2010-07-16
21_21 DESIGN SIGHT「企画展 佐藤雅彦ディレクション「“これも自分と認めざるをえない”展」 を観てきました。

21_21 DESIGN SIGHTにて
「企画展 佐藤雅彦ディレクション「“これも自分と認めざるをえない”展」
を観てきました。
佐藤雅彦さんといえば幼稚園児にはもちろん
ピタゴラスイッチ。
私も出産後しばらくしてから見始めましたが
毎回発見の連続です。本当に本当に面白い。
佐藤雅彦さんはあのピタゴラスイッチを作り出した人。
そんな人が作りだす展覧会。
さぞかし子供も楽しめるものであろうと
気軽な気持ちで出かけたのですが。。
気がつくとかなりの時間集中して楽しんでしまいました。
中身を書くとネタばれになるので
展示内容はあえて書きません。
なのでまず今回の展示に向く親子、そして鑑賞の注意点を考えてみました。
この展示に向いてると思われる親子
・ピタゴラスイッチが好き
・行列を止まって待てる
・展示開催中に数回通える
・失敗しても癇癪を起こさない
・順番にこだわらない
展示に【参加】する際の注意点
・並ぶ時うろうろしない
・機械の失敗には寛容な心で接しよう
・機械に読み取ってもらう動作が多いのでハンカチは必ず持参
展示内容は順番に体験しなくても十分楽しめます。
でも最初の登録は面倒、特に子供の登録をさせるのは
ものすごく面倒なのですが
後で「登録してよかったー」と思えると思います。
内容をねたばれなしで紹介するには
佐藤雅彦先生のこの最初の文章を読み返すことが手っ取り早そうです。
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この展覧会の特徴
特徴1:注文の多い展覧会である
特徴2:見終わった数日後、たくさんの疑問が譲成されている
特徴3:人間の未来の可能性と危険性の両面を示している
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(以下チラシより抜粋)
この特徴体験した側から考えると本当にその通り。
今、私の中をいくつかの疑問が渦巻いています。
正直楽しさだけではなく緊張感を感じられる展覧会です。
「並んで待つ」もかなり多い。
初日もかなり並んでました。明日の土日、大丈夫かなあ。。。
ここで再掲載。
展示内容は順番に体験しなくても十分楽しめます。
お子様連れでどうしても不安だったら
混雑状況を入室前に確認するものもいいかもです。
でも
メディアアート的なものから感じられる
ノスタルジックな想いは今までにない感覚です。
絶対に体験すべきです。
私の属性について私はどう向き合うべきなのか
何度も考えてしまいました。
そして展示は成長と共に変化していくものが多いので必ず再訪したくなります。
空いているのは平日昼前後から午後だそうです。
お子様連れどうぞ気軽に!とは言いづらい
かなり高度なひねりのついた展示が多いです。
でも実際に体験したらものすごく面白い。
なので連れていく親が頑張ってぜひ体験してほしいと思います。
親子ギャラリーツアーとかあったらいいのに。。。
ぜひご検討下さい。
あと公式iPhoneアプリが出ています。
21_21 DESIGN SIGHT1
公式iPhone/iPod touchアプリケーション
公式アプリをダウンロードして
実際に展示で使ったほうが楽しいのかを確認してみると
まだ展示をみながら実際に楽しめる環境が整っていないとのこと。
最新版がリリースされる際は会場での楽しみ方もあわせて
お知らせしてくれるそうです。楽しみです。
息子も心底展示を楽しみました。
事前準備も本番も正直かなり大変。
すぐうまくいかないものもいくつかありましたが
(メディアアートは壊れやすいものですから)
スタッフさんたちの心地よい誘導で
楽しく体験することが出来ました。
いつもありがとうございます。
また伺います。
11月3日(水・祝)まで。
原則火曜休館です。(11月2日は開館)
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術