2011-03-10
川崎市岡本太郎美術館「常設展「生誕100年 あっぱれ太郎」展」「企画展「第14回 岡本太郎現代芸術賞」展」を観てきました。」

川崎市岡本太郎美術館にて
「常設展「生誕100年 あっぱれ太郎」展」
「企画展「第14回 岡本太郎現代芸術賞」展
を観てきました。
今週は卒園式準備、本番のため年少、年中は幼稚園はお休み。
ではせっかくということで
お散歩がてら生田緑地の川崎市岡本太郎美術館まで
出かけてみることにしました。
目的は「のびアニキ」とお話すること。
しかし!息子はまだ動くドラえもんを2回ぐらいしか見たことがない!
まあ「幼稚園」は時々読んでるのでのび太くんは知ってる!
だからまあいいでしょうってことで出かけました。。
まずは常設展。
こちらはまさに太郎さんの家にお邪魔させて頂いた感覚。
ここで大事なのは「家」だってこと。
家ってどんなに綺麗にしても生活するからある程度の空間や距離感がありますよね。
その感覚がちゃんと備わっているので安心して太郎さんの世界を楽しむことが出来ます。
息子は来る度に鑑賞スタイルが変わってきていて
今回は絵の感想をそれぞれ言う、意味を聞くというスタイルになってきました。
なんか大人スタイルの鑑賞法になってきたなあ。
あと息子がとても気になっていたのが太郎さん愛用のカメラ。
カメラを構える太郎さんの写真に見入っていました。
とってもかっこいいんだそうです。
そして企画展。
のびアニキのパフォーマンス開始時間まで20分ほどあったのでまずは他の作品を鑑賞。
って思ったら思わず「わ!」と声を上げてしまいました。
岡本敏子賞受賞の望月 俊孝さんの「うつつみ」がすぐ隣に。
この作品会場のあらゆる場所にあります。インパクトは相当凄かったです。
息子は「ううつみ」がとにかく気になる模様。
あとコフネコトモ子さんの「SOUL DANCE」を凝視しまくり。
そしてのびアニキのいないのびアニキの世界を見て
分かったような分からないような気持ちに二人で浸りました。
このぽっかり感は「自身がアート性の高い作家さん」ならではですよね。
会場をいろいろまわってそしてのびアニキに再び。
いましたいました。展示の説明をしていました。
まずものすごく驚いたのがのびアニキがものすごくマイルドな美声だったこと。
「声、素敵ですね!」って何度も言ってしまいました。
今回の展示はのびアニキの大冒険のストーリーを
のびアニキ本人が語るというもの。

最後にサイン入りの「ありがとうカード」も頂きました。
展示の世界観も楽しかったしのびアニキの解説も美声で聞いててとても楽しかったです。
でも最初に見た「のびアニキのいない大冒険の舞台」を自分で味わうのも
とても面白かったんですよね。
主役のいないぽっかりとした虚構感がなんだかとっても味がありました。
それも「のび太くん」というキャラクターが日本人にすごく知名度があって
彼は「ドジで間抜け、でも憎めない」という万人が受け入れやすいキャラクター。
だからいいんですよ。それがのび太くん。
愛されキャラってドジな部分がないとね。自分が優位な恋愛のほうが楽しいでしょ?
こんなキャラクターって他にいるかしら。サザエさんくらい?
少なくとも今の漫画にはいなさそうな気がする。。。
息子はのびアニキのギャップにかなり戸惑い気味。
微妙に観察しながら作品のすきまからのびアニキを凝視していました。
その後のびアニキさんに「おっぱいは男のロマンなんだよ」と言われ
男(っていうか男子?)同士で納得しあってるのがなんだかおかしかったです。
のびアニキこと金子良さん興味深いお話とてもありがとうございました。
ちなみに記念撮影コーナーもあります。


以前との比較。大きくなりましたねー。

ちなみに今回は生田緑地内に入ってから息子は行きも帰りもずっとドリブルでした。。
(今回は軽量ボール持参)おやつタイムもおやつが終わったらずーっとドリブル。
サッカー楽しいのねえ。
最初は母乳外来の後にだっこひもで来たので時の流れをしみじみ感じます。。
美術館にいた時は息子は正直今回はリアクションが薄めでした。
帰ってから「どうだった?」と改めて聞いてみると
「黒いマントの子がどこにもいてとても怖かった。
大きな鳥や大きな音よりあのマントの子が本当に怖かった。
絶対にあの子達は動いているよ。」
だそうです。。。
だからのびアニキよりも黒髪マントの子が気になっちゃって。。
とのことでした。
怖かったけど騒がなかったので偉かったと思います。
美術館でかっこよく過ごせて本当によかったねと
話しておきました。
目撃まとめのtogettr大好きです。
これからもいろいろな場所に出没してください。
4月3日まで。
月曜、祝日の翌日休館です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術