2010-07-15
ブリジストン美術館「印象派はお好きですか?」を観てきました。

ブリジストン美術館にて「印象派はお好きですか?」を観てきました。
こちらは先日ひとりでの鑑賞。
ブリジストン美術館は東京駅から徒歩圏内で
いつも充実の展覧会をじっくり拝見することが出来ます。
今回のテーマは印象派。
実は私が苦手な分野です。
こちらのブログ美術館訪問ブログなのに
オルセーやボストン美術館とか
現在大盛況な美術館の感想が殆どないのは
もうお気づきかと思います。
そうなんです私印象派苦手なんです。。。
だっていつも混んでるし。。。
そんな私でもとても鑑賞しやすい展覧会でした。
一番鑑賞しやすかったポイントは
印象派、ポスト印象派と
その派に多大な影響を受けた日本人作家を
対比させる形式で展示してあった点でした。
この対比の形式は
当時の日本画家がどのように印象派を理解しようとしたかを
模索してる様を判りやすく示しているので
私のように「印象派。。。うーん。。。」と模索してしまう人には
とても共感できる印象を持つことができました。
現在いくつもの大規模な印象派展が行われていますが
他ではこういう形式やっているのかな。
すごく共感出来る気持ちに溢れてくるので
私はとても観やすかったです。
そして実は展示内容がものすごく充実してるってのもオススメポイントです。
例えば森アーツセンターの「ボストン美術館展」でモネは8点出展されていたそうですが
こちらはなんと7点展示!
それでいて入場制限もないし大混雑にうんざりすることもない!
素晴らしい。。。。
ゆっくりとした気持ちで絵画と向き合える幸せ。
この幸せをじっくり噛みしめながら
モネやマネ、ドガやセザンヌやルノアールと
じっくり向き合う体験とっても貴重です。
印象派の展覧会混むからなあ・・・
って思ってる人にはものすごくオススメです。
あと見逃せないのが新所蔵作品となった
ロートレックの「サーカスの舞台裏」。
こちらの親近感と哀愁が絶妙に混在している作品は
印象派に描かれる「表の人の表の顔」と対比しているかのようで
とても印象に残りました。
7月25日まで。
月曜休館です。

ブリジストン美術館近くでは京橋界隈が7月17日まで行われています。
こちらもぜひ。
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