2010-11-27

ミヅマアートギャラリー「山口晃 展「いのち丸」」を観てきました。

IMG_8192.jpg
ミヅマアートギャラリーにて

「山口晃 展「いのち丸」」

を観てきました。


毒とユーモアがとても繊細で上品なタッチで描かれていて
観る度に新しい発見がある山口晃さんの作品。
しかも今回はこんなイベントがあったので
どうしても絶対実際に観たかったのです。

弐代目・青い日記帳 山口晃トークショー

坂本龍一氏が自分のツアーを自らでUSTで中継する試み等が行われています。
ネットの生放送の魅力って作り込まれた感ではなくて現在進行形のところが魅力だと思います。
そして一番凄いな!って思うのが
現在進行形なので観た後に「実際に自分も観たい!参加したい!」と
思わせるものがあること。もちろん放送する媒体に多大な魅力があるからこそなんでしょうが
このライブ感、連帯感は他にはないのではと思うのです。


今回飯田橋駅から歩きながら
「日曜美術館で放送された展覧会が放送後混雑する」ってのはこういうしくみなのか!
と自ら納得しながら歩きました。。




さて実際の展示。

ミヅマさんにはいると少しいつもと雰囲気が違う。
今回は「道(仕切り)」が出来ています。
その道が観てる私たちを「ストーリー」に参加することを自然に促してくれます。
このストーリー参加というのはUSTの山口晃さん自らの作品解説を観ていたのが
大きかったかも。
まるで「いのち丸」の旅の一行の後ろをついて歩くような気分になれるのです。


旅の一行は本当に脱線しまくっていきます。
この脱線に参加している気分だからこそ
ジャンクションの絵の余白や黒い紙のみの絵の意味や
額縁のみのスペースの必要性を「実感すること」が出来た気がします。


私の「参加意識」も脱線まくっていきます。
「いのち丸は旅芸人に出会い。。」との山口晃さんの解説があるのですが
鎌倉権五郎と弁慶の飛び六法が描かれている絵があります。
荒々しいんだけど繊細な権五郎や弁慶。
その姿がどうしても市川海老蔵に見えるんですよねえ。。
特に新春歌舞伎のポスターや
海老蔵さん休業のニュースを見たあとだったからかもしれないんですが
この壊れそうな暴走感を持った権五郎と弁慶からしばらく目が離せませんでした。。

そして旅は続くのよ的な余韻を残して鑑賞は終わっていきます。
「いのち丸」の旅はどこへ続くのか
「江戸ロケットが次回は飛んでくるのではないか」
「画廊を出たらいのち丸がバイクで走っていく場面に遭遇するのでは」
(「行け!いのち丸」にはマジでやられました。。。)

等等余韻があふれてきます。


いのち丸の今後がものすごく気になります。
これは年末年始の銀座三越は絶対に行かなくては。
山口 晃 版画展 「日清日露戦役擬畫」
って今度は版画なんだ!凄いなあ。


今回の鑑賞をより楽しめる企画を行って下さった
弐代目・青い日記帳のTakさん本当にありがとうございました。



11月27日までです。
行く価値は十二分にあふれています。
そしてこちらのアーカイブを観てから行くと尚更楽しいです。

「山口晃:切り捨て御免トークショー」


こちらもぜひ。


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genre : 学問・文化・芸術

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