2013-09-07

東京都写真美術館「米田知子「暗なきところで逢えれば」」を観てきました。


東京都写真美術館にて

「米田知子「暗なきところで逢えれば」」

を観てきました。



考えてみると
近年色々な場所に出向くようになっています。
有り難いことです。
そして自分が色々な場所に出向くことによって
感じるアンテナが増えるようになってきた気がします。


どんなに暑いと言われても
どんなに寒いと言われても


やはりその場の空気を知ってるかどうかって
大きいなと思うのです。





しかし世界中どこでも行けるかっていうと
そんな人は存在しません。


じゃあわかり合えないのか。


それではあまりに悲しすぎますし
そんなことはないと思います。
じゃあどうするのかということでは
自分の経験から得たアンテナの感度を
どこまで広げられるかだと個人的には考えています。



文章から得た情報
実際に向き合う作品
自分の想像力
そしてアンテナ。



米田知子さんの今回の展覧会では
自分の感度のスイッチが入ったおかげで
ものすごくゆさぶられる展覧会になりました。



非常にシンプルな構図。
美しい風景。
そして伝わってくる空気。


作品対象の歴史、現状等の情報を得ながら
発信されるエネルギーにアンテナの感度をあわせます。
撮影された時、その場でかつて起きた歴史的な出来事、
そして
その場に居合わせた様々な人の気配を自分なりに感じ取ります。

特に最後の震災後の日本を撮ったシリーズは
自分の中の内部にどんどん入り込んできて
ものすごいエネルギーを使いました。
(自分も震災時に東京にいたからかもしれません)




自分がこの作品のどこに感度のアンテナをチューニング出来るか
そこがすごく大事なんだろうなあと思い始めました。


日本語というのは主語を省略しても通じます。
そして動詞の活用があるわけでもないので
主語を判断するのは聞き手の感度にかかるという
非常に難しい言語です。


なので私たちの感度のアンテナは
世界標準より少しチューニングが違う場所なのではと
想うことが多々あります。


ここで確認すべきことは
違うことは全然悪いことではないってこと。
どちらかが正しく
どちらかが正しくないわけではなく
それぞれ違うことを受け入れ
相手に響く様に伝えること。


今回はひとりでの鑑賞でした。
だから自分だけに集中出来たのかもしれません。
次回はぜひ息子と来たいなあと改めて思いました。




9月23日 ( 月・祝 )迄。
原則月曜休館です。
詳細は公式WEBをご参照下さい。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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