2012-01-07
原美術館「ジャン=ミシェル・オトニエル「マイ・ウェイ」」を観てきました。

原美術館にて
「ジャン=ミッシル・オトニエル「マイ・ウェイ」」
を観てきました。
最近原美術館は親子より友達との組み合わせが多いのです。
それは大人の心地よい世界を自分自身が楽しみたいから!
というのもあります。
今回の初日は仲良しの友人と一緒に向かいました。
開館より少し早めに着いてしまい友人と美術館のまわりを散歩をしながら話していると
外から光り輝く作品がちらっと見えました。心躍り度数がどんどん高まっていきます。
そうなんです。今回はなんと写真撮影が可能なんです。
建物そのものもとても素敵な原美術館。そこで作品の撮影が可能なんてなんて素敵なのでしょう!
ちなみに2階は常設の展示と混在していますので
撮影可能な作品かどうか随時確認をするようにして下さいね。
(常設作品にはキャプションの下に撮影不可のマークがあります)


午前中の光の美しさに包まれながら
友人と楽しく写真を撮らせて頂きました。

この撮影会、すごく楽しいですよ。
ガラスという媒体は沢山の人が美しく写真を撮ることが出来る!ような気がするんですよね。
単純すぎるかな。でも楽しいからいっか。
人の少ない午前中は光が本当に美しくてマジでオススメです。
雨の日とかも素敵でしょうね。
夕方もとても綺麗だと思います。
あ、最近東京に雨降ってませんねえ。
なんてことを脳内で呟きながら
iPhoneの画面から見える美しい風景を見つめながら
私は随分前に行った場所のことを思い出していました。
それは六本木にあるショーパブ。
旦那さんが出張の時に友達数人と行ったんです。ぐふふ。
その時にママさんやニューハーフのお姉さんと楽しくお話した時
お姉さん達があまりに「他己肯定」が上手でなんか泣きたくなるほど
嬉しくなった気持ちを思い出しました。
日常ってね本当に色々な事があると思うの。
でもねあなたが思ってる以上にあなたって素敵よ。
私が(せっかくの楽しい席のはずなのに)
仕事の愚痴ばかり言ってることに
自分で勝手に落ち込んでいた時
さっき会ったばかりのお姉さんが
本当に「さらっと」言ってくれた言葉。
こんなにさらっと素敵って言えるのってすごい!感動!って
強く印象に残っていたんです。
あの時聞いた言葉、お姉さんの優しいまなざしでどれだけ自分が救われたか。
そして自分もそんな風に人に暖かい言葉をさらっと言えるようになりたいなと。。。
この展覧会の会場にはそのお姉さんのような「他己肯定」感で満ちあふれています。
(実際は何も話していないんだけ)自分のもやもやした悩み事を聞いてもらい
気持ちのいいタイミングで相づちを打ってもらい
なんだか自分の中で解決出来て嬉しくなってとりあえず抱擁!みたいな感じです。


外から見える景色とのコラボレーションもとても素敵。
とても暖かい気持ちになりました。
話を伺うと作家さん自身もマイノリティであるとのこと。
痛みを知る者だから出せる優しいまなざしや言葉は
展覧会を訪れるすべての人に優しさを届けてくれるでしょう。
3月11日まで。
月曜休館です。
ちなみにこども向けワークショップあります!
こちら息子と一緒に行った時に詳細に紹介させて頂きます。
子ども向けワークショップ「ふしぎな現実」(Le Réel Merveilleux)
詳細は原美術館のブログをご確認ください。
オススメします。
特に子育て中のママさん!
この場所にいると自分自身が今のままで十分素敵なんだって
暖かく自信を持てるようになると思います。
ぜひ足をお運びください。
というかぜひ一緒に行きましょう。
スポンサーサイト
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術