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2010-11-12

山本現代にて「ヤノベケンジ個展「レヴィテイション」」を観てきました。

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山本現代にて

ヤノベケンジ個展「レヴィテイション」

を観てきました。



私たちはお世話になっている椿昇先生に導いて頂きウルトラファクトリーを訪問させて頂いたことがあります。→ 
この時の楽しい体験をはじまりとして外苑前の東京芸術学舎にても楽しい体験をさせて頂きました。
→ 
私たちはこの東京芸術学舎にてヤノベさん作品を追うドキュメンタリーのような放送を拝見しました。
こちらを先に親子で拝見できたことは今回の鑑賞においてとても重要でした。。
今回の個展はヤノベさんの今までの作品群を見たことがあるかないかで
かなり印象が違う気がしたからです。


集団で人が集まった場所が廃墟になる時の寂しさ。
その廃墟からの新たなる再生がヤノベさんの作品のテーマなのかなと
自分なりに思っていました。
そして今回の作品には鑑賞している私たちに

「再生再生って軽く考えてるみたいだけど
 現実には人間では逆らえない「目に見えない大きな力」があるってこと分かってる?」

ともっと現実に目をむけよ的な強いメッセージがあるように感じました。


芸術表現より現実のほうがより刺激的になってしまっている昨今。
今目の前にある「浮遊」を見てまず自分の足が大丈夫か確認してほしい。
つまり「原点に戻れ」という姿勢を表してるのかなと自分では解釈しました。

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特にそれを強く感じたのは磁波という目には見えないけど強力に感じる自然の力です。
本当に浮いてるんですよね。

この磁波は強力な電磁石を使用して発信されています。
なのでペースメーカー等医療機器をご使用の方のご入場を固くお断りしているそうです。



ちなみに磁波ということなので携帯大丈夫なのですか?と伺ったところ
「中央の作品に猛烈に携帯電話を近づけないほうがいいかもしれません」とのことでした。
携帯の撮影は自己責任でお願い致します。

そしてテーマは「空中浮遊」ですが実際の作品を見て初めて体感する踏み込んだ浮遊に
出くわした時の驚き。思わず親子で固まってしまいました。
ぜひ会場に出向いて頂きたいので詳細は伏せますが
この踏み込んだ浮遊に出くわした時の驚きは衝撃的です。
凄いですねあんな浮遊があるんですね。本当に驚かされました。



ヤノベケンジさんの公式サイトはこちら
こちらを熟読してから会場に出向くとより楽しめると思います。
(トらやん今ソウルに行ってるのね。。)


snapshot-1289472927373891_1111.jpg
息子は今回は応接室にあったラッキードラゴンがよかったそうです。
あとは猫ちゃん。この猫ちゃん可愛い。


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なので模写の作品はこんな感じになりました。
※模写の許可は頂いております。もちろん鉛筆での模写です。


浮遊作品ちょと小さめ。帰り道小さく書いた理由を聞くと

「ちょっと怖いから小さく書いた」とのこと。

怖い理由を聞くと

「電気を切ってお休みさせてる時落としたりして「いたいじゃないか!」って怒ってると思うから」

だそうです。それは怖い。



実際に体感して改めて実感します。
ヤノベさんの作品たちってどうしてあんなに可愛らしくてそして恐ろしいのでしょう。
まさに現代の若者達の様に。
息子は寝る前に「あのプカプカだるまさん寝る時目を閉じるのかな」
と話しながら眠りにつきました。
怖いけど気になるのだそうです。。



山本現代のスタッフさんにも詳しくお話を伺うことが出来ました。
息子とも沢山話して頂き本当にありがとうございます。

「電気代変わりましたか?」と主婦目線全開の質問をしてしまったのですが
「今のところそれほど変わってないですよ」と丁寧に答えて頂きとても嬉しかったです。

ちなみに奥には発電所美術館の映像も。
いいですねいいですね。あーやっぱ行きたかったなあ。



★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。



12月4日まで。
日・月・祝日 休廊です。



ところで。
次回の森美術館で個展を開催すり小谷元彦さんも山本現代所属です。


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私たちは森美術館の「おやこでアート」が大好きで
いつも楽しく参加させて頂いています。今回も既に予約済です。
ちなみに今回の「おやこでアート」は既に受付は終了しております。
キャンセル待ちが可能かどうかは森美術館に直接お問い合わせ下さい


小谷さんの作品といえばお子様にはちょと刺激的なものも多いかなと思い
親子連れで鑑賞するときの注意点を伺ってみました。すると

「暗い部屋での作品がありそこがお子様にはちょと怖いかもしれません」

とのことでした。

おやこでアートを申し込まれた方
お子様が暗転でも怖がらないように練習をしておきましょう。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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