2010-12-26
するところ「パラモデル・ジョイント・ファクトリー2日目」に参加してきました。

するところにて
「パラモデル・ジョイント・ファクトリー2日目」
に参加してきました。
「するところ」とはなんぞや。
WEBから転記をさせて頂きます、
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『するところ』は株式会社広告製版社(本社: 東京都港区芝浦、代表取締役:伊東 勝)が、紙や印刷を活かしたワークショップを通じ、こどもたちや地域の方々、クリエイターをつなげる地域貢献プログラムとして運営する施設です。
活動拠点となる施設は、建築家・近藤哲雄氏によって築40年の古い工場(総床面積200平米/2階建て)をリノベーションしました。1階を印刷部門とし、2階を『するところ』のスタジオ兼事務局として運営し、2010年中のNPO法人化を目指しています。
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ギャラリーモモさんに
「せいなさんが興味がありそうま場所があるよ」とオープン当初に聞かされてから
ずっと気になっていた場所です。
これだけ美術好きなんだから造形教室通わせてるんでしょ?
と聞かれるのですが
実はまだ理想の造形教室に出会えていません。
なので今回はかなり期待をして出かけました。

まず最初に「するところ」そのものを探検。
子供の安全もよく考えられている構成。
お水もちゃんと飲めるし。
そして子供用のトイレまで完備されていることにびっくりしました。
荷物が自主管理だったので
今回のような冬ではコートとかをまとめるための
エコバック等を持参しておけばよかったかも。
そして今回はどうしても体感してみたかった「パラモデル」。
パラモデルとは林泰彦さんと(2001年 京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)
と中野裕介さん(2002年 同大学日本画専攻修了)が2001年に結成したアートユニットです。
去年西宮市大谷記念美術館での大規模な展覧会がありその鑑賞記事をmemeさんのブログで拝見してから
どうしても体験してみたかったのです。
ちなみにアートフェア等でお寿司と車のコラボ作品はかなり沢山観ています。
さてさてワークショップ開始。今回は
「街にあるものを車を見立ててみよう」
というワークショップ。
沢山の写真をみてどの視点で車と見立てるかというのは
とても斬新な体験。
しかも今回は「自分で撮影した写真」でそれが出来るとの事!
もちろん息子は自分のカメラを持参。
まずはこのカメラそのものに注目が集まっていました。
そして印刷をお願いしてからさて車にしていくのですが

うーむやはり本家の発想の豊かさについつい目がいってしまいます。

そして息子も一生懸命書きます。
しかし貼る作業が面白くなってしまったようでなかなか書かないので
軌道修正したりして。これがなかなか難しい。
こういう時いつも歌舞伎の子役に稽古をつける役者さんって凄いなあって思います。。。
そして作品は1つ1つテープで作られた駐車場にきちんと入れられていきます、
テープの貼り方がとても緻密なことに驚かされました。
この緻密さがあるからこそあんな大規模作品が出来るのだなと実感しました。
私自身は本当に発想が固いので
視点を変えるとかの訓練にすごくいいかもとか思ったりして。
ちなみにiPadとかで書いて車つけて動かすとかも出来そうですよね。
今度移動中にやってみたいと思います。
ワークショップの運営としては子供を含めての
最後の〆もちゃんとあったのでとても慣れているなあと感じました。
〆がないと子供って結局何をやったか分からなくなってしまうんですよね。。。
ただ参加者がほとんど地元の人ばかりだったので
遠方からきた私たちはちょと混ざりにくかったかな。
息子は「面白かったよ。沢山絵を書けたもの」と言ってくれたのでよかったです。
パラモデルのお二人にも図々しくお話を伺わせて頂きました。
長々とおつきあい頂きまことにありがとうございました。
「西宮規模の展示をぜひ東京でもお願いします」と懇願させて頂いたのですが
やはり西宮の展示は関西でしか実現出来ない規模だったそうで
東京で同じ事が出来るかどうかは難しいとのこと。
原美さんや3331さん!どうですかこういうの。絶対面白いと思うのだけどなあ。

息子は自分が気に入った車を自分で写真にとって満足していました。
ありがとうございました。
パラモデルのワークショップは12月26日まで。
(うちら26日は参加出来なくなってしまいました。残念!)
するところは随時いろいろなワークショップを開催されているとのこと。
今後もぜひ参加してみようと思います。遠いけど。
おまけ。
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術