2010-03-13

ワタリウム美術館「ジョン・ルーリー ドローイング展 John Lurie YOU ARE HERE」を観てきました。

ワタリウム美術館にて
「ジョン・ルーリー ドローイング展 John Lurie YOU ARE HERE」を観てきました。

今回はオトナだけの鑑賞。
ワタリウム美術館にはそのほうが似合うと思うので。
子供連れがデフォの私の日々に時々訪れてくれる特別な時間。
出会いと友情とつながりに日々感謝です。



ジョン・ルーリーは映画で見かけた程度の予備知識。
かっこよくサックスを吹く俳優さんというイメージでした。
難病を患い楽器から絵筆に活動を映したとのことで
俳優業のイメージと混在してどのような絵に出会えるか
ワクワク半分恐怖感半分でエレベーターの中へ。




ワタリウム美術館特有の空気感と作品がとてもあっていて
独特の世界観を作り上げてていました。
あえて書かせてもらうと保守的な意見を攻撃的に表現する画風
といえばいいのでしょうか。
まさに俳優として描いている作品っていうのも多数展示してありました。


何枚かみかけた「庭先」と「鳥」はご自宅がモチーフなのでしょうか。
題名と画風からの推測だけど2005年から7年あたりは
ちょと心身共に辛かったのかな。画風からやり場のない怒りを感じました。
ちょっとした体調不良のですら落ち着かなくなるのが人間というもの。
病を正式宣告された時の彼の怒りは我々の想像を超えるものだったでしょう。
「武器/銃を持つ権利がある」という言葉が題名として使われていますが
己の病に銃は何の役にも立ちません。
でもそこであえて権利を声高に叫ぶのは「やり場のない怒り」を表すのに
一番的確だと思ったからではないでしょうか。


自分としては怒りが攻撃性が前面に出ている作品よりも
穏やかな空や自然をモチーフにした作品のほうが好みでした。
その穏やかさは何を経て手に入れたのかは
ルーリーも奥様もそして絵を観ている私たちも


分かりません。


おそらく彼自身にも。



やり場のない怒りを浄化する最良の方法は
怒りを別の形で表現し大往生させること。
彼が絵画を本格的に取り組んだきっかけは
リハビリ的要素からかもしれません。
そのきっかけから産まれた
「彼にしかできない表現」に
今日出会えたこと、改めて感謝です。





ちなみに1991年のライブ映像を展示室内にて見ることができたのですが
いやーかっこよかった。
日本人がスーツが似合わないのも仕方がないって思うくらい素敵でした。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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