2013-04-29

アーツ千代田3331 1F メインギャラリー特別企画展 「祭礼図巻にみる江戸の粋「江戸っ子だってねぇ」「神田の祭よっ」関連イベント「落語『練成寄席』」を観てきました。


アーツ千代田3331 1F メインギャラリーにて

特別企画展 「祭礼図巻にみる江戸の粋「江戸っ子だってねぇ」「神田の祭よっ」
関連イベント「落語『練成寄席』」




を観てきました。


我が家の息子さん。
いわゆる派手目のルックスなのですが
なぜか古典芸能をこよなく愛しています。
歌舞伎や狂言が大好きですし
浮世絵や日本画も大好きです。
そんな息子さんがぜひ生で観たい!と話していたのが
「落語」。ただなかなかいい日程&環境が見つけられなくて
生で観るチャンスに出会えませんでした。
そんな時いつもお世話になってるアーツ千代田3331さん開催の
「祭礼図巻にみる江戸の粋」展で寄席イベントがある!と伺い
思わず申し込み親子で出かけてみました。


いつも楽しませて頂いている3331の1Fメインギャラリー。
こちらの中での落語。
はてどんなイベントになるのやら楽しみです。


それにしてもホワイトキューブで拝見する古典芸能ってのは
なんか世界が異次元空間で面白いですね。
私あまり幽霊とか信じませんがなんとなくどこからか
見にきてる?みたいな感覚を感じたりして
すごく新鮮でした。



まずは太神楽。
こちら私たち世代が子供の頃よく観た
海老一染之助・染太郎さんですよねーとか考えながら
はっと気がつきました。


「この子こういうの観るの初めてじゃね???」


そうなんです我が家は基本テレビを観ない家。
お正月なんて特にテレビなんてサッカーの試合位しか観ない。
うわーテレビで何度も観たことがある私がこんなにときめいてるのに
初めて間近で観たらどんな感じなのかしら!!!


演目中息をするのを忘れていました(^^;)。
瞬きをするのも忘れてたんじゃないかしら。
ただ以前と違い家ですぐ真似をしなくなったのが
大人になったのうって思いましたねー。
以前旧歌舞伎座で「忠臣蔵」を拝見した時は
帰宅後暫く家の中で細長いものが飛び交うことになりましたんで(^^;)。



近くで観ると迫力が違いますね。
特に音。音の迫力はテレビでは分からないです。
びっくりしました!



そして寄席へ。
今回の出演の落語家、柳家小袁治さんは生粋の神田っ子、しかも
練成小学校(アーツ千代田3331の建築物は元小学校)の卒業生なんだそうです。
今回は「旧練成中学校」の練成同窓会清風会との合同企画として
発案となったこの寄席。客席もとても穏やかでした。



さて、落語を拝見する際
覚えておくとより楽しめるのが構成。
落語には実は本題のネタに入るまでの導入部分「枕」があります。
枕とは何か。ウキペディアで検索してみましょう。
-------------------
本筋に入る前に演目に関わりのある小話が語られ、これを「枕」という。これの果たす役割は、小話で笑わせて、本題の前に聴衆をリラックスさせる、本題に関連する話題で聴衆の意識を物語の現場に引きつける、落ちへの伏線を張る、などが挙げられる。古典落語の演題の中には、現在では廃れてしまった風習、言葉を扱うものがあり、それらに関する予備知識がないと、話全体や落ちが充分に楽しめないことがあり、枕がこの目的にあてられることも多い。
-------------------
この枕の存在を知らないと
落語という「芸」がいつはじまって終わるのか
全く分からない状態になってしまいます。
なので息子にもこの構成を話しておきました。



さあ実際の落語でしたがとっても楽しかったです!
40分程のお話でしたがとても引き込まれました。
ただ枕の話題が子供にはちょと難しかったかな。
なので彼からすると疑問を全く解決せず
話が展開していくのがちょい不満だった様です。
でもそういう不満を全部終わった後に「話せる」というのは
ああ息子さん成長したなあと感じました。


今回の演目は「百川」。

田舎者の百兵衛が、料亭、百川に奉公に上がった当日のお話です、
女中さん達がお店に出れない時に呼びがかかったので
羽織りを来たまま客の注文を聞くことになりました。
訛りのつよい百兵衛と河岸の若い衆とのやりとりからはじまる
楽しい勘違いの連鎖が面白いお話です。


実際に聞いてみたい方は柳家小三治師匠の動画がありましたんで
こちらをどうぞ。
2:02あたりから音声のみではじまります。




改めて生で拝見すると
「話芸」ってすごいなって思います。
怒鳴るわけでもないのに
オーバーアクションでもないのに
心の奥底から可笑しい。

そういう可笑しさを実体験で
どんどん味わう人生を謳歌したいしてもらいたいなー
ってなんだかとても前向きな気持ちになりました。

きっと終わった後こういうすっきりとした気持ちになれるから
この落語という芸能は昔々の江戸時代から
ずっと楽しまれてきたんだろうなーって
とても幸せな気分になりました。




沢山のワークショップが開催されるのもこちらの展覧会の特徴です。
「祭りは人が作る」ってことなのかな。
沢山の人との交流、想いの共通から
祭りは作られるということなのでしょうか。
これから参加可能なWSは下記です。



解説『映像記録解説・昔の神田祭』

解説『神田祭の舞台裏は?』

町歩き『神田日和・スケッチ町歩き』

町歩き『神田明神界隈を歩く』




ぜひ足をお運び下さい。
そしてぜひ参加して下さい。
楽しそうですよ(^^)



5月19日(日)迄。
原則火曜日休館です。
詳細は公式ホームページをご参照下さい。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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