2010-08-29
瀬戸内国際芸術祭【高松・女木島編】

記事があっちこっち飛んでしまい申し訳ないです。
再び瀬戸内国際芸術祭です。
まず1日目の高松・女木島編です。
所要時間は大体こんな感じでした。
あくまでも家族連れでの回り方なのでかなり時間的には余裕があります。
大人のみの旅の場合はもっといけると思います。
高松 行き+帰りで合計1時間程度
女木島 乗船時間20分 + 鑑賞時間3時間 + 乗船時間20分
★写真はすべて撮影可能作品、撮影可能エリアで撮影したものです。
高松に着いて荷物を置いてから
まずフェリー乗り場に乗船時間の40分前ほどに到着。

ここでまず作品番号1番の椿昇先生の作品「ピー・アール・オー・エム」を鑑賞。
椿先生には私達家族は本当にお世話になっていて
いつも沢山の刺激を提供して下さいます。
今回も椿先生の狙い通り鏡で覆われた建物のトリックにまんまとはまり
「建物を見失う」トラップに思い切りはまりました。
中では地球環境と連動した映像が流れこれから出向く海を多角的に見る視野の必要性を
気づかせてくれます。
ちなみにこちらの展示は午後9時まで鑑賞可能(8月23日確認)だそうなので
鑑賞時間は乗船時間と相談するのがよいと思います。
そして一路女木島へ。
女木島は基本車持込が出来ませんので
巡回バスでまわることになります。
まずは洞窟だと思いますので
着いたらすぐ洞窟行きのバスの時間確認をオススメします。
私達は木村 崇人作品番号40「カモメの駐車場」の可愛らしさに舞いあがってしまい
バスに乗り遅れそうになってしまいました。。。
バスは洞窟前まで連れていってくれます。
帰りのバスの時間を運転士さんが案内してくれるので
かならず確認してください。臨時便についてはバスの時刻表に表示されていない場合があります。
バス停から洞窟まで結構歩きます。頑張りましょう。
洞窟の中はとても涼しいので快適です。ちなみに洞窟に入るには入場料200円(パスポート所有者の場合)
がかかります。洞窟内でサンジャ・サソ 作品番号42「鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利」を鑑賞。
子供が怖がると聞いていたのですがうちは全く問題なかったです。
しかし数日後チリの落盤事故のニュースを聞いてから
私がこの作品を思い出す度にドキドキしています。。。
洞窟を出てしばらくあるくとロルフ・ユリアス作品番号41「緑の音楽」があるので
こちらで森林浴と音のシャワーで汗を流しましょう。

そして展望台まで登りましょう。
ちょときついけどスニーカーなら問題ないです。
4歳児も登りきりました!
そして展望台を降りて洞窟方少し歩いてバス乗り場に戻ります。
途中休憩所があるので【バスの時間を確認した上で】こちらで休憩するのもあり。
近くに綺麗なトイレもあります。
なぜか女子にだけ金棒が設置してあります。何故。
洞窟からの帰り道なのですが途中で福武ハウスに立ち寄りたい人は
バスから降ろしてくれます!
これもものすごくありがたい。

福武ハウスはかなり見ごたえがあります。
私が見入ってしまったのが「ビル・ヴィオラ|トランスフィギュレーション/ヘレナ」です。
こちら向かい合って展示されているのですがものすごいオーラを感じます。
吸い込まれそうになります。
息子が気に入ったのが「森村泰昌|動く電気服2010(田中敦子のために)」。
森村さん何度も観てるからでしょうか。あの音のなる光る服楽しい!と言ってました。
その福武ハウスから徒歩ですぐいけるのが
レアンドロ・エルリッヒ作品番号38「不在の存在」。
こちら石庭も面白いのですがぜひ入って頂きたいのが茶室。
こちらはものすごく不思議な体験が可能です。
そして歩いてフェリー乗り場に戻ります。
「不在の存在」からフェリー乗り場まで
4歳児連れで寄り道しながら大体20分ほどでした。
子供連れ+バス&徒歩なのでこのようなルートになりましたが
自転車をレンタル等するともっと効率的に回れるのかもしれません。
帰りの女木島→高松なのですが
夜間便前の便には非常に多くの人が乗船することになります。
家族連れの場合は乗船前に絶対に子供をトイレに行かせましょう。
私達は混雑を予想して
早めにフェリー乗り場に到着。案内所横の小さな!切符売り場でチケットを購入して

そして作品番号35の「20世紀的回想 禿鷹 墳上」をじっくり堪能しました。
案内所には鬼が島の鬼の人形等ありますが
なぜか子供に大不評で号泣しかねないので
泣いたらなかなか泣き止まないお子さんにははあまり見せないほうがいいと思います。
高松までは20分ほどです。
男木島経緯なので帰りはほぼ座れないと思います。
20分程度なので子供が愚図らないように飴などの対策グッズはお忘れなく。
そして高松へ帰ってきたら
作品番号2番の大巻伸嗣作品「Liminal Air- core-」を鑑賞。こちらかなり大きいです。
私達は帰ってきての鑑賞になりましたので現実へ出迎えてくれるアーチのような感じがしました。
こちらもフェリー乗り場のすぐ近くなので早目に出向いて先に鑑賞するのもありだと思います。
そして夕飯の予定を考えながら

再び椿先生の作品番号3「高松うみあかりプロジェクト」をいろんな場所で鑑賞。
こちら数はかなり多いようなので(高松空港にもあります)
いろいろな形を楽しむことができます。
日が暮れるにつれて明かりプロジェクトの美しさは際立っていくことでしょう。
ちなみに夕食は息子の空腹がピークに達したのでホテルのビアガーデンになりました。。
美味しかったですよー。
以上高松、女木島編でした。
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