2016-01-30

森美術館「村上隆の五百羅漢図」を再訪しました。そして「芸術に救われるということ」について。


実は今週前半から日本です。
私事ですが父が亡くなりまして
その葬儀関係で緊急帰国しています。
すべて滞りなく終了したのでほっとしています。


そして今日は
森美術館「村上隆の五百羅漢図」を再訪しました。
私には来る理由がありました。
どうしても御礼がしたかったのです。

父はずっと具合がわるく、私は時間をみつけて
見舞いのために帰国していました。
シンガポールに戻ると
次の帰国時期を検討するわけですが
当初私は2016年2月の帰国を考えていました。
すると森美術館より
「森美術館・朝日学生新聞社コラボレーション
「小中学生プログラム「こども記者が行く!新聞づくりプロジェクト」」

というイベントのお誘いが!
なんだかこれに行くべきだろうという
感覚に目覚めた私は
9月に帰国したのですが12月に帰国を決めました。

そして帰国。施設に入っている父を見舞う際
十分時間を共有することができました。

年始になると容態が急変しました。
自分の状況もあり、1月は最終週のみでないと帰れなかった私は
とても歯がゆかった反面穏やかに時を見つめることができました。
12月にしっかり時間を共有できたからだと思います。
父はとても頑張ってくれました。
結果的に家族全員が集うことができ、通夜、葬儀ともとても穏やかでした。


今回、羅漢さんに導かれて
私は父との時間を持つことができました。
「芸術に救われる」を体感しました。


村上隆さんは
震災を体感して五百羅漢図の必要性を痛感し
制作を開始したと
キャプションに書いてありました。
五百羅漢図は様々な時代に制作されています、
日本は天災の多い国です。
羅漢さんは被害で傷ついた人々の心を
その度に救ってきたのだろうなと思います。


五百羅漢図の前に再び立つと
ああもう父の肉体はこの世に存在しないと
実感が湧き上がってきて涙がでました。
同時にこの羅漢さんをみるたびに
私は父との充実した時間を思い出せると確信し
守られているような充実感、安心感を
感じることができました。


こういう充実感を
様々な時代の人が感じていたのではないかと思います。
自ら体感した際
なんだか隣に父を通り越した遠い昔の面影を感じました。


本当に、本当に、本当に
ありがとう。



村上隆の五百羅漢図展」は3月6日迄です。
詳細は公式ホームページをご参照ください。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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