2017-04-15

一時帰国していました。そして原点に帰る。




私(たち)がギャラリーや美術館を巡るようになってから
あっという間に10年が経過しました。
何度も書いていますが
私が子連れで美術館、ギャラリーを巡るようになったのは
子供の教育とかなんでもありません。


私は日本的なママ友付き合いをこなせる自信が
全くなかったからです。
当然ママ友は出来ませんでした。
日本的なママ友付き合いを否定するわけではないです。
私には、どうしてもできなかっただけです。



しかし、いつまでも家に引きこもっているわけにもいきません。
だったら
子供 のころから好きだったけどぼんやりとして好きなだけだった
美術鑑賞を「真剣にやってみよう」と思ったのです。
出かける口実として。











ギャラリーMOMOは毎回一時帰国の際に伺います。
冷静を保っていますが行くたびに
実は正直泣きそうになります。なぜなら
ここは私を救ってくれたギャラリーの1つだからです。
もし、ここで「赤ん坊連れはちょっと。。」といわれたら
私はきっとここまでアートを見続けていなかったと思います。
いや、もしかしたら
息子と親子関係を構築できていなかったかもしれません。



ここをはじまりとして
私たちは数多くの数多くのギャラリーを訪れ
沢山のアートに関わることで
私は人生を救っていただきました。
そして私たちには沢山の「帰る場所」が出来ました。






当時は「子供連れで美術鑑賞なんて!」と匿名でお叱りをうけることもありました。
私たちの様子をネット上で観て
「大人の都合で(子供らしい遊びもさせないで)美術鑑賞に連れ回している」と
批判しているつぶやきをみて凹んだりもしました。
子供らしい遊びをもっとさせてあげてください!運動させてあげてください!
と匿名でコメントを下さる方もいました。



1日は24時間あって私たちは別に美術館に住んでるわけじゃないのにね。



私は実は言葉の応酬がとても苦手です。
特に激しい言葉(それを本音という言葉に置き換える人がいますが)を
直接ではなく オープンな場所でいきなりぶつけてくる人が
とても苦手です。


正義の定義というのは
人それぞれ、状況によってかわるのに勇気があるなあと思います。
私はその定義を否定するつもりもないです。
定義についての話し合いをいきなり
公共でされるとびっくりしてしてしまう。


私は本当にダメ人間です。
だから間違いも沢山犯します。
注意されたりお叱りをうけることも沢山ありました。


私は美術に救いを求めました。
その救いの求め方は相当真剣にだったと思います。
だから好きなことだけを書き記してきました。
ここまで長く続けてきたので
最初は「素人」という言葉に逃げていましたが
最近はもう逃げることは止めました。
でも無理をすることも止めようと思います。
自分ができるフィールドでは
じぶんという立ち場に責任を持って
自分のペースで自分の好きなことを書き記していく所存です。


もしこれを読んで下さる方で
今、どうしようもなく辛い気持ちだったら
ぜひ美術館に足を運んでほしいと思います。
赤ちゃん連れで辛いという方でだったら
公共のアートスペースでもいいし
サイゼリアに飾られている絵でもいいです。
別に美術じゃなくてもいいんです。
映画館でも図書館でもいい。
何かが表現されてる場所にいってほしい。
そこで表現に身を委ねると
「自分が絶望している世界とは違う「別の世界がある」を
感じ取れるとおもうんです。
その絶望との分断の第一歩を踏み出すことができたら
きっと世界はかわります。


受け入れる努力なんてしなくていい。
許さなくていい。
別の世界があることを素直に感じればいいんです。



全ての表現者に深い感謝と敬意を。
私を救ってくれて本当にありがとうございます。
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