗い場所での撮影なので手ブレしないように肘をしめて)
3:電池をすごく消耗するのでもしコンプリートを狙うなら充電池は必須
4:子供にやらせるのなら子供は絶対スマホ。タブレットは重すぎます。
5:そんな簡単に出てこないというコレクションもちょこっとあります=コンプリートは結構大変よ!
6:途中でやめても全然楽しいので1回で無理して集める必要はないです←ここ重要


ちなみににですね。
コンプリートしてもしなくても
ぜひ2階にあるファーカーコレクションのコーナーには
足を運んでください。


コンプリートチャレンジした後、
そこに展示されている作品たちを見たら
絶対に違った視点で見れるはずです。
動き出すんじゃないかしら!って思えるはず!!!




ファーカーさんもやりたかったことでしょう。



こちらはシンガポール国立博物館の「常設展示」です。
シンガポールにお越しの際は
ぜひ「いつでも」お越しください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2016-10-03

森美術館「宇宙と芸術展」を観てきました。


森美術館にて

宇宙と芸術展」を観てきました。

一時帰国の度に行かせて頂いている森美術館。
今回のこの展示もとても楽しみでした。


まず思うのですが宇宙ってアートの中では結構メジャーなテーマ
だと思うのです。
そのテーマをどのように多角的に捉えていくか、その捉え方に
とても驚かされました。



特にひきこまれたコーナーが
SECTION 1「人は宇宙をどう見てきたか?」での曼荼羅や
ダ・ヴィンチの中に忽然と存在する

「岡吉国宗《流星刀》」

確かに日本刀って流星みたいだよなと
改めて思い返し
当時は流星とかたくさん見えたのかもなあと
思いをはせることができました。

SECTION 2 宇宙という時空間ではグルスキーに食いつきまくり。
よくよく考えてみると息子をグルスキー展に連れて行けなかったことを
思い出しました。

2013-07-03
国立新美術館「アンドレアス・グルスキー展」を観てきました。

ここで見れて本当に良かった。
そう、行きたい場所には行っておかないとね。



SECTION 3「宇宙人はいるのか」というテーマも
よくとりあげられるテーマであるとは思うのですが
「どんな宇宙人がいるのか」という
それぞれの掘り下げ方にそれぞれの「宇宙人」があって
もしかしてどっかの星で「地球って星があるらしい」
とかいう展覧会してるかもねーと
息子と盛り上がりました。

杉本博司さんの展示は直島→TOPと拝見してきたので
また会えましたね感が強くなんだか
作品の中に私の発見した宇宙人を見た気がしました。

SECTION 4最後にかつて新美で拝見した野村仁さんに
再会できたのは大きな収穫。
2009-06-30
国立新美術館「野村仁 - 変化する相―時・場・身体」展を観てきました



そしてチームラボも体験。
実は私たち、特にこの数年
チームラボをあまり日本で体験していないんですよね。
このような大きなハコタイプの展示は特に。
なんとなくですが日本での展示だと動きにリラックス感を感じました。


宇宙がよくあるテーマだなんて思っていて
本当にゴメンなさい。
無限の可能性を感じる未来を楽しみに想像できる
素敵な空間でした!




撮影OK,NGが入り乱れていて
スタッフの方はなかなか大変だと思います。
本当にお疲れ様です。




これから日本は秋。
星がどんどん美しい季節になります。
ぜひ夜間開催の時とかに行って帰り、星を眺めて頂きたいものです。


これは子供連れで行くと楽しいだろうなあと思ったら
なんですか新しいプログラムができてる!

おやこでアート ファミリーアワー ※日本語のみ
以下、転載
--------------
0歳から6歳のお子さまと一緒に、森美術館へ出かけませんか?開館前の美術館を貸し切り、小さなお子さまと安心してご鑑賞いただけます。現在妊娠中のプレママもご参加いただけます。ご家族との週末の楽しみに、子どもたちとの交流に、子育ての情報交換に、「宇宙と芸術展」を楽しみながらそれぞれにお過ごしください。

第2回
日時:2016年11月26日(土)9:30-10:30
会場:森美術館展示室内
対象:未就学児(0~6歳)とそのご家族、現在妊娠中の方とそのご家族
定員:80組(要予約)
料金:無料(要展覧会チケット)
お申し込み:こちら
--------------

これ!すごくいいですね!
そしてこの日、このようなイベントがあることを
森美術館さんには思いっきりアナウンスして欲しいです。
チケット売り場とかにもわかるようにしてほしい。
「ファミリーアワー実施中!」とか。
皆が情報を共有できていれば皆がお互いに優しくなれます。
ぜひよろしくお願いします。


1月9日まで。
休館日などは公式ホームページをご参照ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2016-09-29

東京都庭園美術館「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち」を観てきました。


東京都庭園美術館にて

「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち」

を観てきました。


一時帰国の際にどうしても見たかった展覧会の1つ。
これがボルタンスキーでした。
父との別れを通じて「死」を考えることが極端に増えたから。
初めてボルタンスキーの作品で心鷲掴み状態だったのは
豊島でした。



個展を拝見するのは初めて。
今回は母にも一緒に来てもらいました。



目黒駅から歩きながら
同時開催のポスターに
正直「えええ」と思っていたのですが
実際に美術館に入って
自分の愚かさを呪いました。


旧館の展示には数々の「しかけ」があります。
もうここにはいない、でも確かに存在した人の気配があります。
その気配の連鎖で鑑賞者は自分の身の回りの
「もういない人」に思いを馳せます。
私は一気に世界に引き込まれ
涙が止まらなくなりました。


そこには確かに父がいました。わかりました。
気配を感じた経験をしたばかりだったから。


今年の夏休み、帰省した日、私たちは家族全員で
母が一人で住む実家に泊まりました。
普段は母子で泊まるのですがその時は旦那も一緒に
3人でお世話になったので
布団の数の関係上、私は父が老人ホームに入る前日まで使っていた
ベッドで寝ました。

次の日は旦那の実家に行くことになっていて
早く起きなくてはいけませんでした。
私は起きれるかなあと思いながら寝たのですが

午前6時くらいに肩を強めに叩かれて
「時間だから!」
という声で起きました。



えええええお父さん?
確かに、私は起こしてもらったんですよ。
でも気配しかなかったけど。



あの時感じた「気配」が
旧館全体に展開されていました。
母も強がってましたが
涙ぐんでいたと思います。


新館の展示は平日ということもあり
人影もすくなく
私たちは作品を全身で感じながら
想いを話すことができました。


母にとっては夫
私にとっては父
息子にとっては祖父

であるひとりの男性についての
思い出を語り合う場として
この場以上にふさわしい場所があったでしょうか。
きっとなかったと思います。
本当に行ってよかったです。



そしていつの日か
母も私もこの世を去った後
息子がその時一番大事にしている人と
ボルタンスキーの作品で語り合う時に
今日、この時を思い出してくれたら
こんなに嬉しいことはありません。




カフェも、とても美味しかったです。



父も喜んでくれたと思います。
ボルタンスキーさんは
来年以降大きな展覧会が続くそうです。
その際は
この庭園美術館の展覧会が
とても重要な役割を果たすと
感じました。



行くべきと感じた場所には行くべきなんですよね。
自分のためにも
自分の大事な人のためにも。


休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
月曜日ではありません。お気をつけください。
情報の詳細は公式ホームページをご確認ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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