2011-03-04

目黒区美術館「包む―日本の伝統パッケージ展」を観てきました。

IMG_0438.jpg
目黒区美術館にて

「包む―日本の伝統パッケージ展」

を観てきました。


最初に申し上げておきます。
こちらの展覧会私の年間ベストテンにランキング入り決定しました。
心の底から感動し、日本人としての自信を思い出させてくれる展覧会です。
正直自分がここまでパッケージで感動するとは思いませんでした。


こちらのコレクションは
グラフィックデザイナーの岡秀行さん (1905?1995) が、
素朴な造形美に魅了され収集した日本全国津々浦々の伝統パッケージの数々
なんだそうです。
今回はこれらの膨大な伝統パッケージコレクションを
「木・竹・笹・土・藁・紙」と、素材別に展示しています。


こちらの1つ1つの包まれたもの。
展覧会のために特別にデザインされたものではありません。
これらは昔から普通の人々が生活の中で工夫して包まれたものたち。
生活で使っていくうちに改良に改良を重ね考えられたもの。
それぞれ「包まれた」ものがとても心地よい配置で種類別に展示されています。
なんだかとても暖かい空間。
鑑賞している自分まで包まれて守られてる感覚になります。
暖かい気持ちにゆったりしてきたらなんだか泣きそうになりました。



向かいの展示室に向かうと山形発祥の「卵つと」が
まるで計算されつくしたオブジェのように展示してありました。
この「卵つと」とはたまごを安全に運ぶためにわらで作られたかごのことです。
繊細かつ合理的なその「卵つと」の美しさに思わずみとれてしまいました。
そしてとても誇らしい気持ちになりました。


なんてこんなにも美しいのでしょう。
なんてこんなにも自信を与えてくれるんでしょう。
1つ1つの「包み」から日本人そのものがかつて大事にしていた心がが
しっかりと見えてきます。
程よい距離感を保ちながら大事な中身を壊さないようにやさしく包み込む。
かつての日本人は隣人に対してこういう感覚を皆ちゃんともってましたよね。
(今は忘れてしまった人が多すぎるような感じがします。。。)
そしてそんな風にものを大事にしてきた日本人が有名な芸術家ではなく
普通の日本人であることに誇らしい気持ちが内面からわいてきます。

こんなに美しくものを大事に包んでいたのは
今の私と同じ(普通の)日本人なんだ。
きっとこれを考えた人もこれを作った人も
私と同じ様に朝出汁を取ってお味噌汁作っていたんだ。

なんだか嬉しくなります。
私も頑張っていこう。
いや、きっと頑張っていける。
大丈夫。


なんて気持ちが自然に内面から出てくる展覧会です。
おすすめします。特に女子に。
普通の日本人が工夫して作ってきたものがいかに美しいかを体感すると
自分もきっと美しいものが作れるはず!と自信を持てると思います。
ぜひ足をお運びください。


目黒駅から少々歩きます。東急バス「田道小学校入口」からだと徒歩5分ほどです。


4月3日まで。
月曜休館です。
スポンサーサイト

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

comment

管理者にだけメッセージを送る

アクセスカウンター
カウンター
プロフィール

seina

Author:seina
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
Blogram
blogram投票ボタン
カテゴリー
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード
QR
ブログ内検索
RSSフィード
リンク