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2019-09-24

あいちトリエンナーレ「キュンチョメ:声枯れるまで」を観てきました。そして10/5は「円頓寺クリケットクラブ」!



随分遅くなってしまいましたが
やはり記録に残しておこうと思います。

あいちトリエンナーレに行ってきました。
私自身は今の形ではない、
最初のトリエンナーレを完全体験した
数少ない目撃者のひとりであります。
でも、今は、その目撃に関して全体感をまとめる能力は
私にはないなって思います。
なので、今回は想いとして
残しておきたい作品について個々に書く予定です。

——————————————


あいちトリエンナーレに行ってきました。
名古屋の地に降り立ったのは7月30日。
内覧会の前の日でした。
赤道近くから来たはずなのに、とにかく、とにかく暑かった。。。

朝、名古屋城に行きたくて今回は前日に訪問、
内覧会の朝に名古屋城にいくプランを考えていました。
そんな私たちにがあいちで楽しみにしていた作家がキュンチョメ。
前日にいくのよって話をしたら「ぜひ」とお誘い頂き
前の日にゆっくり作品を拝見させてもらいました。


あいちトリエンナーレの紹介ページはこちら


彼らとの交流も随分長く、そして熱いものになっています。
私自身はアートにおいて批評家にもエッセイストにも有名ブロガーになりたいわけじゃない。
唯一なりたいのは


「私みたいなダメ人間が芸術鑑賞で救われて生きていけてるから、
あなたも好きなこととわちゃわちゃやってもうちょっと生きてみるといいよ」

と伝えるおばちゃん。


海外長く住んでていいじゃん
息子聡明でいいじゃん
何言ってんの、喧嘩売ってんの?

という人もいるかもしれません。
でも人は人それぞれの悩みがあるわけです。日々いや瞬時瞬時

「ほんと生きててごめんなさい」

って思う時ってあると思うんですよね。
みなさんあると思うんです。
ほんと、生きててごめんなさいって。


キュンチョメの作品や文章は
そんな風に「ほんと俺ダメ人間」って落ち込んでる時に


おれ達だってダメ人間~
でもこのうまい棒美味いぞ!

みたいな
落ち込んでる自分の心の高さまで降りてきてくれるような
寄り添いと優しさに満ち溢れいると思うんです。
随分前から作品拝見していますが
彼らの作品が語る物語と、彼ら自身の寄り添う優しさ。
この優しさこそ、アートだよねって思うのです。


(写真提供:キュンチョメ)


今回の作品は2つ、1つは習字の作品。
女性から男性になった若者とその母親が名前を重ねて書く。
その間の会話、空気が胸を締め付けられる、
言いたいことがそれぞれあるんだろうな。でも、言わない、言えない。。。
お子さんの気持ちも、お母さんの気持ちもわかる。もう泣きそうでした。




(写真提供:キュンチョメ)

そして室内の大きな作品「声枯れるまで」
3名の若者を通じて考える名前、家族、そしてその人自身。
色々なこと(あえて「こと」としか書けないほどの大きな出来事が
彼らにあったはずだ)を名付けられた名前を共にに過ごしてきた。
そして多くのことを経て自分の意思でつけた名前。
振り返る度に苦笑いしかない波乱万丈の半生だった私。
母は自殺のニュースを聞く度に「あんたよく死ななかったね」
とメーをよこす。
そんな私はお子さんの気持ちも、
そして親になった今は親の気持ちも痛いほどわかる。



一緒に叫んだ時、みんな嬉しかったろうな。
カセットで一緒に叫んだ気持ちを共有するのも
私世代には嬉しかった。
(ちなみに息子さんはこの時「初めて」カセットを触りました!)


彼ら作品が、そして彼らのことが大好きで
ついついあれやこれや
世話を焼いてしまいますが
心から癒してもらってるのは
私だよなあって思います。



心に悲しみや辛みの割合が増大して辛い人や
押し付けじゃないひとの寄り添いを
感じたい人は
絶対に絶対に行ってほしい。

絶対に作品に触れる前のあなたと違うあなたがそこいるから。
あいちトリエンナーレは色々な方面で
非常に大きな議論を呼んでいますが

本来芸術というのは
心揺さぶられるものであってほしいと
芸術に触れる者は皆思っていたはずです。

そしてキュンチョメは
レクチャー&パフォーマンスイベントが10月5日に控えています。
それは「円頓寺クリケットクラブ」。

ちなみにうちの息子さん!豪系、英系インターナショナルスクールに
通っているのでクリケット経験者です。
クリケットのルールは何回聞いてもわからんっって断言してます。
私自身マレーシアのスポーツチャンネルや、
オーストラリアに行った時のテレビ中継でクリケットを観たことがあります。
ルールは全くわからなかったけど、
観客の盛り上がりやスポーツ雑誌の盛り上がりから

「心を鷲掴みにするスポーツなんだろうな」

と個人的に感じています。

外国暮らしってどんなに慣れたと思っても緊張感は抜けないです
(あ、でも日本も緊張します。つまり私はどこでもリラックスしてないです)。
彼らにとって「クリケット」は
その緊張感を少しでもほぐすためのセラピーでもあるんだと思います。
私が彼らの作品に触れて心をほぐしてもらっているように。

10月5日、そこには暖く、優しい交流が産まれることでしょう。
それこそ「情の時代」に必要なものではないでしょうか。

私は海外にいるので参加できませんが
素晴らしい作品を楽しみにしています。


あいちトリエンナーレは10月14日まで。
急いでください!




10月5日前にはこちらもぜひ読んでね。
「あいちトリエンナーレ2019」市原佐都子×ホンマエリ(キュンチョメ )×サエボーグ
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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