2010-09-13
東京都写真美術館「オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ 」を観てきました。

東京都写真美術館にて
「オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ 」
を観てきました。
実はこちら2回目。
1回目は瀬戸芸に行く前でした。
何回見ても表現が多彩であり
写真というか写真を元にして色々な可能性を探求していくその姿勢は
鑑賞者を毎回夢中にさせてくれます。
私自身は東京都写真美術館所蔵の
「Transvest」(2002)
の美しさに毎回目を見張ります。
雑誌などから切り抜いた人型や動物の型に
風景や写真などを埋め込んだコラージュ作品なのですが
その人や動物の型やそれぞれの型の大きさや配置、
そしてはめ込まれた写真の美しさに
見る度に吸い込まれそうになります。
大きさもいい。この大きさだから出る迫力を毎回全身で堪能することが出来ます。
写美所蔵ってことはまた見れるってことかな。
ぜひ定期的にお会いしたいです。
息子が気に入った作品は2つ。
まず1つ目は
「古着のポートレイト」(1994)
「服を撮る」という作業で作品を仕上げるという手法に
ものすごく驚いたんだそうです。
「面白い服を撮るんじゃなく服を面白く撮るのが面白い」
なるほど。
そして2つ目は
「オルフェウスの下方へ」(2006)。
「突然いなくなってしまった人を地球の反対側まで探しに行った」という行為が
とにかく面白かったそうです。
確かに絵本みたいな展開ですよね。
写真でまた色々遊んでみたくなりました。
9月26日まで。
原則月曜休館。休日が月曜の場合は火曜休館。
詳細はこちらをごらんください。→ ★
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術