2010-01-15
「iPRECIATION(The Fullerton Hotel of SINGAPORE)」を訪問してきました。

今週は家族旅行でシンガポールに行ってました。
純粋にバカンスでございます。
そんな予定を以前話していたら
いつもお世話になっている
ギャルリー東京ユマニテのKさんに
「iPRECIATIONにぜひ行ってみたら?富田さんの作品あるわよ!」
と教えて頂きました。
行ってみたいのはもちろんなのですが
英語が。。と不安感じながらも
でも「このチャンスを逃す手はない!」
と思い勇気を出して息子と二人で
Fullerton Hotel までMRTで行ってみました。
自分たちが泊まっていたPAN PACIFIC HOTEL もとても綺麗なホテルだったのですが
このFullerton Hotelはものすごく豪華でした。豪華すぎました。
思わず息子と二人で硬直。
そこで勇気を出してホールスタッフのおじさまに
印刷してきた富田さんの個展の資料を見せて
このギャラリーの場所を聞くと笑顔で案内してくれました。
入場するといきなり大きなチャイム音。
その音に二人で驚いていると
「Hello?」
と赤いドレスのメガネ美人登場。
つたない英語で
・富田菜摘さんの作品が好きだということ
・ギャルリー東京ユマニテによく行くこと
・シンガポールにバカンス出来てるのでぜひここに来たかったこと
を身振りと爆裂英語で説明。
なんとか通じたみたいで
ようこそ!と大歓迎してくれました。
富田さんの作品は各場所にとてもセンスよく置いてありました。
Lorraineは息子の弾丸トークと私の爆裂翻訳に
辛抱強く付き合って下さり
「これは何?」
「これは自転車に使うもの?」
「これは亀?」
「これはフラミンゴだ!ぼく知ってるよ」
「これは鉛筆のキャップだ!」
というようなトークを沢山しました。
根気よく私達につきあってくれて
本当にどうもありがとうございます。
ちなみに作品にはシンガポールのリトルインディアで
買ったジュースの缶とか使われているそうです!
どこで製作をしたのかな。ホテルかしら?
個展の秘話も聞いてみたいと思いました。
息子は富田さんの作品はもちろん他のアーティストの作品も
1つ1つ堪能。
沢山質問をして楽しんでいました。
「とてもアートを楽しんでいるお子さん!素敵です!」
と褒めて頂きとても嬉しかったです。
それにしても私の爆裂英語で何か失礼がなかったか
正直今でも不安です。
明日中にはお礼とお詫びメールを書かなくちゃ。。
iPRECIATIONは主にコンテンポラリーを扱っているようでした。
中国や台湾のアーティストの作品は
なんかとても「太い」メッセージがありました。
「こっちを見なさい!」って感じ。
そして富田さんの作品はとても柔らかい印象を受けました。
どちらのメッセージの発信の仕方も
とても作品そのものにあっていました。
そして他の作品にメッセージがぶつかっていないというのも
驚きました。
まるで多民族が混ざり合って生活している
シンガポールそのものみたい。
ちなみに富田さんの作品はちょくちょく売れているそうで
パンフレットの表紙である大きな作品は既になかったです。
正直ロビーを出入りしてるお客さんの雰囲気をみると
美術品の購買が日常なんだろうなというのは
容易に想像できました。
☆ちなみにオタマトーン&明和電機の説明もしてきました!
お礼メールを書く際に明和電機の英語サイトのURLを
送ることになってます。
興味持ってくれたら嬉しいナー。
自分だけでは
海外のギャラリーを訪問し
作品の説明を聞くなんてことは
今までの私だったら絶対にありえなかったこと。
とても素晴らしい体験になりました。
ギャルリー東京ユマニテのKさん
iPRECIATIONのMs Lorraine
Thanks for a wonderful time.
We are really happy.
Be sure to visit again.
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術