2011-01-04
日本橋三越新館7階ギャラリー「善光寺 大本願上人展」を観てきました。
日本橋三越新館7階ギャラリーにて
「善光寺 大本願上人展」
を観てきました。

4歳児連れの美術鑑賞ブログだというのに
2011年の初鑑賞記録が善光寺でございます。
親子でお寺巡りが好きです。
きーんと冷たい空気が張りつめている感じがとても好き。
息子もなぜか境内では騒がず観ていることが多いです。
しかし不勉強故解説文を読んでもよくわからない。。
なのでついつい英文を読んで脳内翻訳して本当に簡単な単語で
意味を出来る範囲で把握しているのですが
それでお腹いっぱいになってしまいます。
これではいけないとは分かってるのですが
その場にいると空気感を体で感じる方が一生懸命になってしまって
脳内がいつも以上に働かないのです。。
今日は素敵なお呼ばれの前にあべまつさんにプレゼントして頂いた
チケットでぜひお寺のあの空気感を体感したいと思って
でかけました。
本展では善光寺大本願に伝わる皇族の歴代尼公上人が
皇室との交流が深かった事を証明するゆかりの品々などが展示されています。
第百二十一世鷹司誓玉上人様までの近世三代の御上人にご寄贈
或は奉納されたものを中心に紹介されているそうです。
併せて、信州善光寺に奉納されている
岡信孝作「春秋草花図」襖絵を近くで拝見することも出来ました。
装束や掛け軸はとても美しく息を呑むものでした。
式典に使われるゆかりの品というのは
独特の空気感を会場でも発するものなんだなあと体で体感。
一番私たちがものすごく印象に残ったのは
最後の記録映像でした。
昭和30年五摂家鷹司家から入山得度の記録です。
とても興味深いシーンが沢山出てきて二人で動けなくなりました。
次々繰り広げられる儀式に息子と二人で本当にガン見。
見終わったあととても複雑な気分になりました。
若き日の鷹司誓玉上人の表情のゆれから目が離せなくなりました。
後で調べてみると鷹司誓玉上人は「自分の意思で」入山を決めたとのこと。
母親目線で心の揺れを想像してしまったからかな。
もう一度あの記録映像をしっかり観てみたいなと思っています。
1月17日まで。
「善光寺 大本願上人展」
を観てきました。

4歳児連れの美術鑑賞ブログだというのに
2011年の初鑑賞記録が善光寺でございます。
親子でお寺巡りが好きです。
きーんと冷たい空気が張りつめている感じがとても好き。
息子もなぜか境内では騒がず観ていることが多いです。
しかし不勉強故解説文を読んでもよくわからない。。
なのでついつい英文を読んで脳内翻訳して本当に簡単な単語で
意味を出来る範囲で把握しているのですが
それでお腹いっぱいになってしまいます。
これではいけないとは分かってるのですが
その場にいると空気感を体で感じる方が一生懸命になってしまって
脳内がいつも以上に働かないのです。。
今日は素敵なお呼ばれの前にあべまつさんにプレゼントして頂いた
チケットでぜひお寺のあの空気感を体感したいと思って
でかけました。
本展では善光寺大本願に伝わる皇族の歴代尼公上人が
皇室との交流が深かった事を証明するゆかりの品々などが展示されています。
第百二十一世鷹司誓玉上人様までの近世三代の御上人にご寄贈
或は奉納されたものを中心に紹介されているそうです。
併せて、信州善光寺に奉納されている
岡信孝作「春秋草花図」襖絵を近くで拝見することも出来ました。
装束や掛け軸はとても美しく息を呑むものでした。
式典に使われるゆかりの品というのは
独特の空気感を会場でも発するものなんだなあと体で体感。
一番私たちがものすごく印象に残ったのは
最後の記録映像でした。
昭和30年五摂家鷹司家から入山得度の記録です。
とても興味深いシーンが沢山出てきて二人で動けなくなりました。
次々繰り広げられる儀式に息子と二人で本当にガン見。
見終わったあととても複雑な気分になりました。
若き日の鷹司誓玉上人の表情のゆれから目が離せなくなりました。
後で調べてみると鷹司誓玉上人は「自分の意思で」入山を決めたとのこと。
母親目線で心の揺れを想像してしまったからかな。
もう一度あの記録映像をしっかり観てみたいなと思っています。
1月17日まで。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術