2012-01-25
太田記念美術館「鴻池コレクション 扇の美」を観てきました。
太
田記念美術館にて
「鴻池コレクション 扇の美」
を観てきました。
太田記念美術館といえば
いつも浮世絵を目当てに行っていました。
靴をぬいで鑑賞するスタイルは
特別に見せて頂くような気分が最高です。
「見せて頂く」感が満ちあふれていたので
この「扇」の展覧会はどんな風なのか
想像が出来ませんでした。
実際に拝見するとこの形、蛇腹に折られたスタイルが
いかに創造性を掻き立てるものかが
本当に深く理解出来ました。
折られた形になった場合を完成形とすると
どのように描くべきかを計算しなければならないとか
両面使う場合は透けることを考えて構図を考えるとか
そして扇の「要」と描く絵の関係とか
細かい場所への気配り等
今迄気づかなかった部分が沢山ありました。
私は歌舞伎が好きなのであくまでも演劇の小道具として
「扇」をみていたのですが
この展示で並べられた様々な扇を愛でていると
所有する人の心がうきうきしてくるような
楽しさがキラ星のように各所に込められていて
こちらまでウキウキしてしまいました。
当時の彼女達の「女子的盛り上がり」覗き見してるようで
こちらも楽しくなりました。
1月26日まで。オススメします。
お急ぎ下さい。

田記念美術館にて
「鴻池コレクション 扇の美」
を観てきました。
太田記念美術館といえば
いつも浮世絵を目当てに行っていました。
靴をぬいで鑑賞するスタイルは
特別に見せて頂くような気分が最高です。
「見せて頂く」感が満ちあふれていたので
この「扇」の展覧会はどんな風なのか
想像が出来ませんでした。
実際に拝見するとこの形、蛇腹に折られたスタイルが
いかに創造性を掻き立てるものかが
本当に深く理解出来ました。
折られた形になった場合を完成形とすると
どのように描くべきかを計算しなければならないとか
両面使う場合は透けることを考えて構図を考えるとか
そして扇の「要」と描く絵の関係とか
細かい場所への気配り等
今迄気づかなかった部分が沢山ありました。
私は歌舞伎が好きなのであくまでも演劇の小道具として
「扇」をみていたのですが
この展示で並べられた様々な扇を愛でていると
所有する人の心がうきうきしてくるような
楽しさがキラ星のように各所に込められていて
こちらまでウキウキしてしまいました。
当時の彼女達の「女子的盛り上がり」覗き見してるようで
こちらも楽しくなりました。
1月26日まで。オススメします。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術