2011-04-18
森美術館ギャラリ-1「MAMプロジェクト014:田口行弘」を観てきました。

森美術館ギャラリ-1
「MAMプロジェクト014:田口行弘」
を観てきました。
MAMプロジェクトはいつも展覧会の最後にみることになるわけですが
展覧会とは違った空気に満ちあふれていて
なんだか元気になることが多いです。
今回もとっても元気を頂きました。
田口行弘さんの作品を個展形式で拝見するのは私は初めて。
映像をぼっと見始めたのですが
あまりに面白くて家族で3回ほど見てしまいました。
子供番組を見慣れてる親である私たちには
楽しくなってしまう要素に満ちあふれています。
日常に存在するものを踊らせることにより
親近感のある非日常を作り出すって感じでしょうか。
もう見ていて楽しくて楽しくて。
っていうかこれ撮影大変だったろうなー。


作家:田口行弘
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・営利・改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
と思わず書き込みたくなる映像が
この壁の向こう側で見ることが出来ます。
覗き込むのもまたたのし。


作家:田口行弘
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・営利・改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
溢れるほどのドローイングや写真や段ボールに囲まれて
映像をみていると
なんだか視界の外の段ボールが勝手に動き出しているのでは?
なんて思わずあたりを見回したくなりました。
息子ももちろん楽しんで拝見。
そして「どれだけ大変か」を自分なりに力説。
実は息子の家遊びの中に「コマ撮りアニメ撮影」があります。
「デジスタティーンズ」を見て自分でもよく作っています。
iPhoneアプリの【iMotion】を使うと簡単に出来るので
雨や体調不良で家にいなきゃ行けない時とかよくアニメを作っているのです。
(最近iTunesにiMotionないみたいですね。どうしてなのかな)
1つ1つを少しずつ動かさないと動きが滑らかにならないから大変なんですよねー。
しかも動かしちゃ行けない場所もあるわけだし。
手間はかかるけどでも出来上がるととっても楽しいです!
iPhoneアプリがなくても
デジカメで少しずつ撮影してスライドショーでみても
アニメ気分を味わうことも出来ます。
自分で作った経験がある人はこちらの作品が
どれだけ楽しくそして素晴らしいものであるか
息子のように力説出来ると思います(^^)。
そうよねこれ作るの大変よね。
だから何度見ても楽しいのよね。
こちらの展示見終わったら
ぜひ親子でコマ撮りアニメを作ってみましょう!
楽しいですよー。
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こちらの展示を再訪した際
田口さんが会場にいらっしゃっいましたので
お話を伺うことが出来ました。
とってもやさしい感じのお兄さん。
いろいろお話を伺わせて頂き本当にありがとうございます。
ドイツ好きの私としては
「ベルリンという土地ではこのような作品は作りやすいですか」
というのをぜひ聞いてみたかったのです。
思わず「交通法あるのですか?」と聞いてしまい
「ありますよ!」ってあきれられてしまいました。。
そうですよありますよね。
ただ日本ほど細かい規制はないそうです。
今日作品を改めて鑑賞して感じたのは
床やロッカーや椅子や畳という「普段触れているもの」が自由に動く
という行為は手に届きそうな夢のようで尚更楽しいのだろうなということ。
見ていて思わず笑顔になってしまいました。
田口さんご自身もとても気さくな方で
「ベルリンもいいところですよー」と推薦して頂いたので
ぜひ近々伺いたいと思います。
8月28日まで。
無休です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術