2010-12-06
東京国際フォーラムB棟1階アート・ショップ内 エキジビション・スペース 「浅井真理子 beautiful town (plenty of empty)」を観てきました。

東京国際フォーラムB棟1階アート・ショップ内 エキジビション・スペースにて
「浅井真理子 beautiful town (plenty of empty)」
を観てきました。
美術好きにもいろいろあります。自分が好きなのは
「体感から得る快感を分かち合いたい」
のような気がします。
モノを作り、皆で助け合い、そして完成させ、その快感を分かち合う。
この感覚が大好きです。だからワークショップ好きなんだよなあ。。
「出来た!」ってあの感覚を体感していればきっとどうにかなる。
今回は児童館でのワークショプを経て作品は完成したとのこと。
どんな作品なんでしょう?
最初なんと作品の場所が分からなかった私。
店内を1週してしましました。。
お店の人に教えてもらってまずは覗き穴。
「???」
そして腰を屈めてもぐって進み指定された場所から顔をだすと。。。
そこにはとっても素敵な可愛らしい町がありました。
町は1つ1つとても身近なもの「錠剤の包み紙」で作られた家で出来ています。
その家は1つ1つバネでつながれていて
奥の扇風機がさわやかな風を運んでくれます。
なんて可愛らしいんのでしょう!
今回は美術鑑賞仲間&子育ての大先輩であるあべまつさんから
教えて頂いたのですが
あべまつさんも児童館での作成をお手伝いをしたことがあるとのこと。
作家さんの浅井真理子さんにお話を伺うことができました。
(外で撮影していた時思い切って声をかけさせて頂きました)
「子供を連れて美術館やギャラリーをまわってます」と自己紹介をさせて頂いた後
今回の展示についていろいろお話を伺わせて頂きました。
今回はワークショップ形式ということで
千代田区の児童館での作成ワークショップを実施されたそうです。
しかし児童館という場所柄落ち着いて作業を1日出来る環境ではなかったので
(わかります。しみじみわかります。。。)
もっと落ち着いて作業できる環境があったらよかったですとのこと。
そうですよね都心は特に子供が集中して制作に取り組める
場所って少ないですよね。
都心の子供は芸術が身近にあるはずななのに
こんな「芸術を体感する」イベントが少なすぎるのですよね。
だからこんな体験もっとやってほしいな、。
同様の展示をデンマークでも開催されたそうなのですが
「床に設置した作品親も子も誰一人として壊さない」
んだそうです!びっくり!
これは「慣れもあるけど一番大事なのは芸術が日常にとけ込んでいるから」
かもしれませんね。
幼稚園児でも保育園児分け隔てなく
このような芸術に触れる機会って
大人が子供にお膳立てはするべきだよなってしみじみ感じました。
「人間が作品を作り上げることに快感を感じるワークショップ」
ぜひ実現したいです。(そして自分も参加したい)
12月12日までの展示です。
急いでくださいー。
【お詫び】
作家の浅井様より訂正のご指摘を頂きました。
開催したのは港区の児童館ではなく千代田区の児童館。
海外での展示はフィンランドではなくデンマーク。
そして
浅田様のこの作品はワークショップを得て作られたものではなく
「まず作品が先ず存在」するスタイルであり
その上で、その世界を子供たちににも体感してもらっていること。
彼らの想像力のを膨らませるきっかけの一つになればと、ワークショップは企画されたとの
ことでした。
私の記事ではワークショップを経て作品が出来たような印象を受けるとのご指摘がありましたので
お詫びして訂正をさせて頂きます。
私のインタビューが不完全故浅田様にご迷惑をおかけしてしまい
大変申し訳ありませんでした。
スポンサーサイト
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術