2013-06-24

「美術館で騒ぐ子供はなぜ存在するのか」の考察と対策を徒然と。



前回のエントリを沢山の方々に読んで頂き
本当にありがとうございます。



せっかくなので子連れ美術鑑賞の最大の難関

「美術館で騒ぐ子供」

についての自分なりの考察と対策を書いてみようかと思います。



まずはじめに私自身は
この点に関して「寛容になってほしい」という意見ではないことを
表明させて頂きます。
子連れ鑑賞を6年以上やってるのから寛容派と思われがちなのですが
どちらかと言うと厳しいほうだと思います。

そこで自分の体験談、目撃談を踏まえて
「なぜ美術館で騒ぐ子供がいるのか」を自分なりに考察したいと思います。




「子供が騒ぐ」原因というのは大きく分けて2つに分類されると私は思います。

1)体感的原因
2)心理的原因

です。




1)の体感的原因なのですが美術館においては実は重要です。
美術館って外気と気温差がとても激しいのです。
幼少の子は親が服装を決めることが殆どです。
そこでその外気温との違いを考慮しないまま
展覧会の会場に入って気温差で不快になるというのは
よく見かけるパターンです。
暑いのに脱がせてもらえなくて不快で泣いちゃうっていう子をよく見かけます。
美術館内で愚図ってしまった子がいたら
ぜひ服装チェックしてあげて下さい。




2)心理的原因はここで2つに分類されると思われます。

2)ー1 動的要因
2)ー2 静的要因



2)ー1 動的要因

なぜ自由に走ったりしてはいけないのか、なぜ作品に触れてはいけないのか
分からないまま行動の規制をかけられることに心理的負担を感じて
心が混乱してしまうケースです。
これは乳児以降に多く見受けられると感じます。



美術館の作品になぜ触れないのか。
美術館内でなぜ走ってはいけないのか。



ここを引率者がちゃんと説明すること。
ここが大事だと思います。
うちは「作家さんが一生懸命作ったからここにあるの、だから触らないで見ようね」
という声かけをいつもしていました。
保育園や幼稚園で工作をするようになると
この声掛けは有効な子にはかなり効きます。


なぜ大声はいけないのかは
心理的対話の妨げになるというのを
分かりやすく伝えるべきなんですが
うちの子のケースはここは正直なんとなく出来てしまったので
決め台詞がありません。すみません。
なぜ美術館で話してはいけないのかは
美術館側にアンケートをとってみたいなといつも思っています。


この外的要因が原因が多いなというお子さんと
一緒に行く時は
空いてる時間帯か外国からのお客様が多い時間帯を意識して
美術館の来訪時間を決めるのをオススメします。

すごく細かいのですが
各国の休日早見表をチェックしてこの時期外国からの観光客を予想して
美術館に行く日を決めたりしました。

世界各国の祝日の表(注意:2004年なので古いです)





2)ー2 静的要因


これは私は乳児から幼児すべての子供に通じると思うのですが
引率者が「ここになぜあなたといたいのか」を伝えていない等が
この静的要因に該当すると思います。。
「なぜここに静かにしていなくてはいけないのか」を伝えず
静寂、停止を強要されれば子供は心理的ストレスを感じます。
大人だけ見たいのなら子供がそこにいる意味がありません。
子供からしたら自分がここにいる意味がない=我慢の強要です。
我慢は子供は苦手です。
我慢の強要は反抗に、つまり声を出したり勝手に歩いたりにつながります。



ここで勘違いに注意!は
理由において必要なのは「明確化( わかりやすさ )」です。
深い浅いは関係ありません。



あなたとこの絵のここの点が見たかったの。
だってあなたが○○好きじゃない!



この想いが子供に伝わればいいんです。
ここは大人の腕の見せ所です。
熱い想いを一緒に行く子供にぶつけて下さい。
その思いが伝わればそれは素晴らしい思い出になります。

具体的プレゼンのオススメ方法といえば
事前に展覧会のちらしで予習することですね。
そして子供の食いつきのいい展覧会から行ってみるとか。
楽しいですよ。




「美術館行きたいけど子供が騒いじゃったらどうしよう」
とドキドキしてるお父さんお母さんは
騒いでしまった時、原因は何かを分析出来れば
早急に対処できるような気がします。



ただですね。
私も経験あるからすごく分かるんですが子供って

「なんでそんな態度なの!!!!」

ってこっちがブチ切れそうになる時ってあるんですよね。
理由とか関係なく泣く、わめく、やさぐれる。
そういう時ってあります。すごく分かります。


そんな風にうわーってなってしまったら
さっさと会場から出ましょう。
入場料もったいないって気持ちは捨てて下さい。
悲しい思い出まで転がってしまうと
美術館そのものが嫌になってしまいます。
まずは一旦離れましょう。





そして


そういう体験をしないで済むには
どうしたらいいの。。。
事前に何かできないの。。。。
というお父さんお母さんには


昔のエントリーですがかつて私がどうしていたかを書いたエントリーがあります。
お時間のある時にでもぜひご一読下さい。


2009-05-21
子供と一緒に美術館を楽しむコツを教えて下さい


2011-10-28
子連れで芸術の秋」を楽しく過ごすコツを思い出してみる。
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