2010-10-16

21_21 DESIGN SIGHT 企画展 佐藤雅彦ディレクション 「“これも自分と認めざるをえない”展ワークショップ「心臓ピクニック」」に参加してきました。

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21_21 DESIGN SIGHTにて

企画展 佐藤雅彦ディレクション 「“これも自分と認めざるをえない”展」

ワークショップ「心臓ピクニック」に参加してきました。

瀬戸内国際芸術祭にて
ボルタンスキーの作品のとても重量感ある存在感に息子は半泣きになりました。
私も正直非常に怖かった。
1つ1つの心臓の音が飛び出しそうなくらいの状況に放り込まれたような緊張感を感じました。

心臓の音を聞くって怖いんだ。。と思っていたので
この企画を知った時は驚きました。あんな恐怖とピクニックがどうしたら結びつくのか
全くもって理解できませんでした。
なのでこれはこの目で確かめようと思い旦那さんが仕事で午後いない土曜日に
申し込みをしました。

子供は息子ひとり。
私たちは二人で1つ分の機材を借りたので
二人で心臓の音を聞きます。

息子の心臓の音は私も含めて大人と明らかに違います。
ここでこの子がまだ「大人ではない」を再認識。
次に心臓をお互い交換しながら自己紹介をしてみたりもします。
息子と組んでくださったおばさま相手大変だったと思います。
どうもありがとうございました。

次は心臓の音がどのように変わるかをピクニックをしながら確かめます。
デザインサイトの中庭はとーっても気持ちがいい!
息子はそこでジャンプをしたり風船で遊んだりお水を飲んだりチョコを食べたりと
まさにピクニック状態。
運動した後の心臓音はものすごく軽くて早くてびっくりしました。
ちなみに運動選手の心臓音は運動した後もゆっくりでびっくりするそうです。

次に心臓を取り出します。
っていうか機材に心臓の音を閉じ込めます。
そこで机に置いてドラムの前衛音楽のようなビートを楽しんだり
お互いの心臓を交換したりします。
心臓を交換する。なんかとても不思議な感覚。
息子は交換可能状態になった心臓を頭に乗せ振動を満喫しまくりしました。
ワークショップの先生は「胎内と似てるんですかねえ」とおっしゃってました。
ちなみに息子の心臓は大人気でした。




ボルタンスキーは心臓音という目に見えないけど誰もが知っている存在を閉じ込めて
「誰のものだか分からない状態で」鑑賞者に聞かせるという手段で
その存在感を見せつけました。

この心臓ピクニックは心臓音を持ち運びできる小さな機械にして
「誰のものだか分かった状態で」
お互いの心臓を鑑賞しあうという環境を作り出しました。
2つの体感作品でメインに使われてるのは「心臓音」です。
でもこんなにも違う作品になるなんてなんて刺激的なんでしょう。
自分には変えがたいと思っていた「属性」も実は他人からみると
別の人と間違えてしまうくらいのもの。ってことになるのかな。



そして最後にとても責任あるイベントが待っていました。
持ち運べるようになった心臓と別れをつげる儀式を行なうのです。
正直これはきつかった。息子の心臓の音に自分で別れはどうしても告げられない。
なので息子に自分でやってもらいました。
彼は簡単に別れを告げていましたが私を含め大人は正直怯んでいたなあ。

この別れを告げる儀式がものすごく印象的でした。
突然「自分の息子の心臓と分かれてください」と宣告された時の衝撃。
特に私は自分の心臓ではなく息子の心臓だったから尚更でした。

この別れを告げる儀式っていうのは
今子育て中の親子さんにぜひ体験してほしいです。
自分の心臓だけではなくお互いの心臓に別れの儀式を行なうってのも
ぜひ体験してほしい。おそらく親のほうはできないと思います。
先ほどまで単なる装置だったのに
その装置に自分の分身的な要素を感じてしまうこの感覚。
これが属性の認識なんでしょうか。
そして自分の属性より子供の属性のほうが大事に思えてしまう不思議な感覚。
とても有意義な時間になりました。そしてそう、うう、悩んでしまいます。
まさにこちら「見終わった数日後、沢山の疑問が譲成されている」状態です。



こちらでもう1度復習します。

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不明

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このように最新のガジェットを活用して自分の属性を探るという作業は
本当に楽しいピクニックでした。
皆様本当にどうもありがとうございました。


心臓ピクニックは10月16日まで。(参加者募集は既に終了しています)
展示は11月3日(水)まで。 火曜休館(ただし11月2日は開館)

現在のデザインサイトは大人気です。
混み合う時間帯は大人でもかなりきゅうくつそうに待っています。
子供が長時間待つのはちょときついかもしれません。
「比較的スムーズにご覧いただけるのは平日の早めのお時間」とのご案内が
WEBにも記載されています。

子連れで行く場合は訪問時間をご検討下さい。



本当に感謝。

実は今回私申込日を今日のつもりが日曜日に間違えてしまっていました。
正直実際に出向いて受付に行くまで全く気づかなかった。。
明日は息子は運動会なので行くことは不可能。
仕方がない、諦めるかと思ったらデザインサイトの担当者の方が
本日のキャンセル待ちに登録して下さいました。
結果としてキャンセルの方がいらっしゃったので息子と二人で1つの装置を使い
心臓を取り出してピクニックをする体験をすることが出来ました。

ご配慮に深く感謝致します。
本当にありがとうございました。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

comment

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はじめまして(*^o^*)。 過去記事へのコメントですみませんm(_ _)m。
【心臓ピクニック】楽しそうですねo(^-^)o 心臓音のアーカイブは高3の夏休みに行って来ました。たしかにあのハートルームは音量と雰囲気がちょっと怖いですよね(笑)。 私の心臓音はかなり早くて、外に出ると一緒に入ったご年配のご夫婦に「若い元気な心臓の音ですね(笑)」と言われてちょっと恥ずかしかったですf^_^; 奥さんとご主人の心臓音は「ド~ンド~ン」という音で、70年近く動き続けている心臓が人生の重みのようなものに感じられて感動しました。 私のは「ドンッドンッドンッ」というなんだか落ち着きのない心臓音でしたが、この音が私が生きている証明そのもので、生きている事を実感できました。 最初はちょっと微妙でしたが(笑)、心臓の音をアートにしてしまうというボルタンスキーさんの発想はあらためてハート(心臓音だけに)に響くものがありましたo(^-^)o。
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