2008-07-08

森美術館「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」を観てきました。

tanner
本日は久しぶりの森美術館。
もう1年以上参加し続けている「おやこでアート」の日。


正直キュレーターさん達の間でも
私たち親子は有名人。
っていうかここまで参加し続けている親子は
他にいないらしい。


ただこの「おやこでアート」に参加し続けているおかげで
息子は
美術館で美術を見る楽しみをちゃんと理解してくれている
と思うので正直小学校入学まで行ける限り行き続ける!って
思ってます。
それくらい私たち親子には大事なイベントです。




って前置きはこのくらいにして





今回のターナー賞に関しては
展覧会開始直後に報道がすごくて
「あー!スライスされた牛観たい!」って
ものすごく思っていたのですが
もう展覧会も終わりに近づいた現在には
テンションもすっかりダウン。

なので今日は作品より
作品が選ばれた経緯を色々聞きながら
賞を全体的に楽しもうと思いました。



今回の展示は正確な受賞年代順ではなく
ゆるーく年代別にしています。

このゆるーいくくりで
ターナー賞をとりまく状況なども
あわせてみていきます。

賞がスタートした当初
不況で開催できなかった90年
その後のスポンサーとの関係

いろいろな状況がターナー賞をとりまいています。
背景をキュレイターさんに説明してもらいながら
1つ1つ作品をみていきます。



予想はしていましたが
本当に政治的メッセージを持った作品が多いです。
なのでシンプルな作品が本当に目立ちます。


私個人として印象に残ったのは
2001年受賞マーティン・クリードと
2006年受賞のトマ・アブツ。


マーティン・クリードの作品は
展示室の部屋が5秒ごとに明かりが点滅するという作品。

だからなんなのさ!って言われればそれまでだけど
きっと彼は千利休の待庵みたいな「無駄をそぎ落とす」表現が
したかったのかなと思うんだけど
でもこの作品は美術館ごとに違う天井や照明を全面に出してしまう
ものすごく現代的な装飾華美な作品でもあります。

本人がそこを意図してたらすごいなあ!って思いました。



いっぽう
トマ・アブツの作品は小さめのキャンバスに
丁寧な幾何学模様が描かれている作品。
受賞作がみんなメッセージ性が強くて
正直お腹いっぱいな感じになるんですが
その中で彼女の作品は
とてもシンプルなんだけどかえって目立ちます。

なんかほっとさせてくれる素敵な作品でした。


息子は1つ1つの作品を真似たり
キュレーターさん達と感想を言い合ったりして
楽しく鑑賞していました。
彼自身はギルバート&ジョージにびびったりしてました。

息子にはそれほど食いつきはよくなかったかも。
ああ、あなたはやはり日本美術を愛しているのね。


子供からしたらこの展示は印象深い作品が本当に多かったと思います。
正直今回はよく泣く子や走り回り作品の中に入ってしまう子とか
結構多かったです。
(キュレイターさん達本当にお疲れ様でした)



最後に「5分で分かるターナー賞」みたいな
ダイジェスト版の映像があるのですが
これは本当に分かりやすい。
5分なのに本当によく分かる。
この映像を見たら「ああ、みたぞ!」っていう気に
なれると思いました。

森美術館がこの展覧会のために
作った映像だそうです。


さっすが♪


大満足で母子で展覧会を後にし
その後展望台のカフェでお茶して帰りました。


次回ももちろん参加予定です。
スポンサーサイト

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

comment

管理者にだけメッセージを送る

アクセスカウンター
カウンター
プロフィール

seina

Author:seina
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
Blogram
blogram投票ボタン
カテゴリー
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード
QR
ブログ内検索
RSSフィード
リンク