2011-02-17
表参道GYRE 3F EYE OF GYRE「Tweet Me Love, SPUTNIKO!」を観てきました。

表参道GYRE 3F EYE OF GYREにて
「Tweet Me Love, SPUTNIKO!」
を観てきました。
トランスフォーメーション展での彼女のブースでは
猛烈な自我の自信と表現「欲」に満ちあふれた彼女の世界を
思う存分堪能させてもらいました。
なので今度は個展ではどんな世界観があるのかぜひこの目で確かめたかったです。
あとSixで刺激的なキュレーションを展開する飯田さんが関わってるということで
どのような勢いが存在した空間になっているのかとても楽しみに出かけました。
表参道のとてもきらびやかなビルの3F。
展示は3つのスクリーンにより
1つは映像作品、1つはメイキング映像。そしてtwitter画面となっています。
私が注目したのはtwitterのハッシュタグ#tweetmeloveの画面。
こちらの可愛さに正直びっくりしました。
(私は観た時間帯がそうだったのかもしれませんが)
このようなtwitterに関連したソーシャルメディアアートって
最近よく見かけるのですがここで流行るか流行らないかの分岐点は
「一目見て「カワイイ」が伝わること」
だと思うのですよね。
日本人は一見の印象にすごくこだわると思うのです。
#tweetmeloveに集まるアイコンはなんだか可愛らしいアイコンが多かった。
誰でも分かりやすい空気感と嫌みに感じない高級感。
【女子】にとってはものすごく大事なポイントです。
SPUTNIKO!さんが呼び寄せる人やソーシャルメディアは
そういう可愛らしさがとても明確だと思います。
映像作品も鑑賞。
息子が未だに怖がってる「寿司ボーグ☆ユカリ」はありませんでした。
皆々可愛かった。にんまりしてしまいました。
映像作品を観て思ったのは(ご本人は否定されると思うのですが)
彼女本人から出てくる自我への自信がとても重要な感じがします。
この自然に取得された自我への自信は
今のジャパニーズガールの「一番の憧れ」だと思うのです。
そしてその自信という強靭な土台の上で発想された表現は
とても自由感を感じさせてくれます。
「自分の表現欲に答えられる表現力」
これは生きて行く際に一番強い武器になりますもの。
そしてその武器を自在に操り作品を仕上げたSPUTNIKO!さんと
個展という場を作り上げたスタッフの女の子達。
とっても素敵です。
そういう女の子はおかーさんはぜひ応援していきたいです。
もうすっかり女子力が無くなり
母力によりかろうじて雌に分類してもらえる状態である私は
母のような気持ちで彼女のPVを見つめていました。
昆布だしベースのポトフとか作ってあげたい。
でも鑑賞者がこんな身内意識でいっぱいになってしまったらそこで終わってしまいます。
彼女のことだから絶対に次にまた予想も出来ないような展開を見せてくれると
楽しみにしています。
ソーシャルメディアというものは
やはり「コア」になる部分が熱く輝き続けることによって
動いて行くもんだんだーと実感しました。
あとこの展示を満喫するには注意点が1つ。
必ずSPUTNIKO!さんがいる時間帯に行って下さい。
ソーシャルメディアによって作品を紡ぎだしてきた彼女の映像作品を見て
彼女の次の展開を感じるためには彼女そのものの体感が必須だと思います。
(ってあたくしはまだお会いしたことないんです。。。)
彼女のtwitterをチェックすると在廊時間が分かるかも。
2月20日まで。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術