2011-11-15
つまらない大人にはなりたくないから閉館後の美術館に来てみようよ。対話型鑑賞 in 東京都現代美術館のお知らせです。

先日参加した東京発信プロジェクトでわたし確信しちゃいました。
アートに関しては体験に勝るものはないってこと。
大きな紙の上でみんなで思い切り絵を書く。
巨大な作品の前でその存在感を全身で体感する。
これほどまでに刺激的な体験は
伝達や部分的な体験で代用することは出来ないです。
椿先生に
「毎日1枚ちまちました塗り絵をやらせるくらいなら
1ヶ月に1回大きな絵を思い切り書かせたほうが子供の為」
と言われてたことを改めて自分の肝に命じておきたいと思います。
そして「つまらない大人にならないように」という言葉が胸に突き刺さりました。
アートに関しては意識して出かけて親子で体験をする様にしています
やはり体験に勝るものはないです。
そして私自身ももっと元気でいなくては!と改めて思います。
一度きりの人生。
つまらない大人にはなりたくないですもん。
よりおもしろい大人になりたくて日々私はアートに触れているわけですが
(本当?本当?本当???)その際常々感じるのが
感じ方の共有を一度体験すると
個々で再度体験するときものすごく面白く感じれることです。
1つの作品に向き合う際に
1つの方向だけで感じるだけでなく多方面に感じてみる。
すると最初に見ていた1つの方向でも人によって色々な感じ方があることに
気づけるようになります。
でもそういう体験ってどこで出来るの?と思ったあなた。
11/27(日)ミューぽんユーザー限定企画第三弾!!
対話型鑑賞 in 東京都現代美術館
こちらはいかがでしょう?
私もお世話になっているTokyo Art Beatによる美術館割引を提供するiPhoneアプリ、ミューぽん企画のイベントで
今回で3回目の開催だそうです。
今回の会場は東京都現代美術館。
「ゼロ年代のベルリン -わたしたちの許された特別な場所の現在(いま)」
が会場になります。
なんと開催中の東京都現代美術館にご協力いただき、特別に閉館後の時間を貸し切って開催するそうです。
閉館後の美術館、なんだかドキドキしますね!
対話型鑑賞ってなあに?と思う方も多いと思います。対話型鑑賞とは
「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」という4つを基本にしながら、美術の知識だけに頼らず、みる人同士の対話を通して、作品の理解を深めていくための鑑賞方法です。アートとはコミュニケーションであり、作品(アートワーク)とそれをみる人の両方がいてはじめて成立するものです。作品とそれをみる人の間をつなぐナビゲイターが対話の進行役をつとめ、みる人が主体的に作品と向き合うのを助けます。
すごく簡単に言うと
作品の前でみんなで個々の感想を言いながら
会話をかわすことでその感想を深める
という感じでしょうか。
正解はありません。優越もありません。
1つの作品にはその作品を見た人の数だけ思いがあることが
実体験出来てとても楽しいと思います。
ナビゲイターは、「対話型鑑賞法」を研究・実践されている平野智紀さん。
東京都現代美術館の学芸員、吉崎さんも参加されるとのこと。
参加方法の詳細はこちらのページをご覧下さい。
1つの作品の前でそれぞれの想いが多面展開していく様はとても面白いので
ぜひ体験をオススメしたいです。
締切は11月17日。どうぞお早めに。
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