2014-08-23

「彼等は初デートの次、何を着て何を話して何を食べればいいのかすごく聞きたいのにどうして教えないだろう? ~日本の鑑賞層は初心者とコアなファンだけではないのに彼等の存在はなぜ見つめられないのか~ 」



久々コラム的なものを。


今日、横浜トリエンナーレを駆け足で
(本当に駆け足で!)観てきました。
始まってすぐの時間帯に横美に飛び込むと
そこには沢山の家族連れがいました。

引越前で非常に忙しい私は
今回は一人で鑑賞しに来ていました。
親子鑑賞の楽しさを体感してる私は
少しの寂しさと羨ましさにより
ついつい彼等を観察してしまいます。
親子層には大きく分けて2つのグループに別れていました。
それは

1:親子で思い出作り
2:夏休みの宿題対策

の様でした。
1のグループは引率してきた大人が
子供達を飽きさせないように
説明等をしているのですが
展示も後半になってくると大体だれてしまっていました。

2のグループは1とは違い積極性を感じました。
しかし美術館に来て、この積極性をどのように具現化して
宿題対策にするかビジョンが見えていない子も多いようでした。
そこで引率してきた保護者に相談するのですが
保護者はもっと解らない。

一見すると解り辛い「現代アート」のを前にして
数種類の気まずさが同居している様は
それはそれで非常に興味ぶかい現状でした。


でもですね
思ったんですけどね


なぜこういう団体さんにぴたっとくる
情報も人力的サポート等を
美術発信側が積極的に行わないんでしょうかね。



「ワークショップとかやってる」という声が聞こえます。
そうです最近の美術発信側(美術館やギャラリー)は
啓蒙活動が盛んになってきたと思います。でもそれって


初めて美術館に来る層か超コアな層


どちらかを対象にしたものばかりだと思うのです。
この時期は美術館、博物館を訪問する子どもは
とても多いと思います。
そしてそういう子の大多数は

「美術館に何度か足を運んだことがある子」

であります。
いわるるビギナーではありません。


女性ファッション紙を覗くと
「最初のデート」対策より
「2回目、3回目以降のデートの重要性」を解いています。
つまり
これは状況設定ももちろんなのですが
雑誌を手に取った人がどの層に所属してるのかを想像すれば
一番多い層が求める情報を発信すれば
その媒体は生き残れるからではないかと思うのです。


美術鑑賞に話を戻しましょう。
美術業界では。。。


「○○展を初めて訪れるあなたへ」は沢山あるんだけど
美術館には2回目、3回目という層に向かっての
投げかけやWSって本当に無いよなあと改めて感じます。
「美術館には2回目、3回目」が
鑑賞者の中に圧倒的に多いはずなのに
初めて美術館に来る層か超コアな層への
投げかけは沢山あるのに
彼等に帯する美術発信側からの投げかけって
本当に少ない。


これってこの場にいる人の中で
一番多い層をガチで無視してるってこと!?


なんかすごくもったいない。。。。
そしてこのガチ無視状態が鑑賞行為への大衆化を
妨げているのではないかしら。。。

でもこの無視は「存在に気づいていない」だけなのかも。
発信者側からすると
「だってアートだよ!いきなり好きになって当然でしょ!」
的な自信故かもしれません。


なので


このビギナーでも文化的にコアでもない私が
初心者でもコアでもない鑑賞者の気持ちを
もっと掘り起こしてみようと思いました。


美術館において
2度目、3度目のデートのプランとは
どんなプランになのか。
ここを具体化することで何かが変わるような
気がします。



ヨコトリそのもののレポートはのちほど。
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