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2010-11-01

東京国立博物館「「東大寺大仏 天平の至宝」を観てきました。

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東京国立博物館にて

「東大寺大仏 天平の至宝」

を観てきました。

久しぶりの国立博物館です。
今回は東大寺展ということで「大仏様」の展覧会と息子に説明。
息子は

「大仏様はどうやって東京に来たの?!!」と目を輝かせておりました。
すみません。大仏様はいらっしゃいません。。。

という人の気持ちをまあまあとなだめてくれるかのように
第1会場は大がかりなセットによって再現された大仏殿前庭を楽しむことが出来ます。
かつて見た大仏殿をバーチャル体験することが可能です。
八角燈籠を近くでまじまじと見るのも初体験。
いつもは外だからつい流し見してしまうし
それに旅行で見ることが殆どなので屋外の気温に左右されてばかりなので。。

そういえば私奈良って凄く寒いか凄い暑い時しか行ったことないなあ。

1つ1つの造形の美しさはもちろんですが
この美しさがここまで長い期間保たれていて沢山の人たちがこの八角燈籠を
見てるのだなあと思うと改めて凄みを感じました。

第2会場ではまず映画。大迫力でした。本物の大仏さんが見たくなりました。
(会場の構造上難しいのでしょうが出来ることなら映画は最後にしてほしかった。)
出口付近に旅行代理店が出店してたら
何人かそのまま予約したかもしれません。

息子は昔の大仏殿と今の大仏殿との違いに驚いていました。
一番の驚きは「昔は窓がなかったんだ!」とのこと。
現在私たちがみることが出来る大仏殿は
顔の部分に窓があり大仏様は外をみることが出来ます。
歌舞伎好きの息子は
「窓がなかったら大仏様歌舞伎が見れなかったよ!つまんないよ!」
と憤慨。おそらく勧進帳の大仏奉納のことかしら。
歌舞伎は奈良時代にはありませんでしたのでご安心ください。



そして映画の余韻にひたりながら鑑賞は続きます。

光背のみをじっくりみるというのも初めての体験でした。
「不空羂索観音菩薩立像光背」はかなり近づいて見ることが出来るのが
とても面白かった。

「五劫思惟阿弥陀如来坐像」に息子初対面。
そのコミカルさに思わずびっくりしていました。
「「世の中をよくするために自分は何をすべきか」沢山考えすぎて髪がくるくるした」
と説明すると沢山考えると髪がくるくるするのか。。。としみじみ。



全体的にかなりゆったりとした展示になっていて
1つ1つの作品を至近距離でめでることが可能です。
混み具合も程よかったです。
私たちにとってはかなり理想の「鑑賞」に近かったです。

12月12日までの開催です。
日曜美術館放映前ならきっと気持ちよく鑑賞出来ます。
子連れで初めての「東博」にはオススメ展覧会です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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