2010-12-05
ギンザ・グラフィック・ギャラリー<EUPHRATES(ユーフラテス)展 ?研究から表現へ?>を観てきました。

ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて
<EUPHRATES(ユーフラテス)展 ?研究から表現へ?>
を観てきました。
「ピタゴラスイッチ」は
幼稚園児を育てている子の親なら必ず、
そうでない人でも思わず見入ってしまう存在。
「日常にあるもの」を「予想外の視点で分析」を【楽しむ】
この展開は子供も大人も夢中になってしまいます。
夏私たちが21_21 DESIGN SIGHTで楽しんだ
「"これも自分と認めざるをえない"展」は
ものすごい盛り上がりになりましたしね。
「あれは芸術か?」という意見もありましたが
きっと作り手さんたちはあまりそんな所属先を意識せずに
「面白い表現って何だろう♩ワクワク」
って感じで作っているのかなと。
きっともっと難しいこととか分析をきちんとされているのでしょうが
鑑賞者側からすると「おおっっ」という驚きに満ちあふれているので
まずは楽しませてもらっちゃえという気持ちになれます。
デザインと広告と芸術表現の融合とかかっこつけて分析するより
これ、楽しいでしょ?でいいのではと。だって楽しいでしょ?
例えばこちら。
Issey Miyake A-POC INSIDE。
点と線でモデルウォーキングを表しているだけど
こんなに少ない線でどうしてここまでバラエティに飛んだ表現が出来るのか
正直不思議でなりません。
そして何度見ても全然飽きない。。。
映像で見入ってしまうのが「イデアの工場。」
こちらは大日本印刷株式会社(DNP)のショールームで上映されるイントロダクション画像。
こちら解説本を熟読すると
「工場における「けなげさ」を突き止めよう」から始まります。
これってまさに工場萌え?
そこで工場でどんな動きが人間に心地よいのかを調査して
「ハンドリング機能」と結論づけた後
そのハンドリング機能を満載したアニメーションを作ったそうです。
確かに見てうて本当に気持ちいい。
こちら下記のワークショップで「完全版」を見る事も出来ます。
詳細はギャラリーに直接お問い合わせください。
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(1)日時=2010年12月10日(金) 6:30?8pm
出演=石川将也、山本晃士ロバート 他
「研究から表現に至る過程 ?『イデアの工場』を例として」
会場=DNP五反田ビル1Fホール(品川区西五反田3-5-20)
入場無料 定員100名 要予約
※大型3面スクリーンで短編アニメーション「イデアの工場」完全版をご覧頂けます。
(2)日時=2010年12月17日(金) 6:30?8pm
出演=ユーフラテス
「ユーフラテスの映像と研究テーマ」
会場=DNP銀座ビル3Fホール(中央区銀座7-7-2)
入場無料 定員70名 要予約
*ビジュアルや展覧会についてのお問い合わせは、担当までご連絡ください。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 担当:三好 tel. 03.3571.5206
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ユーフラテスが関わった真心ブラザーズのPVも見る事が出来ます。
こちらも「そうきますか!」との驚きが満載。
ユーフラテスの作品って
最初は「なるほど!」って驚いて
でも途中で「(このまま行ったらマンネリ・・・?)」とちょと心配にさせて
そして「そうきますか!!!」という更なる驚きをぶちかまして
最後は「自分の身の回りにもあるような道具でどうしてここまで面白いものが作れるんだろう?」
と感心させられてしまうです。
そして家帰ったら思わずビー玉転がしてみようなんて思ったりするわけです。
その他ICCで展示された作品の再展示とか
「0655」「2355」等の映像再現とか
うちに沢山ある絵本やDVDの解説等等
佐藤雅彦ワールドが好きな人なら何時間でもいられる空間です。
21_21 DESIGN SIGHTが混んでいていけなかった!という人は
ぜひすいているうちに。
12月25日まで。
日曜・祝祭日休館です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術