2013-04-06
Art Center Ongoing「じゃぽにかぱみゅぱみゅのじゃぽにかぱみゅぱみゅーじあむ☆」を観てきました。

Art Center Ongoingにて
「じゃぽにかぱみゅぱみゅのじゃぽにかぱみゅぱみゅーじあむ☆」
を観てきました。
「じゃぽにか」とは何か。
公式FBにはこんな文章が。
アートシーンの脳天ピーカン集団 Japonicaが、ついに謎のベールを脱ぐときがやってきました。2002年の結成から一貫した姿勢で「クールじゃぽにか」を体現してきた、悪意と機智が同居するオリジナルぱみゅぱみゅワールドを是非とも目撃してください!!
そしてメンバーの一人である村山悟郎さんの呟きも気になったので
練習前に出かけてみることにしました。
注釈:ここからは書き手が書いたtweetを【土台にした】文章になります。

結論から言うととてもハードルが高かったです。
息子は
「僕に向って全然お話しないアートだった。
分からないだろ?って意地悪すら言ってくれない感じ。
僕はそういうのもアートらしいって何となく感じるけど
そう思わない人は怒っちゃうかもね」
なんてまあ的確な感想。。
私は作品鑑賞中図録でしか読んだことがない
Chim↑Pomの初期の展覧会を思い出していました。
クラブ的でもあり内輪なパーティー。
彼等だけが解る言葉はとても遠かったです。
そんな中「遠さ」の心地よさを比較的安易に共有出来たのが
映像作品「ジャポニカTV」だったような気がします。
「「対象を設定して揶揄する行為」を揶揄する」行為。
この行為は裏の裏、つまり表になるのかという問いかけなのか
「万引きが銀行強盗を批判」のような地獄へ道触れ的な悪魔のささやきなのか
どちらなのかは私にはよく分からなかったです。
まあ分からなくても面白かったから良しとします。

ここでこんな声も聞こえてきます。
内輪で分かるネタがARTなのかよ!
分かんなくてどうすんだよう!
確かに、そういう意見もあるかもしれない。
しかしSNSやUSTで内輪話を世界に安易に発信出来る昨今
何がARTかは発信する側の自信から始まる訳ですよね。
「受け止める側が試されてる」行為は
既に日常的なのかもしれません。
我々が気がついていないだけで。

息子さんは「突き放し感」に戸惑いながらも
それはそれ、これはこれ。ケセラセラ的な感じで
のんびりと鑑賞していました。
1階のカフェで頂いたお茶美味しかったです。
ちなみにこちらの展示は入場料制。
チケットにはお茶が1杯ついています。
4月7日迄。
こちら4月6日にイベントがあります。
3331 ART COLLECTOR FAIRにも所蔵作品を展示されてる
武内竜一さんがゲスト。
竜にーさんは親子でお世話になってるとても頼れるアニキです。
この日はなかなか濃いお話が聞けそうです。
【トーク&パフォーマンス「じゃぽにかと遊ぼう!!」】
4月6日(土)18:00~
ゲスト:武内竜一氏(アートコレクター)
1000円(1ドリンク・入場料込)
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術