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2018-05-14

ILHAM GALLRY「PATANI SEMASA」を観てきました。



ILHAM GALLRYにて

「PATANI SEMASA」

を観てきました。




先週のマレーシアはとても歴史的な1週間でした。
選挙によって初めての政権交代が起き、
野党が政権を奪取しました。
投票日から数日間は学校が急遽休みになり、
暴動の危険性が言われたので
予定していた試合をキャンセル。
(結果的には行けたと思う。。勇気のなかった私。。)



突然の5連休、せっかくだから有意義にということで
今回はILHAM GALLERY にやってきました。

基本車移動なので観光にはコツがあるクアラルンプール。
このILHAM GALLERYはKLCCから徒歩で行ける場所です。

このILHAM TOWER。レンタルオフィスやアパートメントもあるビルで
とても綺麗。インターコンチネンタルホテルの向かい側にあります。




今回の展覧会は「PATANI SEMASA」。(現代のパタニ)。
この展覧会は、昨年、タイ・チェンマイで初めて発表された
ゴールデン・ペニンシュラ(Golden Peninsula)の現代美術展の
巡回展のようです。

タイのMAIIAM現代美術館とのコラボレーションで発表されたこのショーでは、
28人のほとんどが40歳以下の若いアーティストの作品が出展されています。



多くの人がパタニ地方から来ています。
パタニ地方とは、タイのパタニ、ヤラ、ナラティワット、ソンクラの各州を指します。
なぜタイ?なのですがこの地域の支配的な文化的背景が
マレー族とイスラム教によって築き上げてきたことにあるそうです。
しかしこの地域はここ13年間(2004年~2017年)には、
紛争が継続して起きていました。
このことを念頭に置いてみると
この展覧会で提起された問いかけが改めて響きますね。




地方の制圧と宗教の関係は
調べれば調べるほど深いので
今回はまずは作品をしっかり味わおうと思ったのですが。


パワーありまくりやん。。



イスラム教を信仰しているこの地方の人々を
タイの地方警察が弾圧して来た歴史があるそうです。
信仰している宗教、軍隊、そして思想は
綿密に絡み合います。
その絡み合いから産まれたアートは果てしないエネルギーを
秘めています。
このパタヤ地方の現代アートは
今、タイのキュレーターやコレクターに
とても注目されてるというのも頷けます。





歴史知識がなくても
圧倒されるこの空気感。
この作品から生み出されるエネルギーを
ムスリムが住みやすい国であるマレーシアの人は
どのような気持ちで見るのだろうかと
思いを巡らします。
1つ1つの作品からは常に殺戮のメッセージがあるわけではありません。
しかし弾圧の歴史に満たされたパタヤから生み出された作品たちには
常に緊張感とそして不安があります。
そのエネルギーは見る人の心を深く、深く動かします。




こんなにエネルギーがあり、深く感じることが出来る展覧会が
無料で見られるなんてなんてラッキー!
ぜひ足をお運びください。


7月15日まで。日、月、休日休館です。



ちなみにカフェもすごく素敵です。



参考:
Ilham Gallery’s ‘Patani Semasa’ explores art from southern Thailand

PATANI SEMASA
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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