2010-01-31
GALLERY K「市川 健治新作」を観てきました。

六本木のGALLERY Kにて「市川 健治新作」を観てきました。
こちらのギャラリーはお休みが水曜、隔週火曜です。
なので土・日・月にアートを!と言う時に
よく伺わせて頂いています。
今回は市川健治さんの新作があるということで
じっくり拝見させて頂きました。
市川さんの紹介をギャラリーのHPより抜粋。
桑沢デザイン研究所の頃、印刷物をピクセル状に切り取り、
まったく別の図像を描き出すという独自のコラージュ的表現スタイル
【ピクセル・モンタージュ】を確立する。
「表現の方法と内容。それぞれを個別に見て頂いても構わないのですが、
その関係性を感じてもらうと、表現者冥利に尽きるというものです。」
ミクロとマクロ。部分と全体。それは常に不可分。
1つ1つの写真を組み合わせて
大きなコラージュ作品を作るスタイルなのですが
この新作は本当になめらかに描かれています。
1つ1つの線が(別々の写真から出来ているはずなのに)流れる様。
完成まで数年かかったというのも納得です。
そしてこの1つ1つの写真にも意味があるそうです!
今回は「東京の風景」から構成されたとのこと。
鎌倉権五郎影政の若々しい雰囲気と
東京の風景が見事に解け合っています。
「外国人の購入者が多い」とのお話しでしたが
近くで観ると確かに納得。
これは外国の人が感じる「JAPAN」が詰まってますなあ。
ちなみにギャラリーそのものも
とても親しみやすい暖かい空間です。
外国からのお客様が直接お店に来て購入する事が多いのも納得です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術