2015-10-11

【思うこと】「◯◯はこういうもんだ教に勇敢に挑んだ戦いが、明日ひとまず終わります。



東京都現代美術館で開催中の
おとなもこどもかんがえる ここはだれの場所?」が
明日終わってしまうと気がついて
なんだかとても寂しい気持ちになっています。


展覧会は本当に楽しかった。
2015-09-23
東京都現代美術館「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」を観てきました。


この寂しい気持ちは「空間の喪失」ももちろんなんですが

「「◯◯はこういうもんだ教」」との戦いはどうしてこれほどまでに苦しいのか

と見せつけられたというのもあります。



この展覧会は、開催当初からいろいろなことが
あったことを報道で見聞きしていました。多くの大人が

「子育てはこうあるもんだ」

という思考をこういう場にも押し付けてくるんだと
なんだかとても悲しくなりました。
私は現在子育て9年目。
親が親なので正直母親集団において
どうしていいのかわからずいつも困っていました。
一人で美術館に行くことで
気持ちを落ち着けていた部分がありました。



どんなやり方もそれは「あなたの方法」。
表現は自由。まずそこにある表現をみましょう。
これは子育てにそぐわない!とか叫ぶ前に
深呼吸して部屋全体を見てみましょう。

大きなホワイトキューブで感じてきた
様々な世界は
母親である私、そして私そのものの「存在のみを」肯定し
残りの思考を自由にしてくれました。

私は子育てにおいて本当に美術に救われてきたんです。
それがこのブログの原点でもあります。




私のような変わった人ではなくても
日本で、東京で子育てしていると

◯◯はこういうもんだ教

の強制布教に悩まされることは多いのではないでしょうか。



赤ちゃんがいる母親はこういうもんだ
男の子の子育てはこういうもんだ
幼稚園児がいる親のつきあいはこういうもんだ




布教者の考えるぼんやりとした「普通の人」は
◯◯はこういうもんだ教にとっては「神」。
神に導かれない者は
異教徒として弾圧される対象になっているのです。
(えらい迷惑な話です。。。)


今回の「ここはだれの場所?」はのちのち
日本の子育ての中の美術教育分野において
「◯◯はこういうもんだ教」に反旗を翻し
子育てにおいて自分たちの信念を貫こうとした


「日本美術教育界への島原の乱」


と位置づけられるのではないかと思います。

私個人はこのブログのおかげで
東京の美術界では「子供連れてうろうろするアート好きなおばさん」
という稀有なポジションをゲットさせて頂きました。
実際に足を運んでいる際にそんな私にたくさんのアートを愛するみなさんが
話しかけてくださいました。
しかしいろいろな誹謗中傷もありました。


「子供連れて美術館なんてよく行けますね」
(ほかのお客さんに迷惑だと思わないんですか?)

「子供に子供向け以外の美術ってわかるんですかね」
(あなたの趣味で連れ回してかわいそうだと思わないんですか?)

「子供は美術館じゃなくて公園いくべきだと思いますけどね」
(幼稚園の子と公園で砂遊びとかするべきだと思わないんですか?)

()は書き手の思考を想像してみました。
だって匿名だったから真相わからんのですよ。



「◯◯はこういうもんだ教」は私に

美術館は大人だけが行くもんだ
子供には子供用の美術環境だけに見せればいいんだ
子供は美術館みたいな場所じゃなくて公園行くべきだ

という思考を強く伝達してくることが多かったです。
私にとってはとても厳しいご意見でした。


相手の主張に対して反論するより
相手の意見と自分の意見を揃えて並べて
並びましたねーと笑いあうような世界を作りたい。
それぞれがバラバラだっていい。
そもそも人生統一されてるほうが少ないし
考えてみたらみんな全然違うんだら
自分の基準なんて押し付けてもしょうがない。



フードコートにて
ベジタリアンのインドの人のとなりで
ステーキ定食を食べていても
特にお咎めのないシンガポールで暮らしていると
「◯◯はこういうもんだ教」の◯◯が定義できないのことに
すぐ気がつきます。


そして


その表現もルールをもって向き合うことにより
双方がより自由になるってことを
日々実感しています。
その場で発せられた言葉、態度、表現。
いくら気に食わないからといって
破壊ありき、排除ありきでは何も始まらない。
たくさんのことを教えてくれました。

「◯◯はこういうもんだ教」に挑む戦いに挑む
勇敢な美術戦士が出てきていることにも感銘をうけました。
本当に頑張っていただきたいです。

2015-09-23
東京都現代美術館「ここはだれの場所?」展関連ワークショップ「アートの力で変身させよう!?「イタズラ・キッズ探偵団」」に参加してきました。




「◯◯はこういうもんだ教」に挑む戦いの展覧会は
明日閉幕します。
何度も書いていますが今回は図録がありません。
なので子供と一緒にみに行った時
いつもよりたくさんの写真を撮りました。
(写真撮影可です)
たくさんのご家族のリラックスした雰囲気は
写真を見返すたびにほっこりした気持ちにさせてくれます。



今後の課題としては
私のように子育てを体感中の人と
そうでない人の感じ方の違いが

衝突ではない形で感じ合えるような場

があればいいのかなと思います。
ものすごく難しいとは思いますが
数年前からしたら
こういう展覧会を実施することだって難しかったんだから
きっとできると思います。できるはずです。



明日までです。
ぜひ足をお運びください。
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theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

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