2010-11-25

アーツ千代田3331 1F メインギャラリー「日比野克彦 個展「ひとはなぜ絵を描くのか」」を観てきました。

IMG_8167.jpg
アーツ千代田3331 1F メインギャラリーにて

「日比野克彦 個展「ひとはなぜ絵を描くのか」」

を観てきました。

東京では約8年ぶりとなる本展覧会。
サッカー少年がいる我が家では日比野克彦さんの存在は
サッカーのイベント等でよく拝見していたので久しぶり感はなかったです。
でも8年ぶりなんですね。息子まだ産まれてませんよその時。

約30年にわたる創作活動を知ることができる旧作の数々の他
エジプトやブータン、ラオスへの旅で描いた最新作のスケッチまでが一挙公開されています。
会期中には、巨大幕のペインティングや、ゆかりのゲストを招いてのトークイベントなども開催されるそうです。
詳しくはブログをご参照ください。
クレーンペインティングとかあったんですね。
家族で観たかったなあ。

今回の展示はとにかくスケッチがメインである気がします。
勢いやその土地の空気が感じられるスケッチが会場にあふれています。
秋葉原にいるのに世界中を旅しているような気持ちになってきます。

私がとても興味深く拝見したのはフランスで描いた絵を集めた部屋の【文章】。
日比野さんの文章を個展でじっくり拝見したのは初めての経験でしたが
とても興味深いものでした。
「絵を描かなければならない」という状況に自分を追い込むことを
絵や文章にして記録するというのは
人間の欲望の出し入れをコントロールする様を見学しているようなもの。
ドキュメンタリー的な感覚でもあり動物園で観察しているような感覚にもなってきます。
同時に「自分のアウトプットもこんな風に観察されるのかなあ」なんて
微妙な恐怖感も同時に感じたりしました。


私があまりにも見入ってるので息子が「なんて書いてあるの」と聞いてきました。そこで

「「絵を描かなきゃ駄目!」にしたらどんな気持ちになるか実験してみたって書いてあるんだよ」と
ざっくりと説明。

「駄目って言われるのって辛いのに自分で自分に言うんだ。凄いね」

だそうで。
いつも「駄目駄目」言い過ぎだなあと猛反省です。。。


息子は奥の映像作品に釘付け。
水中撮影会から目が離せなくなっていました。
「なぜこんなことが出来るんだろう!」から
「どうしたらこんな風に描けるんだろう」になりそして

「僕はどうしたら参加出来るんだろう」

に変化していました。
あとは水の中で書けるクレヨンを使ってみたい!とも。
実際に使ったが画板やクレヨンを一緒に展示して頂けたらすごく嬉しかったです。

映像を見たあとに再度スケッチを鑑賞すると
「描く」という行動に対する勇気というか勢いを
もっと鮮明に感じることが出来たような気がします。

描く、そして描いて仕上げるって
実はすごい行動力なんですよね。
その行動力に敬意を表したいと改めて思いました。

そしてこの「自分もやってみたい」に気持ちを発展させることが出来る展示って
根本的なパワーがすごく必要だなってことも。
日比野さんの作品にはそのパワーをものすごく感じます。
アーツ千代田のコンセプトってこういうことかもしれませんね。
こういう展示は沢山の子供達に観てもらいたいなー。



12月13日まで。
火曜日休館です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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