2009-12-08

目黒区美術館「‘文化’資源としての<炭鉱>展」を観てきました。

meguro1208


さてサッカーが出来る喜びを満喫しながら
グランドで寒さに震えていたのですが
ツイッターで


朝日の美術欄で山下裕二さんと北澤憲昭さんが
今年の展覧会ベスト3に取り上げた
目黒区美術館の「“文化”資源としての〈炭鉱〉展」



の話題が出ていました。



サッカーは駒沢公園。
目黒区美術館は行けない距離ではありません。

それにフットワーク軽く行けるのも今だけ!
ザルガドを観てやっぱりアートはいい!って
思った日。諦めることはない!


ということで
バスと徒歩で目黒区美術館まで移動しました。
どうこういいながら30分以上歩く我が息子は
本当に偉い子ちゃんだと思います。(親ばか)
そして迷わず連れていってくれるiPhoneちゃんにも
感謝感謝です。


予備知識ゼロで行きまずはカフェでお茶とおやつ。
とても美味しいクッキーやジュースがお安く楽しめるのですが
午後4時までなので注意!です。


炭坑ってなあに?の息子には
石炭とはなんぞやから解説。
蒸気機関車のご飯だよーということで説明。
石炭を取る場所はめっちゃ暑いのよ。
だからはだかんぼの人が多いのよ。
あととても危険なお仕事だから
事故で死んでしまう人も多かったみたい。

分かったような分からんような顔をしていざ入場。






まずは山本作兵衛の水彩画を中心に素朴な絵画、版画が続きます。
素朴と言えば聞こえはいいですが
ぶっちゃけてしまえば素人チックなモノ多し
炭坑の日常は分かるんだけどうーんだからなあという気持ちになります。




しかしこれはほんの助走にすぎませんでした。


2階は絵画と写真。
最初に水彩で炭坑の日常をイメージできているので
炭坑をテーマにしたアートを存分に堪能出来るのです。

描かれた炭坑の風景や炭坑夫達や炭坑夫の家族等が
単なる描かれた絵ではなく実際に働いていた人間として
現実味を持って動いてくるのです。


炭坑がテーマということで非常に色彩的には暗い作品が多いです。
でも導入の水彩のおかげでそこに存在を感じる事が出来る。

この構成は素晴らしいと思います。





そしてコラージュ作品として展示されている
数々のポスターは
絵画で描かれている賃金闘争等にリアリティを与えます。


軍艦島の写真も初めてしっかり拝見しました。
これも最初にイメージを持ててからの拝見だったので
強くメッセージを感じる事が出来ました。


そして水彩、絵画、写真と体験して最後は
お隣のクミンギャラリーにて
巨大なインスタレーションを体験です。


こちらも数々のイメージを経た上での体験なので
とても心に響いてきます。
中心を歩くことも可能です。
ただ1つものすごく残念なのは部屋が「明るすぎること」。
ここだけはずっと描いてきたイメージにそぐわない。残念!



ちなみにこちらの展覧会を存分に楽しむのなら
「寒い曇の日の午後3時頃から閉館まで」が一番オススメだと思います。
家に帰ったら熱燗とおでんとか食べたい。
寒さを身にしみながら全身で感じたい展覧会です。



12月27日までの開催です。
午前10時?午後6時(入館は午後5時30分まで) 月曜休館
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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「‘文化’資源としての炭鉱」展への雑感

今日、っていうかもう昨日だけど表記の展覧会に行ってきた。

comment

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No title

こんにちは。私は会期末にいきましたが、本当にすっしりと心に迫るような展覧会でしたね。山本さんの絵の他、炭鉱の写真なども息を呑んで見入りました。

>寒い曇の日の午後3時頃から閉館まで」が一番オススメ

同感です。そして私の見た日もそんなどんよりとした天気でした。

Re: No title

こんばんは。

正直ツイッターであそこまで話題にならなかったら
自分では行かない分野の展覧会なので
とても興味深く拝見しました。
内容が季節にぴったりでしたね。
真夏には出来ない展覧会でした。
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