2011-10-29
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA004」オクトーバー・サイド」を観てきました。

スパイラルガーデンにて
「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA004」オクトーバー・サイド」
を観てきました。
去年と比べると日々の忙しさが違います。
あと子供の成長度が違います。
すっかり大きくなりました。
スパイラル「エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ULTRA002」」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」オクトーバー・サイド」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」ノーベンバー・サイド」を観てきました。
今回もオクトーバー・サイドは息子が幼稚園なので私のみの鑑賞で昼間に鑑賞させて頂きました。
そして夜岡本太郎記念館流れで親子で再訪。
っていうか夜遊び出来る様になったわね。。きっと私のように夜遊びしまくるわね。
このサイドについて私がとても気になったスタイルの作家さんは
「伝統的技法を自分の中に取り入れてる」
手法を使っている作家さんたちでした。
そして自分の中で技法を消化して
自分の世界観を作り出している。っていうかその産みの苦しみに挑む勇気を持つ勇気と行動力を感じました。
さて気になった作家さんを。

柳田美奈子 MEGUMI OGITA GALLERY (東京)
鍋牛あやさんの刺繍の作品。
刺繍という手法に猛烈にそそられました。
手仕事で作る世界観は繊細と同時に「あたしが全部決めた!」とい
征服欲の達成の結果を感じとてもドキドキさせられました。

大谷和香子 Galerie Sho Contemporary Art 東京
Miya Andoさんの作品。
美しく磨き上げられたアルミに
染めの技法での染色がとても繊細です。
光の反射は鑑賞者の位置で絶えず変化します。
力強いけど柔軟。理想の人間像のような作品でした。

芦川朋子 waitingroom (東京)
植村真美子さんの作品。
漆を用いたその人物の瞳は
と多くの純真さと隠しきれない恐怖感が
共存しているようにも感じます。
それは同時に集団心理の変化に常に怯える自分自身のようです。
今回はその他にも立体が多くて楽しかったです。

石井 信 四季彩舎 (東京)
富田三和五さんの作品。
和紙はとても薄く透明感を感じさせてくれます。
そしてその透明感は自然光のなかで更に透明度を増していました。
昼間しか見えない透明感に得した気分になりました。
その他とても手仕事感を感じさせる作品が心に留まりました。

三浦愛正 AISHO MIURA ARTS (東京)
まるで編んでるかのようにみえる立体感のある作品でした。

幕内政治 ex-chamber museum (東京)
細かい!これすごろくなんだそうです!

鈴木一成 TOKIO OUT of PLACE (東京)
自作のオブジェを長期間撮影した写真作品には
時の流れとその時はどうやっても帰ってこないという
許諾感を感じさせてくれます。

石水美冬 SNOW Contemporary (東京/シンガポール)
ある意味「パ」以上の衝撃度を感じさせる作品。
放射能で奏でるギターの音色をどう思うか、去年には想像もできなかった。

息子は気に入った作品を模写させて頂いたり
とても楽しませて頂きました。
1日、また朝一に伺う予定です。
どうぞよろしくお願いします。
ちなみにこのアートフェア、こんなイベントもあります。
明日お時間ある方ぜひ。
----------------------------------
◆第1回 「美術作品を買う楽しみとは?」
日時:10月29日(土) 20:00~21:30
場所:スパイラルカフェ(スパイラル1F)1ドリンク制
登壇者:石鍋博子(ワンピース倶楽部主宰)×山口裕美(コンテンポラリーラボ主宰)
現代アートを応援する活動を続けるお二人に、"難しい"といわれる現代アートの魅力や
身近な生活に取り入れ楽しむ方法、そして日本のアート界お元気にする処方箋などを
語っていただきます。
----------------------------------
★写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。
写真はiPhoneのカメラでの撮影です。
一眼レフ等を比較すると画質がいいものではございません。
興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。
アートフェアというと
とても特別なものと感じる方も多いと思いますが
この「ULTRA004」はとてもフレンドリーで入場しやすくて
気持ちのいい場所です。
作品も手の届く値段のものも沢山あります。
(でも今日お嫁入りしたものも沢山ありましたー)
こちらは入場無料、スパイラルという表参道から歩いてすぐという立地
というとても足を運びやすい要素がそろっている親しみやすいアートフェアです。
楽しめると思います。ぜひ足をお運びください。
尚、こちら会期が2期に分かれていますのでご注意下さい。
オクトーバー・サイド 10 月28 日(金)~30 日(日)
ノヴェンバー・サイド 11 月1日(火)~3 日(木・祝)
スポンサーサイト
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術