2011-01-03
新年に「理想の親子ワークショップ」を妄想する。
新年あけましておめでとうござます。
今年は1月3日は東京ドームでアメフトのボールをなげまくるという
スポーティーなお正月でした。
アメフトを眺めながら妄想した
「理想の親子ワークショップ」をメモしてみようと思います。
美術館のワークショップに連れてくる母親ってのは
原則現状に満足が足りてない、でもその不足分を補いたい行動力はある
と思うのですね。
特に「友人と連れ立ってこない母親」は。まあそれって私のことなんですけど。
なので私が理想とする親子ワークショップを書いてみたいと思います。
まずは制作編。
1;家では絶対できないことをやりたい
汚してはだめ、濡らしてはだめ、傷つけてはだめを
言わないで思い切りやらせてみたいです。
というわけで汚れるワークショップなら汚れてもいい格好で参加するのが
参加側の心意気ってもんですね。
2:出来れば身近な材料や道具を使いたい
いくら「家では出来ないことをやりたい」からといって
見た事もないような道具や材料には囲まれたくはないんです。
出来れば自分が知ってるもの、みたことがあるもの、
見た事がないものだったらせめて自分の手で持てるもの。
つまり子供自身が太刀打ち出来るような迫力のもので楽しみたいのです。
3:作品が出来たら発表したい
数時間のワークショップにてあっちゃこっちゃと作ったら
ぜひ作品を発表して参加者のそれぞれの作品を鑑賞しあいたいです。
ここでぜひ日本の学校教育でなかなか見えてこない「SHOW & TELL」を練習してほしいです。
そして他の子の作品についての発表もちゃんとぜひ聞きたい。
私が一番聞きたいのは先生役の作家さんの「褒めるポイント」。
褒めるのがなかなか難しいのが今の母親。ぜひそのポイントを伝授して頂きたいです。
4:参加した思い出を残したい
さて参加して思い切り楽しく作品を作ったらぜひ思い出を持って帰りたいです。
自分の作品が持って帰れるのならそれもよし。
理想は「その場にしばらく展示してその後もって帰る」です。
自分の作った作品をいろいろな距離感で感じたいのです。
5:参加した思い出から別の事をはじめたい
参加したことを別のことに活かしたいですね。
だから一緒にワークショップをやってもらった作家さん等に
今後の活動のお知らせとかを頂けたりすると
私はとても嬉しいです。
そして鑑賞編。
1:会話のキャッチボールを楽しみたい
親の「静かにしなさい!走らない!」という会話だけではない
作品や会場についての「こどもの目線まで降りた」会話をしてみたいです。
2:公共の場所での過ごし方をみんなで学ばせたい
作品や展示物に触ってはいけないというのを子供がみんなで覚えてほしい。
そして参加している親はお互いに注意しあえるような雰囲気を作ってほしいのです。
公共の場で騒ぐ子供についてはいろいろな意見があると思います。
私は
「同じ目的を共有しているゆるやかな集団で注意しあえる」
というのがいちばん未来を感じられるのではと思います。
「同じ親子ワークショップを楽しむ」という目的で参加してるわけですから
お互いが協力して目的を達していけるようにぜひ補助のスタッフさんにその雰囲気作りのお手伝いをして頂きたいです。
3;終了後最初に戻りたくなるようなしかけを仕込んで頂きたい
美術館での鑑賞ワークショップの場合は自分のリズムで鑑賞を最後まで続けられるかというと正直そういうことはありません。
そして合同の鑑賞を終えて「見た見た!」で終わりでもありません。
なぜって作品ってのは自分と個で向き合うものだからです。
だから美術館ってのは黙って皆静かに鑑賞しているのだと私は思っています。
だから出来るならもう1度展示に戻りたくなるようなヒント、例えば
「一番広い会場で見た大きな絵の下に鍵があったの見た?」
みたいな声かけを
用意して下さるととても嬉しいです。
みんなで鑑賞した後にちょこっとだけ戻ってそのヒントを見つけて
「見つけた満足感」と一緒に「自分たちだけで鑑賞出来た自信」
も持ち帰ることが出来るわけです。
この自信は「今日は自分たちで鑑賞しにいってみようか!」に必ずつながります。
これが私の理想です。理想なので仕込みの大変さとかあまり考えていないです。
ごめんなさい。
今年も素敵な親子ワークショップに沢山出会えます様に。
今年は1月3日は東京ドームでアメフトのボールをなげまくるという
スポーティーなお正月でした。
アメフトを眺めながら妄想した
「理想の親子ワークショップ」をメモしてみようと思います。
美術館のワークショップに連れてくる母親ってのは
原則現状に満足が足りてない、でもその不足分を補いたい行動力はある
と思うのですね。
特に「友人と連れ立ってこない母親」は。まあそれって私のことなんですけど。
なので私が理想とする親子ワークショップを書いてみたいと思います。
まずは制作編。
1;家では絶対できないことをやりたい
汚してはだめ、濡らしてはだめ、傷つけてはだめを
言わないで思い切りやらせてみたいです。
というわけで汚れるワークショップなら汚れてもいい格好で参加するのが
参加側の心意気ってもんですね。
2:出来れば身近な材料や道具を使いたい
いくら「家では出来ないことをやりたい」からといって
見た事もないような道具や材料には囲まれたくはないんです。
出来れば自分が知ってるもの、みたことがあるもの、
見た事がないものだったらせめて自分の手で持てるもの。
つまり子供自身が太刀打ち出来るような迫力のもので楽しみたいのです。
3:作品が出来たら発表したい
数時間のワークショップにてあっちゃこっちゃと作ったら
ぜひ作品を発表して参加者のそれぞれの作品を鑑賞しあいたいです。
ここでぜひ日本の学校教育でなかなか見えてこない「SHOW & TELL」を練習してほしいです。
そして他の子の作品についての発表もちゃんとぜひ聞きたい。
私が一番聞きたいのは先生役の作家さんの「褒めるポイント」。
褒めるのがなかなか難しいのが今の母親。ぜひそのポイントを伝授して頂きたいです。
4:参加した思い出を残したい
さて参加して思い切り楽しく作品を作ったらぜひ思い出を持って帰りたいです。
自分の作品が持って帰れるのならそれもよし。
理想は「その場にしばらく展示してその後もって帰る」です。
自分の作った作品をいろいろな距離感で感じたいのです。
5:参加した思い出から別の事をはじめたい
参加したことを別のことに活かしたいですね。
だから一緒にワークショップをやってもらった作家さん等に
今後の活動のお知らせとかを頂けたりすると
私はとても嬉しいです。
そして鑑賞編。
1:会話のキャッチボールを楽しみたい
親の「静かにしなさい!走らない!」という会話だけではない
作品や会場についての「こどもの目線まで降りた」会話をしてみたいです。
2:公共の場所での過ごし方をみんなで学ばせたい
作品や展示物に触ってはいけないというのを子供がみんなで覚えてほしい。
そして参加している親はお互いに注意しあえるような雰囲気を作ってほしいのです。
公共の場で騒ぐ子供についてはいろいろな意見があると思います。
私は
「同じ目的を共有しているゆるやかな集団で注意しあえる」
というのがいちばん未来を感じられるのではと思います。
「同じ親子ワークショップを楽しむ」という目的で参加してるわけですから
お互いが協力して目的を達していけるようにぜひ補助のスタッフさんにその雰囲気作りのお手伝いをして頂きたいです。
3;終了後最初に戻りたくなるようなしかけを仕込んで頂きたい
美術館での鑑賞ワークショップの場合は自分のリズムで鑑賞を最後まで続けられるかというと正直そういうことはありません。
そして合同の鑑賞を終えて「見た見た!」で終わりでもありません。
なぜって作品ってのは自分と個で向き合うものだからです。
だから美術館ってのは黙って皆静かに鑑賞しているのだと私は思っています。
だから出来るならもう1度展示に戻りたくなるようなヒント、例えば
「一番広い会場で見た大きな絵の下に鍵があったの見た?」
みたいな声かけを
用意して下さるととても嬉しいです。
みんなで鑑賞した後にちょこっとだけ戻ってそのヒントを見つけて
「見つけた満足感」と一緒に「自分たちだけで鑑賞出来た自信」
も持ち帰ることが出来るわけです。
この自信は「今日は自分たちで鑑賞しにいってみようか!」に必ずつながります。
これが私の理想です。理想なので仕込みの大変さとかあまり考えていないです。
ごめんなさい。
今年も素敵な親子ワークショップに沢山出会えます様に。
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