2011-08-21

TOKIO OUT of PLACE「源生ハルコ ”希う(こいねがう)”」を観てきました。

sumo0625
TOKIO OUT of PLACEにて

源生ハルコ ”希う(こいねがう)”」

を観てきました。



まず伺った際にいつもと違う感じに驚かされました。
黒いカーテン。あれ、映像だったっけ?と思いながらカーテンを開けると
そこには深い世界が存在していました。

3枚の3人の大きな子どもの絵。おおきな存在感。
でもなんか3枚が2枚と1枚に感じられました。
そこで仲良しのスタッフさんに

「どうして目がつぶってる子とつぶっていない子がいるの?」

と聞いてみました。
そこで伺ったお話にとても驚かされました。


今回の展示、元々は「お葬式」というテーマが存在していたとのこと、しかし
3月11日の東日本大震災が作家さんの心を大きく動かし
テーマを変更することになったそうです。


震災前に完成していた、つまり「お葬式」というテーマで描かれた作品には
純粋に死を作品化していたと想像できます。
そして3月11日。関東まで在住なら「死」が一気に身近になったあの日。

あの日の前に描かれた「作品化された死」を今拝見すると
思わず息が止まります。
あの時の自分を冷静に観れない気持ちと
あの時の自分が想像出来ない今の自分の気持ち。


作家さんにぜひ伺いたい。
3月16日に自分が描かれた目を閉じた赤ちゃんの作品を観た時の気持ちを伺いたいです。
3月11日以前の自分が発信したメッセージに
3月11日以降自分はどのように感じているのか。
これほどまでに強いチカラを発する作品を作り上げたかつての自分とどう浮き合うのか。


この2枚の間に立っているといろいろな思いが浮かんできます。
とても貴重な体験でした。


IMG_4433.jpg

3枚の作品のうちの震災前と震災後に描かれた絵2枚の写真を撮らせて頂きました。
この2枚の真ん中に立って頂きぜひ自らの心の変化を体感して頂きたいと思います。


今回の会場は「暗い場所で作品を鑑賞してほしい」というコンセプトだそうです。
証明もとても印象的でありました。
3月11日以降はしばらくは暗さに慣れませんでした。
しかし今は皆止まってるエスカレーターにも気にも留めません。
もちろん階段を一生懸命登っている杖をついたご老人にも。


気づいているのに行動出来ていない弱虫な自分が情けないです。


★写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。


オススメします。9月11(日)まで。
月火水曜日が休廊なのでご注意ください。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

comment

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はじめまして。源生ハルコです。
展覧会にお越し頂きまして、また、ブログでご紹介頂きまして、ありがとうございます。

お話した画廊の方の解釈に誤解がありましたようで、少し説明させて頂きます。

作品は全て震災後に描きはじめ、完成しています。確かに目を閉じた子を一番最初に描き上げましたが、昨年から三枚全ての構図は決まっており、震災後に何か(絵の内容、構図などを)変更したということはございません。
ただ、展示の観せ方や在り方については、幾度もの見直しを致しました。こちらは、画廊に貼ってある「希う(こいねがう)展によせて」に書いてあるとおりです。

むしろ、震災前に描き上げたものが一点でもあれば、心の変化を自分自身、目で確認できたのかもしれませんね。

右の一点だけ違って見えたそうですが、様々な理由が考えられますので、私から思い当たることを全てここに上げることは出来ませんが、この展覧会に貴女様が出逢ってくださったことを作家としてとても嬉しく思います。

ありがとうございました。
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