2010-12-24
日本橋高島屋8Fホール「わが心の歌舞伎座展」を観てきました。

日本橋高島屋8Fホールにて
「わが心の歌舞伎座展」
を観てきました。
毎日試行錯誤と右往左往と後悔の連続です。
なので後悔と懺悔の気持ちであふれそうな日は
どうしても芸術成分が必要になります。
今日の午前中は二人で落ち込みまくり。
なので午後は予定を変更して日本橋高島屋まで行ってきました。
歌舞伎好きの息子と言い続けてはや2年。
今でも歌舞伎は観るので本当に好きなのかもしれません。
好きな役者さんは舞台の上では團十朗さん、トークとしては玉三郎さんだそうです。
特に玉三郎さんのトークは好きみたいで未だに録画した番組をよくみています。
歌舞伎座にも何回も通いました。といっても幕見か3階席ですが。。
随分前の体験なので歌舞伎座展の展示を覚えているのかしらと正直思ったのですが
ほとんど覚えていました。
幕見席の案内表示等もちゃんと覚えていました。正直びっくり。
息子が去年歌舞伎座に通ったことは正直大変だったことがおおかったです。
でもこうやってあの歌舞伎座がなくなってしまったことを再認識させられると
本当に歌舞伎座に連れて行ってよかったなあとしみじみ思います。
好きと言い始めて2年になってまだ好きなので息子はきっと大人になっても歌舞伎を観ると思うのですよね。
その際「前の歌舞伎座を見に行ってるんだ!」というのはとてもよい体験になるのではと思っています。

特に息子が嬉しかったそうなのが花道体験コーナー。
なんとここで何度も飛び六法で遊んでいたら
見に来ていたおばさま達から大絶賛の嵐。
本人も喜んで何度もやっておりました。
ちなみにここの場所のみ写真撮影可です。
奥の鳴りもののコーナーでは
以前体験した講演会で遊んだなりものさんたちが大集合。
息子、鳴りものの種類も覚えていてびっくり。
そのまた奥の衣装のコーナーは
勧進帳の義経、弁慶、富樫、そして義経千本桜の狐忠信と
私たちが実際に舞台をみた演目の衣装があり二人で大興奮。
ああ。体験したものに再会するって本当に素晴らしい。
そしてその後には来年正月に公開予定の映画の予告が。
こちらも見入ってしまいました。
そして映画のポスターを観ながら
「これが玉三郎さんで、これが吉右衛門さんで。。。」
とすらすら言う息子に数名のおばさまが固まっていました。。。
息子もとても楽しかったそうです。
気持ちが落ち込んでいたのですが見に行って本当によかった。
欲を言わせて頂くと食堂やカレースタンドの再現してほしかったなあ。。
新しい歌舞伎座ができる際は幕見席は絶対に無くしてほしくないです。
あの幕見があるからこそこの子は歌舞伎座にデビューすることが出来ました。
若い人が気軽に歌舞伎を見に行くことは歌舞伎という文化を維持するためにもとても必要。
絶対に無くさないでほしいです。お願いします。
12月25日までです。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術