2010-12-22
東寺と建仁寺と大阪城に行っておもったこと。


年末恒例の関西遠征で感じたことを整理しておきます。
4歳にして京都5回目(だったかな。もう分からなくなってしまった)の息子さんなので
今回からは王道の寺巡りから卒業。
まずはということで東寺に向かいました。
朝五時半から見学可能というこちら。
京都の朝の冷たい空気が仏像に向き合う気持ちを高めてくれます。
そしてとても参考になったのが英語の解説文。
日本語よりこっちのほうがシンプルな表記で分かりやすかったなあ。
英語表記の日本語訳があったらいいのに。
いつも行くお店の前に駆け込んだ建仁寺では
大好きな風神雷神図屏風に再びご対面。
こちら来年の春に高性能の復元屏風が集合する模様。
おそらく写真撮影OKなはずです。
っていうかね今回の見学で思ったのが
お寺やお城を巡っている時日本人の親子にほとんど会わなかったということ。
家族連れには会いましたけどほぼ外国人観光客でした。。
これってどうしてなんでしょうかね。
私たちが行った時間帯が朝だったとか
12月寒いでしょとか
色々あると思うのですが天気もとてもよかったんだけどな。
それにお寺とかお城って実はとても親子鑑賞しやすいんですよね。
1つ1つの見学場所が離れているから
子供が飽きたら外で遊ばせることも可能だし。
何より先人が作ったものを今の時代未来の子供と体感するって
すごく刺激的なことだと思うだけどな。
どうして日本人の親はこんなに楽しいことを放棄してしまってるんでしょうかね。
京都や大阪はお寺やお城側もとても工夫しているから楽しいんですよ。。
例えば

建仁寺は原則写真撮影可です。
これは作品が高性能複写で復元されたものを展示してあるからかな。
そして大阪城での展示も実はものすごくちゃんとしてる。
太閤記の流れもとてもよく分かるし屏風と解説の配分もすごく分かりやすい。
映像もとても上手に使われているし。

そして子供向けにはこんなコスプレも。
こちらねえ300円ですよ300円。
この値段凄いよね。300円なら子供に着せてもいいかって思いますもん。
すごく考えられてますよね。
今年の美術界の傾向として
「アートツーリズム」
があるそうです。
つまり「美術を見に行くために旅行する」ですね。
瀬戸内国際芸術祭なんてまさにそうですよね。
家族旅行でも「アートツーリズム」が広まっていってほしいなと
改めて感じました。
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