2014-04-27
「幼い頃に博物館・美術館等を訪れていた子どもは訪れていなかった子どもより読解・数学・科学の成績が良い」という記事について考える。
先日こんな記事を見つけました。
幼い頃に博物館・美術館等を訪れていた子どもは訪れていなかった子どもより読解・数学・科学の成績が良い(米国) | カレントアウェアネス・ポータル
これに関して徒然と。
こんなブログをやってるので
「幼少教育の一環で美術館通いしてたんでしょ」
と本当によく言われます。
でもそんなことはないんです。
なぜなら私は子供を連れての公園が
とにかく怖くてしょうがなかったから、
っていうか
いわゆるママ友さんが
殆どいなかったからです。
でも家にいるなんてもっと出来ない。
つまんない。
そこで妊娠中から行っていた
美術館に目をつけてたわけです。
そんな経緯で子供が6〜7ヶ月の頃から
私は赤ちゃんを連れて
美術館に行くようになりました。
当時は本当に子供連れの人とかいなかったので
色々言われた時もありましたー。
「非常識!」とかね。
そういう人に対応するには
「私もこの子も楽しいんです!だって騒いでないし!?」
と態度で示す必要があったんです。
その為に何としてでも子供にこの状況を理解してもらわないと、
面白がってもらわないと困る!と私は必死に対策を考えました。
はい、正直最初は大人の都合でした。
私の我侭と言われてもしょうがなかったと思います。
もちろん公園に全く行ってなかった訳ではありません。
でも美術館にも博物館にも行きたかったんです。。
そこで子供が美術館や博物館で飽きないように
自分で出来る限り必死に準備しました。
行った時にはまわりの迷惑にならないように必死で対応しました。
この絵は、このしくみはどうしてここにあるのか、
何を伝えようとしてるのか。
当時1〜2歳の息子が分かるように
自分で必死に工夫して伝えたつもりです。
もちろん毎回上手くいったわけではありません。
お叱りを受けたことも当然ありました。
でも私は諦めませんでした。
そうしたらだんだんまず私が面白くなってきたんですよ。
そうですよねだって小さな子に分かってもらうためには
まず自分の中に目の前にある美術作品や
博物館の展示品を「説明できるように理解」しなきゃ
いけない。その為に自分なりに理解するように
努力する訳ですから。
そこで自分の中に自分なりの理解が産まれたら
そりゃ面白くなりますよね。
そうなると
息子のほうも面白さの鍵を自分なりに見つける方法が
分かってきたんですよ。
そうなると
どんどん二人で面白くなってきて
今度は美術館側からの発信にも
面白さがわかってくるようになったんです。
そして今ではふらっと行っても
子供も私もそれぞれの面白さを
自分で見つけられるようになってきました。
現在は子供のサッカーや学校等で
なかなか美術中心の鑑賞時間帯が取れないのですが
でも行ける時はとことん楽しんでいます。
そして成績も特に問題ないです。
読解も算数も科学も大好きです。
じゃあ美術館や博物館に行けば成績がいいってこと?
そんなに単純ではないような気がします。
学ぶことを好きになるかどうかは
満点等の成果もないとは言えないでしょうが
「面白さ」に気づけるか。
そこしかないと思うんです。
「これ超面白いから伝えたい!理解したい!」
という熱い気持ちになれるかどうか。
この熱い気持ちになる
きっかけを与えてくれる人との出会いって
すごく重要ではないかと個人的には思います。
私は「一緒に行ってほしい!」という自己都合から
面白さのきっかけに自分に気づき
そして気づいたから息子もその場の面白さに気づけたのかなと
個人的には思っています。。
美術館や博物館に「幼いから分からないでしょ」って幼少時に連れていかなくて
就学後になって連れて行ってやっぱ面白がってくれない
って嘆いてる大人のみなさーん。
言興味が持てないのは引率した大人が
「大人向けの説明、個別に説明しなくても読めるでしょ」
と連れていくだけになっていませんか?
子供達にもっと知りたい!って思わせてくれるような
きっかけを与えていますか?
そして理想は
引率する大人だけじゃなく
美術館、博物館側も一緒になって
面白くなるきっかけを館の中に
ばらまきまくることではないかと思うんです。
その為にはまず連れてく大人が楽しみたいですね。
学ばなきゃなんて思わなくていい。
楽しまなくっちゃです。
面白いと気づくきっかけをばらまく天才として
私が尊敬してるのが「さかな君」。
彼は総ての層に「面白さを気づくきっかけ」として
ああいうキャラなのではないかと
密かに尊敬をしています。
この記事、原文をまだ深く読んでいませんが
要約タイトルのみで誤解しないように注意が必要と思います。
美術館、博物館に「行けば学べる」のではありませぬ。
「学びたくなるきっかけ」を掴む方法を体験させる場所であるべきだと考えます。
少なくとも10歳迄の子供のためには。
なのでこのタイトルに対しての自分の見解は
「幼い頃に博物館・美術館等を訪れていた子どもは訪れていなかった子どもより読解・数学・科学の成績が良い」
を数多くの子供で立証したいのなら
美術館、博物館に「学びたくなるきっかけ」を与えてくれる
その場のプロでなおかつ超面白い人を沢山ウロウロさせてほしい!
であります。
「きっかけ」をばらまく大人を目指して
私も精進していきたいです。
まずは、かぶり物かな。
幼い頃に博物館・美術館等を訪れていた子どもは訪れていなかった子どもより読解・数学・科学の成績が良い(米国) | カレントアウェアネス・ポータル
これに関して徒然と。
こんなブログをやってるので
「幼少教育の一環で美術館通いしてたんでしょ」
と本当によく言われます。
でもそんなことはないんです。
なぜなら私は子供を連れての公園が
とにかく怖くてしょうがなかったから、
っていうか
いわゆるママ友さんが
殆どいなかったからです。
でも家にいるなんてもっと出来ない。
つまんない。
そこで妊娠中から行っていた
美術館に目をつけてたわけです。
そんな経緯で子供が6〜7ヶ月の頃から
私は赤ちゃんを連れて
美術館に行くようになりました。
当時は本当に子供連れの人とかいなかったので
色々言われた時もありましたー。
「非常識!」とかね。
そういう人に対応するには
「私もこの子も楽しいんです!だって騒いでないし!?」
と態度で示す必要があったんです。
その為に何としてでも子供にこの状況を理解してもらわないと、
面白がってもらわないと困る!と私は必死に対策を考えました。
はい、正直最初は大人の都合でした。
私の我侭と言われてもしょうがなかったと思います。
もちろん公園に全く行ってなかった訳ではありません。
でも美術館にも博物館にも行きたかったんです。。
そこで子供が美術館や博物館で飽きないように
自分で出来る限り必死に準備しました。
行った時にはまわりの迷惑にならないように必死で対応しました。
この絵は、このしくみはどうしてここにあるのか、
何を伝えようとしてるのか。
当時1〜2歳の息子が分かるように
自分で必死に工夫して伝えたつもりです。
もちろん毎回上手くいったわけではありません。
お叱りを受けたことも当然ありました。
でも私は諦めませんでした。
そうしたらだんだんまず私が面白くなってきたんですよ。
そうですよねだって小さな子に分かってもらうためには
まず自分の中に目の前にある美術作品や
博物館の展示品を「説明できるように理解」しなきゃ
いけない。その為に自分なりに理解するように
努力する訳ですから。
そこで自分の中に自分なりの理解が産まれたら
そりゃ面白くなりますよね。
そうなると
息子のほうも面白さの鍵を自分なりに見つける方法が
分かってきたんですよ。
そうなると
どんどん二人で面白くなってきて
今度は美術館側からの発信にも
面白さがわかってくるようになったんです。
そして今ではふらっと行っても
子供も私もそれぞれの面白さを
自分で見つけられるようになってきました。
現在は子供のサッカーや学校等で
なかなか美術中心の鑑賞時間帯が取れないのですが
でも行ける時はとことん楽しんでいます。
そして成績も特に問題ないです。
読解も算数も科学も大好きです。
じゃあ美術館や博物館に行けば成績がいいってこと?
そんなに単純ではないような気がします。
学ぶことを好きになるかどうかは
満点等の成果もないとは言えないでしょうが
「面白さ」に気づけるか。
そこしかないと思うんです。
「これ超面白いから伝えたい!理解したい!」
という熱い気持ちになれるかどうか。
この熱い気持ちになる
きっかけを与えてくれる人との出会いって
すごく重要ではないかと個人的には思います。
私は「一緒に行ってほしい!」という自己都合から
面白さのきっかけに自分に気づき
そして気づいたから息子もその場の面白さに気づけたのかなと
個人的には思っています。。
美術館や博物館に「幼いから分からないでしょ」って幼少時に連れていかなくて
就学後になって連れて行ってやっぱ面白がってくれない
って嘆いてる大人のみなさーん。
言興味が持てないのは引率した大人が
「大人向けの説明、個別に説明しなくても読めるでしょ」
と連れていくだけになっていませんか?
子供達にもっと知りたい!って思わせてくれるような
きっかけを与えていますか?
そして理想は
引率する大人だけじゃなく
美術館、博物館側も一緒になって
面白くなるきっかけを館の中に
ばらまきまくることではないかと思うんです。
その為にはまず連れてく大人が楽しみたいですね。
学ばなきゃなんて思わなくていい。
楽しまなくっちゃです。
面白いと気づくきっかけをばらまく天才として
私が尊敬してるのが「さかな君」。
彼は総ての層に「面白さを気づくきっかけ」として
ああいうキャラなのではないかと
密かに尊敬をしています。
この記事、原文をまだ深く読んでいませんが
要約タイトルのみで誤解しないように注意が必要と思います。
美術館、博物館に「行けば学べる」のではありませぬ。
「学びたくなるきっかけ」を掴む方法を体験させる場所であるべきだと考えます。
少なくとも10歳迄の子供のためには。
なのでこのタイトルに対しての自分の見解は
「幼い頃に博物館・美術館等を訪れていた子どもは訪れていなかった子どもより読解・数学・科学の成績が良い」
を数多くの子供で立証したいのなら
美術館、博物館に「学びたくなるきっかけ」を与えてくれる
その場のプロでなおかつ超面白い人を沢山ウロウロさせてほしい!
であります。
「きっかけ」をばらまく大人を目指して
私も精進していきたいです。
まずは、かぶり物かな。
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