2013-10-09
ミズマアートギャラリー「ジェーン・リー展「秘密の庭」」を観てきました。

ミズマアートギャラリーにて
「ジェーン・リー展「秘密の庭」」
を観てきました。
美術鑑賞ブログを書き始めてからもう6年以上。
ここまで続けていると
「出会い」的な何かをキャッチするのも
なんだか上手になってきます。
なんとなくチェックしていた
ジェーン・リーさんの個展が始まるのを
サッカーの練習中に気づきました。
ちょうど気候もすごくよかったので
これはチャンスと思い
練習後に出かけてみました。
シンガポールという土地は
最近ご縁があったりするので
すごく親近感があります。
ちなみいミズマアートギャラリーがある
GILLMAN BARRACKSも
訪問したことがあります。
2013-03-28
Gillman Barracks & Mizuma Gallery「Look East!2」を観てきました。
今回のジェーン・リーさんの展示写真を拝見した際
GILLMAN BARRACKSの雰囲気を
急激に思い出して
どうしても見に行きたくなったのでした。
そういう時に
「行くよ!」とすぐに応じてくれる
息子さんに感謝しながらいざ会場へ。

そこにはとても秘密にしたくない「秘密の庭」が
存在していました。
凹凸も含めてとても肉厚なんだけど
でも爽やかな風を感じさせる作品群には
清々しいさわやかさを感じます。

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素材であるはずの絵具が支持体から独立し、空間に「立体」として存在する― ジェーンの作品は、本来の型にとらわれない絵具やキャンバスの使い方、その可能性を追求することによって、慣れ親しんだ「絵画」のルールやメソッド、また「絵画」自体の構成や成り立ちを検証します。
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(以上展覧会ホームページより抜粋)

このような文章を事前に読んでいたので
正直非常に鋭角的なエネルギーが
全面に出ているのかな?と予想していたのですが
実際に作品の前にいると
とても優しいまなざしを感じます。
確かに驚くような手法が鏤められてるんだけど
でも全体ではとても暖かく、柔らかい。
体験出来ない世界が目の前に広がっているんだけど
とても暖かい。
この暖かさに癒されて頂きたいと思います。
こういう庭に
夢の中で実際に飛び込めたらいいのになあ
きっとすごく柔らかくて気持ちいいんだろうなあ
冷蔵庫から取り出したばかりのマシュマロみたいな感じかなあと
なんだか色々妄想していたら
息子はシンガポールのギャラリースタッフさんに
チョコレートを頂いていました。。。
習った英語を酷使して
自分の出来る範囲で一生懸命話しておりました。
偉いぞ。息子君。

素晴らしい空間でした。
次回はぜひシンガポールで作品を拝見させて頂きたいです、
11月16日迄。
月曜休館です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術