2013-10-07

「アンナの光」売却で「私が親子美術鑑賞を続ける理由」を思い出した。

0804_05.jpg

川村記念美術館が【所有していた】

バーネット・ニューマンの「アンナの光」が
海外の美術館に売却されてしまいました。


バーネット・ニューマン≪アンナの光≫ 公開終了のお知らせ



あの作品、そしてあの空間の大ファンだった者としては
とても悲しいです。
ブログを振り返ると熱い想いが
何度も記録されています。


2008-09-28
川村記念美術館を再訪しました




「観れなくなら教えてよ!」という声も
ネット上で数多く見受けられましたが
売却交渉という状況では正直仕方が無かったのかなとは思います。



うう、それにしても、残念です。
ニューマン展もありましたね。
これも素晴らしかった。

2010-10-01
川村記念美術館「アメリカ抽象絵画の巨匠 バーネット・ニューマン」を観てきました。



沢山の思い出を頂きました。
ありがとうございます。



今回の「アンナの光」の件で
私は自分がなぜ「親子美術鑑賞」をしているのか
改めて思い出すことになりました。それは



「美術作品を一緒に体感したという【共有体験】は決して無くならない」



からです。
建物がアクシデントで無くなることはあるかもしれません。
今回の「アンナの光」のように
所有場所が変更になることもあるかもしれません。
そもそも貸し出された作品だったら
元に返っていくことになります。
まさに一期一会。



しかし



どんな変化があっても
「素晴らしい美術作品を自分の目で見た」
という経験は決して消えません。



「アンナの光」が川村記念美術館でもう観れないのは
とても悲しいのです。でも
将来、息子がどこかの国の美術館で
「アンナの光」に再会したら彼はきっと



「ああ、僕はこの作品を何度も観た」



と思い出す事でしょう。そして同時に


転げ回って遊んだ芝生の感触や
吹き抜けのあるミュージアムショップの冷たい空気を



思い出すことでしょう。


そしてその時
彼が自分の新しい家族と一緒だったとしたら
自らの体験のように「いつの日かこの日の体験を思い出してほしい」
と思ってくれるんじゃないかな。



そうやって素晴らしい美術作品は
数々の共有体験を紡いでくれます。
近代現代の作品に限らず古代の作品では
おそらくこの紡ぐ想いは何百年も続いてきたということ。


そう思うと
今、悲しいことや辛いことがあっても
「みんな乗り越えてきたから大丈夫だよ」と
作品が私に話しかけてくれるようで
気持ちがふあっと前向きになれるのです。



これこそ「芸術の力」だと思っています。



なので私はいつも親子鑑賞に関しては

「帰り道を気持ちよく」

を考慮して頂きたいと思うのです。
思い出っていうのは大体気持ちよかったことしか思い出せません。
なので大人が子供を美術館に連れて行く時は
その点を一番重要視して頂きたいと思います。
下記リンク等が参考になれば幸いです。


2011-10-28
「子連れで芸術の秋」を楽しく過ごすコツを思い出してみる。
スポンサーサイト

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

comment

管理者にだけメッセージを送る

アクセスカウンター
カウンター
プロフィール

seina

Author:seina
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
Blogram
blogram投票ボタン
カテゴリー
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード
QR
ブログ内検索
RSSフィード
リンク