2013-04-21
H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI「飯沼英樹「カデンツ サーカス デカダンス」」を観てきました。

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIにて
「飯沼英樹「カデンツ サーカス デカダンス」」
を観てきました。

アートフェア東京でも素敵な作品を展示されていた飯沼さん。
ナント国立美術大学(フランス)に入学後はヨーロッパ各地にて個展やグループ展に出品を重ね、
長らくヨーロッパで活躍していた木彫作家です。

とても気が強い「今を生きる女性」をとても生き生きと作品に仕上げて
いらっしゃいます。
強気で、傲慢で、肉厚で、でもちょっと繊細で。
今を生きる女性達の実情が
そこに現れているような感じがします。


今回新しい試みとして
モデルさん
ヘアメイクさん
洋服
装飾品
それらを自分で選び、
ポージングを含め、
「私の彫りたいイメージの写真を自分達で撮影」して
作品と一緒に展示という手法を取っておられました。
写真と比較すると
人間のモデルさんのほうが
人間だから人間らしいはずなのに
(あれなんか日本語変?)
木彫りの作品のほうが
人間の感情がダイレクトに出ていて
とても人間らしい事に驚かされます。

そしてその子らしさを存分に出せるのが
この「ショップの前」という状況設定。
「ねーねーちょっと待ってよ!!!」
「このジュエリーあたしに買われたがってる!!!」
「(だから買いなさいってば)」
って全部言いたいけどでも全部は言えなくて
ちょとツンデレモードなんですが何か的な
まさに今の女の子表していて
そういう子が窓を見たら
「え!これあたしのこと!?」
って思わず呟いちゃいそうな
リアル感に溢れていました。

その日はサッカーの夜間練習があったので
伺ったのは練習前。丸の内の超おしゃれな場所に
グランドコートで現れて本当にすみませんでしたー。
撮影もさせて頂きとても楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
5月23日迄。
無休です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術