2013-08-18
東京オペラシティ アートギャラリー「アートがあればII ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」を観てきました。

東京オペラシティ アートギャラリーにて
「アートがあればII ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」
を観てきました。
今回の展覧会はとても気になっていました。
それは私が最近少し「アートを買う」ということが
身近になってきたからかもしれません。
今迄私はアートというのは
外で鑑賞するのものだと思っていました。
今まで何回かご縁があってアートを買ったことがありますが
それもご縁と可能な状況が掛け合わさるという
非常に希有なケースのみなんです。
なので個人コレクションってどんな感じで収集されるのか
とても興味がありました。
今回の展覧会は個人コレクションに焦点をあてているのですが
コレクションそのものに焦点をあてているような印象を受けました。
そして作品だけに注目すればするほど
作品の中にさまざまな場面が見えてくるのが
面白いなあと思いました。
確かに個人の生活って様々な場面で構成されていますもんね。
そして個人的に驚かされたのは「映像作品」のコレクションもあったこと。
映像作品のコレクションというのは
映像を楽しんでる鑑賞者側の感情まであわせてコレクションってことですよね。
個人的には凄く衝撃的でした。
息子は可愛がってくれる作家さんの作品が沢山見れて大満足。
本人も「僕もいつかアートを買うんだ!」と意気込んでおりました。
しかし
「みんな一生懸命作ってるって知ってるから
僕も一生懸命考えて買うんだ」
と話していたので
きっと吟味派のコレクターになりそうです。
今可愛がって下さってるギャラリストの皆様
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。
そして「倉庫」という存在をすごく気にしていました。
「倉庫」にある作品たちはそこで何を話しているのか
「倉庫から出てくる作品」「倉庫に戻される作品」はどんな気持ちなのか
すごく気にしておりました。
なので「倉庫」を所有しているコレクターの方で
もし息子に倉庫を見学させて下さる方がいらっしゃったら
ぜひご一報を頂きたくよろしくお願いします。
現在活躍中の作家さんの様々の年代の作品も楽しめる
充実した展覧会です。
ぜひ足をお運びください。
9月23日[月・祝]迄。
月曜休館です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術