2018-01-29
「綺麗なものはみんなで見たほうが楽しい。きっと。」チームラボが技術と優しさで描く新しい人と人との関係の具現化「Digital Light Canvas」。

今回のシンガポールでは
チームラボ作品を3箇所で拝見しました。
Marina Bay Sands「Digital Light Canvas」
IKKAN ART gallery「Continuous Life and Death at the Now of Eternity」
National gallery Singapore
「Walk, Walk, Walk: Search, Deviate, Reunite」
「 Flowers and People - Dark 」
実は私、このブログでteamLabさんを随分前から追いかけさせて頂いております。
Audiから見てることを記録に残してる人、少ないんじゃないかな。
Audi Forum Tokyo「teamLab exhibit at Audi Forum Tokyo」を観てきました。
シンガポール滞在時から
色々な展示にメディアとして呼んで頂きましたが
前回のNational Gallery Singaporeでの
「CHILDREN's BIENNALE :DREAM AND STORIES」にて
「Homogenizing And Transforming World(均質化されつつ、変容し続ける )」を
「私、2014年の東京シティビューで見てます」
って言ってびっくりされたりしました。
東京シティビュー「MEDIA AMBITION TOKYO 2014」を観てきました。
なのでね。
今回は綺麗だなんだ技術だなんだということではなく
(というかそういうのは写真や動画で十分伝わる)
この場を使って彼らが何を伝えたいのか、感じてほしいのか、
そして存分に楽しむにはどんなことを気をつけたらいいのか
お伝えしたいと思います。

まずはMarina Bay Sands・「Digital Light Canvas」。
本作は、直径15mの光の円形リンクと、
光の点の集合でできた高さ20mにあるシリンダー(直径7m高さ14m)から
構成されているそうです。

まずこれ、円形リンクに入場するには有料です。一人5ドル。
しかしここで諦めない。
今回私は
1:ArtScience MuseumのFuture Worldのチケットを持っているか
2:Marina bay sands hotelに泊まっているか
3:Marina bay sandsのカードを持っているか
を聞かれました。
今回は弾丸だったので悲しいかなどれも当てはまらなかったんですが
割引のチャンスは色々あるようです。
なのでぜひ事前にご確認を。チケット売り場はスケートリンクだった
会場からすぐそばのエスカレーターのそばです。

今回は体験が最優先なのでチケットを買って堂々と入場。
入った時間が午前中だったので
明るい光に照らされ綺麗なんだけど写真が。。と思ったそこのあなた!
そういう時はトイカメラモードで撮影しましょう。
めっちゃフォトジェニックに写ります。
こちら30分ごとに映像が変わるそうです。
私が行った時は土曜日でしたが午前中だったので
それほど混み合ってはいませんでした。
そう、
「teamLabをシンガポールで楽しみたいのなら早起き」
ここ重要です。

そしてQRコードやリンク経由でシリンダーの光を
コントロールしたり有料で文字を打ち出すこともできるそうです。
ここで大事なことは
この有料で払った人たちのお楽しみが
遠方とはいえ、無料の人にも丸見えなこと。
ちょっと意地悪な考え方をしたら
「なんでこっちが金払ってるのをタダでみせなきゃあかんの」
ってなりますよね。
それって他人にいい思いをされたらムカつく!っていう
今の日本語思考社会にありがちな
「まず嫉妬から生まれてしまう現象」ですよね。
そうじゃなくて。
楽しんでるんだから
綺麗なんだから
みんなも楽しもう~
という自分の満足度で人も幸せな気分になったら
みんなハッピーという考え方。
こうなったらもっと世界はもっとあったかくなるんじゃないかっていう
想いを感じるんですよね。
綺麗だけじゃない。
インスタ映えだけじゃない。
きゃーーーーー綺麗ーーーーー
っていう時のWOWな気持ちの笑顔の伝染。
デジタルテクノロジーが
こんな風に優しい気持ちをPay Fowardしていけたら
世界はもっと優しくなれる。
技術が人の心を温めるって
こういうことなのかなって感じました。

夜はめっちゃ綺麗だと思いますが
でもエフェクト工夫すれば
朝でもとっても綺麗だし、朝だったら
お子様連れでも十分楽しめます。
常設展示だそうなので
どうぞ足をお運びください。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術