2011-05-21

無人島プロダクション「Chim↑Pom展「REAL TIMES」」を観てきました。

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無人島プロダクションにて

「Chim↑Pom展「REAL TIMES」」

を観てきました。


地震から2ヶ月以上が経過しましたが現状は日々変わっています。
今回の地震に関して私は
息子に出来る限り「説明」し「理解を共有」することを心がけています。

というわけで(どういうわけで?)「Chim↑Pomの個展「REAL TIMES」」行ってみることにしました。
お迎えに行った後気分が盛り上がってきて当初予定になかった「渋谷経由」を実行。

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まずは「明日の神話」を鑑賞しました。
実は息子はこちらは何度も鑑賞済ですが
震災後はそういえばちゃんと観ていなかった。
絵を前にして息子は
「なんか怖い絵にみえてきたよ」。以前はそんなこと言わなかったのに。
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今回はエスカレーターにも乗車して空いてる場所も確認しました。


予習完了。清澄白河に移動。


今回は話題にもなっているということで
空いている時間のはずなのに結構人はいました。
幼稚園児なんてもちろんいませんでした。
受付してくれた方びっくりさせてごめんなさい。

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今回の展示について
私は鑑賞ポイントを絞っていました。それは

「どこまで真剣度が伝わるか」

今回は意識して「彼らが伝えたい事を真正面で受け止める」覚悟で鑑賞してみました。
私は作品鑑賞の際「キャプションと作品を行ったり来たりしてしまうタイプ」なのですが
今回は意識して観ない。とにかく作品の前で凝視しました。
私は彼らは真剣に取り組んでいるのだなという姿勢を映像から強く感じ取ることが出来ました。
今回の件で色々な意見が飛び交っていますが
「真剣に行動してる人しか言葉に出す資格ないんじゃないのかな」
と感じてしまうほど。「明日への神話」はこの行動をちゃんと観ててくれたと思います。

個人的に残念だったのはChim↑Pomのメンバーもうそんなに若くない(ようにみえたこと)。。
パフォーマンス映像に少し「(もう若くないのに)無理して頑張る!」感を感じてしまったこと。
「気合」とかずんって心に響くのだけど。。もしかして。。声だけだから?
個人的には空から舞い降りてきて世界を一変させてしまうような
強烈なパワーがある若者にやってほしかったんですね。例の絵画追加の件。
ただ今の日本のこの状況でそんな若者が出てくる訳ないですよね。
カンニングで吊るし上げられて逮捕されて数ヶ月でてこれないようなこの日本ではね。

とても感銘を受けたのは写真でした。
真剣につかもう、伝えようとしている人が撮った写真の雄弁さに
心がぐっと掴まれました。


現在のこの日本では原発に関するアート作品というのは
斉藤和義さんやChim↑Pomのように

「過去原発についてメッセージ性のある作品を発したアーティストへのオマージュ」
【ただしゲリラ的なイメージを既に確立したアーティストに限る!】

になってしまうのでしょうか。
その層しか世間が許さない!って感じがなんかとっても寂しくて怖いなあと感じました。


息子はとても楽しかったそうです。
行く前に渋谷に寄っていったので経緯もちゃんと理解してくれました。
実情が解る写真作品やインスタレーションは面白かったんだけど
とても怖かったそうです。とくに見ている人が。。。
特に追加の件の映像については
「黙って絵をおいちゃったのはドキドキしたと思うよー。
 もっと楽しそうなのかと思ってたんだけどなんか怖そうだった。」
これって私が感じた「(もう若くないのに)頑張ってる」感に近い?

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あと奧にあった機械はとても楽しかったそうです。
やっぱり男子ですねー。


★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。




今回息子にお話をして下さった無人島プロダクションのスタッフの皆様
本当にどうもありがとうございました。

そして次回無人島プロダクションで
個展開催予定の加藤翼さん、息子の話を沢山聞いて下さって
本当にどうもありがとうございました!
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アートと同じくらいサッカーが大好きな息子は
「翼」という名前を知ったら「サッカー一緒にやって!」と
お願いすると思うのでその時はどうぞよろしくお願い致します。


5月25日(水)まで。
Open :平日(月~金)13:00-21:00  /(土・日)11:00 –21:00
※開館時間が通常とは異なりますのでご注意ください。


個人的は渋谷経由での鑑賞をオススメしたいです。
半蔵門線で乗り換え無しで行けますよ。
どうしてそう思うかはこちら。
個展にてはめ込まれた絵のレプリカを横に
「「明日の神話」にはめ込む動画」を観ていると

「あ、今はもうこれないんだ」

という喪失感をと強く感じるのです。
この感覚は今回とても重要な気がするのです。


この感覚って地震報道そのものにも通じるものがあるような気がします。
地震や津波の映像で満ちあふれた3月から4月、その後東京には日常が戻ってきています。
そんな日常の中にいると「地震とかなんか夢だったんじゃないか」とふと感じてしまう。
そしてそんな風に感じた自分も猛烈な自己嫌悪がどよーんと。。。


この感覚の流れとともに作品を鑑賞すると
作品達の表現により深みを感じることが出来る気がするのです。
私はそうでした。渋谷経由で個展に行って本当によかった。

もしかしてそこまで考えているのかな。そしたらすごいな。すごすぎる。
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genre : 学問・文化・芸術

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おそらくもうチェック済とは存じますが……

ワタリウムの“驚くべき学びの世界展”おすすめですよ。
ぼく自身は、監修が佐藤学先生ということで、どうかな……? と警戒しながら訪れたのですが(ぼくは美術についてはアナキズム的なのです)、壁に貼ってあるいくつかの解説をすっとばしてみると、充分に自由主義的かつ個人主義的だったので、すごく勉強になるとともに、いい刺激を受けました。この展示にともなって再開された、子ども向けのワークショップにも、いいものがいくつかありますよ。
ちなみに、家人の出品するグループ展も23日からはじまりますので、お時間がありましたら、またご来廊いただけると幸甚です。
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